先日、入谷に行ったときに、朝顔市が7月6日(金) ~ 8日(日)に開催されることを知りました。その名も「入谷朝顔まつり」。江戸時代から続く、由緒正しき下町の夏の風物詩だそうです。
元々行く予定では無かったのですが、何となくその日に開催していることが心に引っかかっていたこともあって、最終日の夕方、近くを通りかかったことをきっかけに、ふらっと立ち寄ったのでした。
実は、こういったお祭イベントは、人が多いという軟弱な理由で避けていたこともあって、こちらのイベントにも今回初めての参加です。夏祭りや○○まつりなどはともかく、こういった○○市という行事には、あまり行ったことがないので、今回でいうと、朝顔を売る業者の人が沢山来て、朝顔をみんなが買っていくというイメージで良いのだと思うのですが、どうもお祭りという感じがしないのが正直な所です。
まぁ、最終日ですし、のんびり朝顔でも選んで買えればいいかな、なんて気持ちで会場にやってきたのです。
今回は、御徒町駅から歩いて行くことにしました
思ったより入谷は直ぐ近くでした
前方には、下町のシンボルになりつつあるスカイツリー
通行止めを守る警察官・・・あれ、結構おおごとなイベントなんですか?
まつり会場に入ると・・・歩行困難な程の人出です
向かって右側の車線に朝顔市、左側の車線が出店ときちんと分かれていました
後で知る所では、例年約40万人の人手となる程の人気のお祭りだったのですね・・・いやはや
そして居並ぶ朝顔の出店・・・多すぎて分からんです
流されるままに歩いていくと、こちらが今まで以上に大混雑な様子
ここが「恐れ入谷の鬼子母神」のフレーズで有名な「入谷鬼子母神」です
カメラを下ろしても人の頭しか撮影できない大行列が続いており
自分は流されるまま・・・
小さな朝顔お守りを購入
買ったときにお祈りをして下さって、型崩れしないように袋に入れてくれました
居並ぶ店舗に居並ぶ朝顔
どうしたらいいの?! と眺めていると、お店の人からは声をかけられまくり
変わっているなと思ったのが、宿根朝顔や琉球朝顔やオーシャンブルーなどと呼ばれていた朝顔
この時間でも咲いているのですが、朝はもっと青々とした色をしているそう
こちらは夕顔、大きくて白が綺麗です
人気の「団十郎」と呼ばれる品種は、最終日午後ということもあって殆ど見られず、一つの鉢で四色の朝顔が見られる四色大輪というものが殆ど全てといったところでした。曜白朝顔や西洋朝顔もほんの少し残っていた程度、やっぱり早めに行っておいた方が選択肢はもっとあったようです。そして、時間的に当然ではありますが、殆どの花がしぼんでしまっているため、どれが良いものなのか素人目では見分けがつかないのが困った所。個人的には、派手派手しいものではなく昔ながらの落ち着いたものがよかったですし、四色が全部咲くとどうもバランスが悪く思えてしまうので、似た色の系統で探してみることに。
ただ、色々教えて下さると、その人から買ってしまうんですよね・・・
押され弱さを遺憾なく発揮して、朝顔を買いました
綺麗に咲いてくれるといいですね
皆さんが苦も無く普通に持っていたので、あまり気にしていませんでしたが
思ったよりも鉢が軽くて助かりました
ただ、その後、この鉢を持ったまま予定をこなすこととなりまして、「(お祭り)行ってきたんですか?」「それ、何ですか?」「ガーデニングでも始められたんですか?」「また渋いものを・・・」「夏休みで観察するとかですか(ぷっ)」など、恥ずかしいような嬉しいような思いをすることになったのでした。
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