2011年8月14日(日) 午後
埼玉から車で移動中。
今回は、1000円高速も終了してしまったこともあり、距離を伸ばせばそのままお金もかかります。明日からは、休日割引も利用出来なくなるので、このまま、九州まで一気に突入しても良かったのですが、向かう先の天気はどんどんと悪くなるばかりですし、何もしないで運転だけして1日を終わるというのは、車旅行の宿命とはいえ、やはり勿体無いということで、九州突入の手前で高速を降りることにしました。
下関ICで降りたところ、休日割引(50%)があって大体1万円しない程度。以前のどこでも1,000円と比べてしまうと、かかる時間も考えると少人数旅行でのメリットは少なくなっていますね。いいんです、ドライブ大好きですし。
高速を降りて最初に向かったのが、本州最西端「毘沙ノ鼻」。
本州の東西南北端の中では、一番簡単に到達が可能な日本の端っこです。下関市内から、大体車で1時間程度。国道191号線を北上していけば、案内の看板も分かり易くなっていますのし、怖い道もありませんので(ちょっとこの道でいいのか、走っていると不安になりますが)、地図が無くても到達できます。
・・・いや、それよりも下関ICを降りてから、国道9号→191号→バイパス→258号で高速入口に逆戻りをした上で、国道2号線というあらぬ方向に向かって大きくタイムロスしたのは・・・いい思い出です。まぁ、このご時世でもカーナビ無いですし、持っているのは、愛用のツーリングマップル(1:120,000)ですし、命綱である案内標識の地名が
見てもさっぱり行き先分かりませんし。 (゜Д゜;≡;゜д゜) キタハドッチダヨ...
・・・いいんです、ドライブ大好きですし。
そんなこんなありましたが、特に問題も無く(?)毘沙ノ鼻に到着です。
山口県下関市吉母字御崎:毘沙ノ鼻
駐車場は、思ったより広めにありまして20台以上停められるようです
曇り空で今にも雨が降りそうな天気でしたが、それでも海の先は綺麗ですね
この辺り、春は菜の花でいっぱいになるとか
最西端の地は、駐車場から200mほど
「開所時間」があるのかと疑問でしたが
駐車場手前にこのようなゲートがあるため
時間外は、入ることは出来なくなっているようです
最西端へは、きちんとした道となっていますので、観光ついででも大丈夫
この短い間でも数名の方とすれ違いましたので、なかなかの観光スポットなのでしょうか
こういった一番○○スポットは、日本人の方は好きですものね
広場に到着、ここが最西端
しかし、どこにもこの毘沙ノ鼻の名前の由来が無いんですよね。何なのでしょうかね?
こちらのミニ灯台オブジェが目印
撮影するならこちらでどうぞ
展望デッキからは、海と島々を眺められます
海無し県なので、広い海っていいですよねぇ
こちらは、春は桜も咲くそうで、そんな季節にも来てみたいですね
「長門なる 沖つ借島 奥まへて 我が思ふ君は 千歳にもがも」
万葉集で詠まれた歌碑が、展望台の脇にありました。
この「沖つ借島」が展望台から見えていた「蓋井島(ふたおいじま)」ではないか?ということで、建立されたとのこと。そんな昔に思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。
そうそう、到達証明書も発行頂けるそうです
市内でも発行している場所もあるようですので、ホームページなどでご確認下さい
そういえば、下関ですから九州方面も近いから見えるのかなと、南に目を向けると
・・・見えるのですが、この下のものは?
下関市の最終処分場でした。
実際の「本州最西端」と言える場所は、この処分場にあるそうですが、今では、入場NGとなってしまったとのこと。
まぁ、そんな場所よりは、この場所だけでも、十分景色も良いですし、満足できますよ。
ピークハンターな方はもちろん、到達した!という気分をちょっと味わいたい方にもオススメです。
<おまけ>
今日の神社:山口県下関市大字吉母595 若宮神社
毘沙ノ鼻の近くの神社、立派な楼門・回廊にちょっとビックリ
今日の狛犬:若宮神社階段脇 狛犬阿形
この辺りの狛犬には、一般的な大きめの頭をしたものと比べて
このような頭の縦系が小さく横に広がった形のものが多いように思えました
そのためか、凛々しいというよりは、ちょっと親しみやすさが感じられます、うん、かわいい
全体的に彫りが浅いのは、材質のせいでしょうか
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