と、ウロウロしながら遊んでいましたが、7時30分までこのまま何もしないで時間を過ごすのも勿体ないので、知床自然センター奥の遊歩道からフレペの滝を目指すことにしました。片道20分の散歩道ですから、念のために熊鈴を付けていけば大丈夫でしょう。
ここまでくると、奈良公園の鹿状態
もはや野生とは呼べないような気がします
遊歩道とはいえ、朝早くの誰もいない道というのは、ドキドキします
5分ほど歩くと、開けた場所に出てひと安堵
と思ったのもつかの間、身体が凍りつく瞬間・・・
岩だよね・・・
到着した場所は・・・ええっと・・・鹿牧場?
それは、もうわんさか鹿だらけ
誰も居ない林の中をチリンチリンという音に勇気をもらいながら、歩くこと10分程で広場のような場所に出ました。そこでは、沢山の鹿が草を食んでいるのですが、その光景は、さながら鹿牧場。朝だけの特別な風景なのか、それとも観光用に常駐でもしているのか分かりませんが、出来れば朝だけの特典だといいのになと思ってしまいます。目的のフレペの滝は、展望台がある突端から見えるようです。覗いてみると、崖の間からチロチロと流れている滝らしきものが見えますが、それがフレペの滝のようでした。と、いまいち感動は薄かったのですが、それは、
眺めている崖にいる鹿の存在が気になって仕方ないんです
慣れていると分かっていながら、こんな場所で活動して大丈夫なのかとハラハラしてしまいます
景色はどこを見ても、絵になる場所ばかり
もうすぐ知床自然センターに戻れると安心したところで、再び心臓バクバク
わざととしか思えない・・・
再び道の駅に戻ります
あれが羅臼岳でしたかね
巨大タコ、襲来
道の駅に戻り少しの間だけと仮眠をしていたら、かけていた携帯目覚ましが携帯の電池切れで鳴らなかったようで、そのままずっと眠りにつくことに・・・。しかし、流石にこういったトラブル・ハプニングには強い(?)ようで、ギリギリ予定時間前に目が覚めるという奇跡が・・・とはいえ、時間を見て慌てて目的地に走ります。
今回の締めは、朝いちの便で知床観光船『おーろら号』で出航です
これは、海から知床を見るツアーで、コースは、2種類ありますが、残念ながらこの時期は、知床岬までは行けませんので、硫黄山までの一時間半のツアーが楽しめます。一人/3100円という料金はリーズナブル・・・とは言い難いですが。
朝いちでしたが、ツアーの観光バスも来ていたので、乗客が少な過ぎて船員さんに気を遣うことも無さそうで安堵。そこそこの人数を載せた船は、8時15分に出航です。
出航後しばらくは、ついてくるカモメ達のアクロバティックな活躍で笑いと感嘆に包まれていました
朝にいたのは、あの上だなぁ・・・とシミジミ
フレペの滝
これがカムイワッカの滝?!
解説を聞きながら船の上から見ているだけですが、片道45分は丁度良い時間配分だったようで、意外に飽きないものでした。山ヤの皆さんも興味があり知床連山や以前レポしたカムイワッカの滝もありました。
そうそう、『カムイワッカ湯の滝』は、夏限定(7月13日(月)~9月20日(日)昼間のシャトルバスのみ)となっていて今の時期には行くことは出来ません。しかも、安全対策上、今では一の滝(100m)までしか行くことが出来なくなってしまったそうです。まぁ、普通の観光客があの滝を登る危険性を考えれば、当然の対応かもしれませんが、ちょっと残念ですね。そのあたりの滝つぼですと30℃程度にしかならないそうですから、温泉というより少しだけ温かい水ですから、夏でも寒そうですね。
※ その頃のお話は、『北海道旅行その1:カムイワッカ探検隊 vol.1』からどうぞ・・・って、もう5年前の話。例の巨大な滝は登れないんですね。
報告ついでにもう一つお知らせです。
道道知床公園線の『知床五湖~知床大橋』は、落石防止工事のため通年通行止となっています。そのため、硫黄山登山口は利用できなくなっております。徒歩での利用も禁止です。
さらば知床
カポー
やはり気になるオロンコ岩
アイヌ語で『そこに座っている岩』という意味だそうです
気になっていたオロンコ岩ですが、なんと登ることが出来ることを知り、今回の締めの締めとして登ってみることにしました。今回も、山登りなどのハードな行動を含めていなかったこともあり、息がちょっと上がる位には登りがいがありました(運動不足ですね)。山頂は、ちょっとした遊歩道になっており、先程まで見てきた知床の自然を目に焼き付けたのでした。
上り口は、ちょっと分かり辛い裏側にありました
先程乗っていた船を見下ろします
60mとはいえ結構高いですね
知床八景の一つ:オロンコ岩
上の鳥は、本物ですよ
前回の八景といい、日本人は、本当に『八』が好きですね
知床八景は、以下の通り
『オシンコシン展望台』『オロンコ岩』『プニユ岬』『フレペの滝(乙女の涙)』
『知床五湖』『カムイワッカ湯の滝』『知床峠』『夕陽台』
ゴジラ岩・・・確かに
街との違和感がたっぷりです
りりしいカポー
降りてみると、こんな温泉がありました
『ゴジラの手湯』
利用させていただいた道の駅の併設施設として、観光案内所がありましたので、情報収集がてら(もう帰るというのに)入ってみます。北海道らしいスケールの大きな展示に感心。見て楽しめる上に、詳しい説明が必要であれば、パネルを読めばより納得出来る。なかなか展示としては完成度の高さを感じました。
とにかくスケールともども大きかったです
やはり最適期は夏のようで、あちこち制限や規制がかかっていました。ただ、この時期でしか見ることの出来ない景色や出来事も多々あったと思われましたので、あまり人気の無い春先ですが、一度お越しになってはいかがですか?
さて、これから帰らないとなんですよね・・・やれやれ。
<おまけ>
知床からの帰り道。前日は、時間外であったために中に入れなかった、道の駅「しゃり」に立ち寄ってみました。他の道の駅ではメインとなっている売店は、隣の施設のようでして、こちらは、コミュニティセンターのような利用のされ方をしているようでした。何も無いので、トイレに行ってから移動するかと思ったその時、その看板の前で立ち止まってしまいました。
気になる・・・
ここまでくると、奈良公園の鹿状態
もはや野生とは呼べないような気がします
遊歩道とはいえ、朝早くの誰もいない道というのは、ドキドキします
5分ほど歩くと、開けた場所に出てひと安堵
と思ったのもつかの間、身体が凍りつく瞬間・・・
岩だよね・・・
到着した場所は・・・ええっと・・・鹿牧場?
それは、もうわんさか鹿だらけ
誰も居ない林の中をチリンチリンという音に勇気をもらいながら、歩くこと10分程で広場のような場所に出ました。そこでは、沢山の鹿が草を食んでいるのですが、その光景は、さながら鹿牧場。朝だけの特別な風景なのか、それとも観光用に常駐でもしているのか分かりませんが、出来れば朝だけの特典だといいのになと思ってしまいます。目的のフレペの滝は、展望台がある突端から見えるようです。覗いてみると、崖の間からチロチロと流れている滝らしきものが見えますが、それがフレペの滝のようでした。と、いまいち感動は薄かったのですが、それは、
眺めている崖にいる鹿の存在が気になって仕方ないんです
慣れていると分かっていながら、こんな場所で活動して大丈夫なのかとハラハラしてしまいます
景色はどこを見ても、絵になる場所ばかり
もうすぐ知床自然センターに戻れると安心したところで、再び心臓バクバク
わざととしか思えない・・・
再び道の駅に戻ります
あれが羅臼岳でしたかね
巨大タコ、襲来
道の駅に戻り少しの間だけと仮眠をしていたら、かけていた携帯目覚ましが携帯の電池切れで鳴らなかったようで、そのままずっと眠りにつくことに・・・。しかし、流石にこういったトラブル・ハプニングには強い(?)ようで、ギリギリ予定時間前に目が覚めるという奇跡が・・・とはいえ、時間を見て慌てて目的地に走ります。
今回の締めは、朝いちの便で知床観光船『おーろら号』で出航です
これは、海から知床を見るツアーで、コースは、2種類ありますが、残念ながらこの時期は、知床岬までは行けませんので、硫黄山までの一時間半のツアーが楽しめます。一人/3100円という料金はリーズナブル・・・とは言い難いですが。
朝いちでしたが、ツアーの観光バスも来ていたので、乗客が少な過ぎて船員さんに気を遣うことも無さそうで安堵。そこそこの人数を載せた船は、8時15分に出航です。
出航後しばらくは、ついてくるカモメ達のアクロバティックな活躍で笑いと感嘆に包まれていました
朝にいたのは、あの上だなぁ・・・とシミジミ
フレペの滝
これがカムイワッカの滝?!
解説を聞きながら船の上から見ているだけですが、片道45分は丁度良い時間配分だったようで、意外に飽きないものでした。山ヤの皆さんも興味があり知床連山や以前レポしたカムイワッカの滝もありました。
そうそう、『カムイワッカ湯の滝』は、夏限定(7月13日(月)~9月20日(日)昼間のシャトルバスのみ)となっていて今の時期には行くことは出来ません。しかも、安全対策上、今では一の滝(100m)までしか行くことが出来なくなってしまったそうです。まぁ、普通の観光客があの滝を登る危険性を考えれば、当然の対応かもしれませんが、ちょっと残念ですね。そのあたりの滝つぼですと30℃程度にしかならないそうですから、温泉というより少しだけ温かい水ですから、夏でも寒そうですね。
※ その頃のお話は、『北海道旅行その1:カムイワッカ探検隊 vol.1』からどうぞ・・・って、もう5年前の話。例の巨大な滝は登れないんですね。
報告ついでにもう一つお知らせです。
道道知床公園線の『知床五湖~知床大橋』は、落石防止工事のため通年通行止となっています。そのため、硫黄山登山口は利用できなくなっております。徒歩での利用も禁止です。
さらば知床
カポー
やはり気になるオロンコ岩
アイヌ語で『そこに座っている岩』という意味だそうです
気になっていたオロンコ岩ですが、なんと登ることが出来ることを知り、今回の締めの締めとして登ってみることにしました。今回も、山登りなどのハードな行動を含めていなかったこともあり、息がちょっと上がる位には登りがいがありました(運動不足ですね)。山頂は、ちょっとした遊歩道になっており、先程まで見てきた知床の自然を目に焼き付けたのでした。
上り口は、ちょっと分かり辛い裏側にありました
先程乗っていた船を見下ろします
60mとはいえ結構高いですね
知床八景の一つ:オロンコ岩
上の鳥は、本物ですよ
前回の八景といい、日本人は、本当に『八』が好きですね
知床八景は、以下の通り
『オシンコシン展望台』『オロンコ岩』『プニユ岬』『フレペの滝(乙女の涙)』
『知床五湖』『カムイワッカ湯の滝』『知床峠』『夕陽台』
ゴジラ岩・・・確かに
街との違和感がたっぷりです
りりしいカポー
降りてみると、こんな温泉がありました
『ゴジラの手湯』
利用させていただいた道の駅の併設施設として、観光案内所がありましたので、情報収集がてら(もう帰るというのに)入ってみます。北海道らしいスケールの大きな展示に感心。見て楽しめる上に、詳しい説明が必要であれば、パネルを読めばより納得出来る。なかなか展示としては完成度の高さを感じました。
とにかくスケールともども大きかったです
やはり最適期は夏のようで、あちこち制限や規制がかかっていました。ただ、この時期でしか見ることの出来ない景色や出来事も多々あったと思われましたので、あまり人気の無い春先ですが、一度お越しになってはいかがですか?
さて、これから帰らないとなんですよね・・・やれやれ。
<おまけ>
知床からの帰り道。前日は、時間外であったために中に入れなかった、道の駅「しゃり」に立ち寄ってみました。他の道の駅ではメインとなっている売店は、隣の施設のようでして、こちらは、コミュニティセンターのような利用のされ方をしているようでした。何も無いので、トイレに行ってから移動するかと思ったその時、その看板の前で立ち止まってしまいました。
気になる・・・
そんでもって、帰りの長ーーーい道中の心理&行程も知りたいんですけど。
知床大好き~
でも、この時期にふれぺのあたり早朝にひとりで散歩ですか? それ、クマにあいにいってるようなもんですよ。
五湖に向かう道路上で1頭(こちらは車なのでこわくない)、五湖の展望台から笹原で戯れる親子を目撃したことあります。
とにかくあそこはものすごい密集地域。五湖の遊歩道なんて、いつも熊目撃情報ありってことで閉鎖されてますもん。
よくぞご無事で。。。
ま、どこか陰からぢっと見てたんでしょうね。
まずそ
って。
ポテト理事会。
気になります。
コメント有難う御座います。
自分も山でそんな経験ありますね。特に、山頂標識や分岐標識が人に見えてしまったことは、数え切れません。今回は、本物でなくて良かったのですが、心の奥底では、ちょっと見掛けてみたい気はしてます。もちろん、こちらが一方的という条件ですよ(汗)。
K林さん、なかなかお目が高い(笑)。この後の記事も何故か書いてあるのですが、他の記事を書き始めてしまったので、有耶無耶になる予定でした。後で書いてみますかね。
知床大好きまきくまさんからのコメント、大変有り難いです。
そんな想定以上な場所だったとは…(汗)。無駄に好奇心を出さなくて正解だったようですね。自分、まずそうで良かったですよ。豊潤なビールでスクスク育ったあの方でしたら、食べられていたかもしれませんね。
>(こちらはまきくまなのでこわくない)
↑流石だなぁ…