2020年3月19日、群馬県高崎市にある綿貫観音山古墳の出土品(3,346点)が国宝に指定されることが決定しました。
綿貫観音山古墳は、古墳時代となる6世紀後半に造られた100mほどもある前方後円墳でして、出土品の内容が多種多様で、中国大陸や朝鮮半島とのつながりを示す学術的な価値が高いということで、今回国宝指定となったそうです。
群馬県では、群馬県太田市飯塚町で発見された「埴輪武装男子立像」(埴輪 挂甲武人)という、古墳時代の埴輪で唯一の国宝指定がされた埴輪がありますが、東京国立博物館に収蔵されているため群馬県で見ることはできません。しかし、今回の国宝指定は、全て群馬県立歴史博物館の収蔵品ということもあり、群馬県での美術工芸の国宝指定ということで、密かな盛り上がりを見せております(多分)。
そして、それを記念した展示企画が開催されることになりました。
第101回企画展示『綿貫観音山古墳のすべて』
サイトURL
開催場所:群馬県立歴史博物館 (群馬県高崎市綿貫町992-1)
会期 :2020年7月18日(土)~9月6日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 :月曜日(8月10日を除く)
入館料 :一般 700円/大高生 350円/中学生以下 無料
入館方法:事前予約制 (当日入館も可)
場所は、群馬の森にある「群馬県立歴史博物館」
大きめな駐車場もありますし、高崎駅からバスも出ています
入場制限の状況(空き状況)は、入ってすぐの場所で確認ができます
ホームページには、事前予約となっていますが、当日空きがあれば入場可能です
開催初日でも入場制限になっていなかったので、イベントや団体さんの入場さえなければ
大丈夫かと思います(心配な方は予約しましょう)
検温と健康状態申請書の提出、マスク・消毒の実施と
きちんと対策されていますので安心です
入口すぐにお出迎えの「金銅鈴付大帯」
古墳時代の出土品とは思えないほどに美しいです
布につけられたスパンコールのような飾り
金銅半球形飾金具が沢山(125個・・・ではなく119個ですね)並びます
Q&Aの説明書きが非常に分かり易く、読んでから見直すと
見る視点も変わって楽しいです
鉄冑(てつかぶと)
太刀なども並びまして、興味深いです
第2部 倭国、珠玉の金工品世界 ~国宝・沖ノ島、藤ノ木古墳、そして綿貫観音山古墳~
似たような渡来品が発掘されている地域の展示品と比較をしています
金銅心葉形杏葉
他にも、辻金具、雲珠、飾金具など、キラキラした馬具が並びます
沖ノ島や藤ノ木古墳の国宝品の展示もありますが、そちらは撮影不可です
基本、博物館所蔵品は、全て撮影はOKなようで
お借りしたものは一部NGとなっていました
埴輪はどこかというと、常設展側の展示品です
想像以上に大きな埴輪が並びます
なんとも誇らしい感じもしますし、温かい感じがいいですね
常設展入口には、国宝決定の大きな看板が
折角なので、北に3.3㎞程にある実際の観音山古墳にも行ってみました
雨予報なので天気はどんよりしています(冒頭写真は別日撮影)
史跡観音山古墳
住所:群馬県高崎市綿貫町1752
見学:いつでも可
駐車場:観光バスも利用可能な駐車場有り
入口に「国宝決定!」ののぼりが沢山たなびいているため
これを見てより興味を持っていただけそうな予感
説明書きにある内容を見ながら、先ほどの展示を思い返すと納得度も高まります
古墳は、周囲を巡ったり、登ることもできます
石室見学は、当面の間休止とのこと
入れませんが外からも覗けますので、その綺麗なつくりを見ることができます
博物館展示では、家族連れの方がクイズラリーのようなものをされていましたし、子供たちも多く見学していました。
関越道(高崎玉村スマートIC)・上信越道(藤岡IC)からもすぐですので、これからの夏休み期間に一度ご覧になってはいかがでしょうか?
古墳人気が高まった折には、藪こぎで稼いだ古墳王国群馬・栃木フォルダーを開放したいです・・・。
綿貫観音山古墳は、古墳時代となる6世紀後半に造られた100mほどもある前方後円墳でして、出土品の内容が多種多様で、中国大陸や朝鮮半島とのつながりを示す学術的な価値が高いということで、今回国宝指定となったそうです。
群馬県では、群馬県太田市飯塚町で発見された「埴輪武装男子立像」(埴輪 挂甲武人)という、古墳時代の埴輪で唯一の国宝指定がされた埴輪がありますが、東京国立博物館に収蔵されているため群馬県で見ることはできません。しかし、今回の国宝指定は、全て群馬県立歴史博物館の収蔵品ということもあり、群馬県での美術工芸の国宝指定ということで、密かな盛り上がりを見せております(多分)。
そして、それを記念した展示企画が開催されることになりました。
第101回企画展示『綿貫観音山古墳のすべて』
サイトURL
開催場所:群馬県立歴史博物館 (群馬県高崎市綿貫町992-1)
会期 :2020年7月18日(土)~9月6日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 :月曜日(8月10日を除く)
入館料 :一般 700円/大高生 350円/中学生以下 無料
入館方法:事前予約制 (当日入館も可)
場所は、群馬の森にある「群馬県立歴史博物館」
大きめな駐車場もありますし、高崎駅からバスも出ています
入場制限の状況(空き状況)は、入ってすぐの場所で確認ができます
ホームページには、事前予約となっていますが、当日空きがあれば入場可能です
開催初日でも入場制限になっていなかったので、イベントや団体さんの入場さえなければ
大丈夫かと思います(心配な方は予約しましょう)
検温と健康状態申請書の提出、マスク・消毒の実施と
きちんと対策されていますので安心です
入口すぐにお出迎えの「金銅鈴付大帯」
古墳時代の出土品とは思えないほどに美しいです
布につけられたスパンコールのような飾り
金銅半球形飾金具が沢山(125個・・・ではなく119個ですね)並びます
Q&Aの説明書きが非常に分かり易く、読んでから見直すと
見る視点も変わって楽しいです
鉄冑(てつかぶと)
太刀なども並びまして、興味深いです
第2部 倭国、珠玉の金工品世界 ~国宝・沖ノ島、藤ノ木古墳、そして綿貫観音山古墳~
似たような渡来品が発掘されている地域の展示品と比較をしています
金銅心葉形杏葉
他にも、辻金具、雲珠、飾金具など、キラキラした馬具が並びます
沖ノ島や藤ノ木古墳の国宝品の展示もありますが、そちらは撮影不可です
基本、博物館所蔵品は、全て撮影はOKなようで
お借りしたものは一部NGとなっていました
埴輪はどこかというと、常設展側の展示品です
想像以上に大きな埴輪が並びます
なんとも誇らしい感じもしますし、温かい感じがいいですね
常設展入口には、国宝決定の大きな看板が
折角なので、北に3.3㎞程にある実際の観音山古墳にも行ってみました
雨予報なので天気はどんよりしています(冒頭写真は別日撮影)
史跡観音山古墳
住所:群馬県高崎市綿貫町1752
見学:いつでも可
駐車場:観光バスも利用可能な駐車場有り
入口に「国宝決定!」ののぼりが沢山たなびいているため
これを見てより興味を持っていただけそうな予感
説明書きにある内容を見ながら、先ほどの展示を思い返すと納得度も高まります
古墳は、周囲を巡ったり、登ることもできます
石室見学は、当面の間休止とのこと
入れませんが外からも覗けますので、その綺麗なつくりを見ることができます
博物館展示では、家族連れの方がクイズラリーのようなものをされていましたし、子供たちも多く見学していました。
関越道(高崎玉村スマートIC)・上信越道(藤岡IC)からもすぐですので、これからの夏休み期間に一度ご覧になってはいかがでしょうか?
古墳人気が高まった折には、藪こぎで稼いだ古墳王国群馬・栃木フォルダーを開放したいです・・・。
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