![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/d6/c40ec4f3ab4dd496e1d862fef650b014.jpg)
荒船山に行ってまいりました。
どこから見ても、あぁ、荒船山ね、という山容。まさに日本版エアーズロック。あんなのどうやって登るの?! といつも不思議でしたが、簡単に登れるようですね。今日は、夕方から別の用事があったので、行こうかどうしようか悩みましたが、なんせ今週は、健康診断(笑)。ちょっとでも憎いアンチクショウを退治しなければなりません。山登りは、早出をすれば、組み方によっては、夕方別の用事が出来てしまうんで、休日の少ない自分としては、2日分を1日で使っている感じです。
写真を減らすようにしたのですが、よい景色ばかりで、そこだけは見ていただきたかったので残しました。ですので、今回は、景色ばかりです。コースと時間は、最後にしてます・・・理由は後ほど。
内山峠出発(6:08)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2b/0b02a3d68ea8022007ca6a90ed1004da.jpg)
自分が3人目のお客さん
今日は、夕方から用事があるので、無駄に時間を過ごさないように急ぎ目で出発。大体4時間くらいあれば十分そうなので、お昼リミットであれば問題はなさそうです。駐車場は、台数が多い内山峠を選択しました。不動尊よりは、時間はかかりますが、高低差も少なく登りも楽そうですので選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0e/11ee645349aa236759e81a375cac0f31.jpg)
道はぬかるんでますが、まだ通る人が少ないためましな感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/e8/6ae253bf2852fb71061fa1150f987f14.jpg)
花も落ちてしまいました
ここ数日、関東地方は雨続きだったため、歩道がぐちゃぐちゃです。根っこや岩も無く、きちんと整備された道ですが、逆に取っ掛かりが無く、土が滑りやすくなっているため注意が必要です。気になったのは、真ん中に線が入っているんですが、水の通り道?自転車?巨大ハブ?
天気は、残念なことに曇りというより霧。白い世界です。ですので、来る途中も荒船山のあの山容を見ることができませんでしたし、周辺の景色も全く無し。ちょっと寂しい感じです。
道はというと、登っていて疲れたなぁと思う頃にちょっと平坦or下りというように小刻みなアップダウンがあるので、最近の山行のただただ登り、よりはやっぱり楽です。そうそう、鳥の宝庫みたいな感じで、綺麗な声であちこちから聞こえてきました。でも一番大きかったのは「ギーギー」と鳴く声。自分も聞いたところで鶯しか分かりませんので、心の中で「ジャイアン鳥」決定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c7/546f0bea0073dbbc2cac79e7c09b547e.jpg)
唯一のワナ
変なもの探しに燃える自分の琴線に触れたのは、この橋だけでしたね。
昔のお化け屋敷みたいに、踏むと揺れるんですよ。そして、恐ろしいのがバランスを谷側に谷側にもって行かせようとするので、ちょっと浮かれて遊んでると、いい距離落ちます(多分)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b2/c20db66e88ee426a2fb73f01a00d4add.jpg)
気になるといえば、マツダランプ
そうそうこれもちょっと惹かれました。マツダランプは、東芝の電球の呼び名だったそうです。マツダは、ゾロアスター教(おおっ、高校の教科書以来)のアフラ=マズダから来たとか来ていないとか・・・。以上、豆知識でした。この辺のコメント、山行とは全く関係ありませんね。すみません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c6/831e863883ee03ecb716e3b753a48d6d.jpg)
ついに岩が出てきました
これを見ると、あぁやっぱりあの山を登ってるんだと実感。
汗だくなのは、変わりなしですが、それほど疲れないまま進めています。ただ、楽な道なだけなのか、今までの成果がここに現れているのかは、まだ未定ですが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e8/f4a982293ec998227ab312124239c884.jpg)
艫(とも)岩西端到着・・・み、見えない
霧ですね。絶景と聞いておりましたが、全く何も見えません。曇りのち晴れと天気予報は言ってましたが、太陽も見えませんし、このまま曇りのままかも・・・。とぼとぼと、艫岩天望台に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/98/aa13318f1d5863fe3d6a3a08ab83402a.jpg)
荒船山艫(とも)岩天望台到着・・・やはり見えない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/dd/c45d3e4eb207b190f363eb5f60e2a57f.jpg)
この先に何があるんでしょうか?
ここには、手すりといった洒落たものが無いので、多分この曇りの向こうは、断崖絶壁なんだろうなぁ、と想像しつつ、見えないのをいいことに、思いっきりギリギリまで足を伸ばしたりして。でもここまで来て景色が無いのは、寂しいなぁ・・・。次回、また来るかなぁ。
そんな、自分の願いが通じたのでしょうか? 小屋のベンチでたたずむ自分前に一筋の光が!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/5b/9b85f77ef8f87bed4da555291b43d5e8.jpg)
うわぁ、晴れた!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/0d/34f36f4d9401c6f3fcff0954783b0bee.jpg)
ちゃんと見えると、これ以上は・・・無理っす
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/af/9636fd14e6b6592a3d5e72a0981387b7.jpg)
絶景です。いくら見てても飽きません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c7/0a258fc8359e2224cb3e4fa5b9cd5ad4.jpg)
くねくね道路もいい味出してます
こんな時間でこんな天気でしたから、まだ来ている人が居ないので、天望台独り占め状態!!(前回の経験から)寝ないようにしながらも、大の字で眺めちゃいました。そうそう、先ほど見えなかった西端はどうなっていたか気になって、ダッシュで向かうと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9f/3baa1d225e77b1797f72b1f6d3417489.jpg)
緑のじゅうたんがお待ちかね
ちょっと危ない。これ見ていると吸い込まれそうです。飛んだらどうなっちゃうんだろうとか思ったりして。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1e/fbb728907e6cb92b337d757772f0c8ef.jpg)
別の角度から。やっぱりあの山の上に居るんですね・・・うーん
艫岩出発(8:30)
結局、時間を忘れて思いっきりのんびりしてました。
これで帰っても満足ですが、折角ですので山頂も見ていきたいと思います。平坦な道(多分あの岩の上なんでしょうけど)を歩いて、その後、一気の登りで荒船山最高峰の行塚山(経塚山)です。しかし、あの登りは、今まで以上にグズグズな坂で、靴が滑ること数回、泥に手をつくわ、ペットボトルが滑った反動で泥の中を転がっていくわと被害甚大。そんなこんなで、汗と泥にまみれつつ山頂に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/5c/54591ef22c4c91583f8e879594917afa.jpg)
木々に囲まれ視界無し・・・
ちょっとがっかりしつつも、縁起物ってことで納得しながら休憩。しかし、そこで見てしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/44/c17a9007abf86104805987ce60b4ec02.jpg)
木々の隙間からローソク岩
地図を見れば、行けるようです。まだ、時間も体力もあることですし、自分の好奇心がおさまりませんから、次の目的地はローソク岩に決定!!
行塚山出発(8:45)
このあたりは、先ほどの小アップダウンと比較すると、ちょっと大きめのアップダウンが続きます。階段も出てきましたし、急激に暑さが増してきて、厳しくなってきました。スタート地点がどんどん遠ざかる・・・。
御岳山園地も立ち寄り、1時間程でようやくローソク岩につきました。下から見上げるだけかと思ったら、子ローソク岩?の方は、上まで登れるとのこと。せっせと登ってみると、木はありますが、1-2人程度がやっとの場所ですが、360度パノラマが広がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ec/34b1677213d27bf8a32345f945a8cbbf.jpg)
ここが子ローソク岩(勝手に命名)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/56/4ca4153a0cb3c1754e3455a9670e54d3.jpg)
親分たち
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ab/343a6fd3790a0977865716e64beca836.jpg)
ここではこんな景色が見られます
さて、帰ろうと思ったら、地図を見れば、近くに兜岩山があるとのこと。しかもこれまた大展望だそうで、折角なので立ち寄ることにしました。スタート地点は益々遠ざかり、景色に酔ってこの後のことは忘れています・・・。
自分が危険な状態になってきているのと、登りがきついので20分かけて兜岩山に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/69/e9c4821d15365c83807509e636ae6622.jpg)
写真が下手で同じような景色ばかりですみません・・・ちゃんと違うんですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/92/ee081d0246cca416eda9d8943fdbfee2.jpg)
兜岩山の端っこ。落ちると痛そうです(それじゃすまないって)
ここで、お昼にしようと思ったら、子供連れの集団に占拠されてしまったため撤退。グスン。
兜岩山出発(10:15)
ここで、やってはいけないことをしたため、バチが当たることに・・・。
デジカメのメモリカードを交換してまして、なぜかメモリエラーとなってしまう現象が発生。いくらやっても解決しないため、歩きながら前に写したのを削除しようと、どれを消すかを検討していたところ・・・道を間違えました。多分、もしここが行き止まりになっていなければ、そのまま知らない土地に行っていたことでしょう。ローソク岩(親分)に直進していく道を歩きながら、こんな、急登あったかなぁ? ローソク岩の横を回り込みながら、こんな危険な道行ってないよなぁ? なんて思いつつ進んでしまった情けなさ。行き止まりというか、次は、崖の下にジャンプという選択肢しかなくなった時に、ようやく気がつきまして、戻ってみては、やっぱりここしか道が無いから、やっぱりジャンプしてみる?とまた崖に戻ってきたりして、正式な道に戻るまでに20-30分格闘してました。戻ってみると、ちゃんと木でバリケードが組まれていたのですが、歩行中に別のことをする、変だと思ったら兎に角戻る、といった初歩的なことを忘れていた自分に酷く反省。でブルー。
ということで、無駄な体力を使ったために、体力が尽きてしまい、ブルーになっているので、ふらふらと帰途につくのでした。そうそう、某方のおかげで、マイヤ「ヒー」、マイヤ「フー」、マイヤ「ハー」・・・と後ろの部分がため息になるバージョンが、頭の中を流れ続けているのでした・・・。そして、周りでは、ヒグラシのようなセミの鳴き声がそりゃもう悲しげに・・・ってもうセミ?!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/56/29bc4d1962e4a9b9f5abc86e833a2a8b.jpg)
でもそれでもなぜか、ローソク岩から荒船不動尊に足を伸ばすお馬鹿さん
って、荒船山を二回登ったってことですかい!!
時間が無いのに・・・。
疲れてるのに・・・。
※ 荒船不動尊には、新しく10台以上停められる駐車場が出来てました。内山峠からですと距離が長いのが難点ですが、こちらからであれば、登りも比較的楽で1時間位で艫岩や行塚山まで行くことができます。疲れた自分が登れたんですからご安心ください。お役立ち情報でした。
==================
荒船山(長野県・群馬県/最高峰 行塚山(経塚山) 1422.5m)
日程 : 2005年6月5日(日)
天候 : 霧のち晴れ
コース: 内山峠~艫岩~荒船山~経塚山~御岳山~ローソク岩~兜岩山~ローソク岩~荒船不動尊~荒船山~艫岩~内山峠
行程 : 日帰り 8時間(?)
感想 : 艫岩までの山行であれば、山グッズ無しでピクニック気分で誰でも行けると思います。団体さえ来なければ、昼ごろでも数組しか来ないようですので、是非あの絶景を見に来てください。
帰りの温泉:日帰り温泉 荒船の湯
含鉄ーナトリウムー塩化物強塩温泉(希釈温泉)、500円(貴重品ロッカー100円)
荒船山に行ったら、締めはここになってしまうのでしょう。このあたりの温泉は、かけ流しは難しいようで、殆どのところが温泉の形です。こちらも同じで循環・塩素となっております。施設は、綺麗ですし、値段も妥当ですし、きちんとその旨の表記も堂々としておりますので、その潔さは買ってあげましょう。温泉ではなく銭湯のイメージですね。殆どが山ヤの人か近所の方っぽいです。山での疲れと汚れを除くには十分ですし、他に無いんですから・・・。
どこから見ても、あぁ、荒船山ね、という山容。まさに日本版エアーズロック。あんなのどうやって登るの?! といつも不思議でしたが、簡単に登れるようですね。今日は、夕方から別の用事があったので、行こうかどうしようか悩みましたが、なんせ今週は、健康診断(笑)。ちょっとでも憎いアンチクショウを退治しなければなりません。山登りは、早出をすれば、組み方によっては、夕方別の用事が出来てしまうんで、休日の少ない自分としては、2日分を1日で使っている感じです。
写真を減らすようにしたのですが、よい景色ばかりで、そこだけは見ていただきたかったので残しました。ですので、今回は、景色ばかりです。コースと時間は、最後にしてます・・・理由は後ほど。
内山峠出発(6:08)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2b/0b02a3d68ea8022007ca6a90ed1004da.jpg)
自分が3人目のお客さん
今日は、夕方から用事があるので、無駄に時間を過ごさないように急ぎ目で出発。大体4時間くらいあれば十分そうなので、お昼リミットであれば問題はなさそうです。駐車場は、台数が多い内山峠を選択しました。不動尊よりは、時間はかかりますが、高低差も少なく登りも楽そうですので選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0e/11ee645349aa236759e81a375cac0f31.jpg)
道はぬかるんでますが、まだ通る人が少ないためましな感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/e8/6ae253bf2852fb71061fa1150f987f14.jpg)
花も落ちてしまいました
ここ数日、関東地方は雨続きだったため、歩道がぐちゃぐちゃです。根っこや岩も無く、きちんと整備された道ですが、逆に取っ掛かりが無く、土が滑りやすくなっているため注意が必要です。気になったのは、真ん中に線が入っているんですが、水の通り道?自転車?巨大ハブ?
天気は、残念なことに曇りというより霧。白い世界です。ですので、来る途中も荒船山のあの山容を見ることができませんでしたし、周辺の景色も全く無し。ちょっと寂しい感じです。
道はというと、登っていて疲れたなぁと思う頃にちょっと平坦or下りというように小刻みなアップダウンがあるので、最近の山行のただただ登り、よりはやっぱり楽です。そうそう、鳥の宝庫みたいな感じで、綺麗な声であちこちから聞こえてきました。でも一番大きかったのは「ギーギー」と鳴く声。自分も聞いたところで鶯しか分かりませんので、心の中で「ジャイアン鳥」決定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c7/546f0bea0073dbbc2cac79e7c09b547e.jpg)
唯一のワナ
変なもの探しに燃える自分の琴線に触れたのは、この橋だけでしたね。
昔のお化け屋敷みたいに、踏むと揺れるんですよ。そして、恐ろしいのがバランスを谷側に谷側にもって行かせようとするので、ちょっと浮かれて遊んでると、いい距離落ちます(多分)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b2/c20db66e88ee426a2fb73f01a00d4add.jpg)
気になるといえば、マツダランプ
そうそうこれもちょっと惹かれました。マツダランプは、東芝の電球の呼び名だったそうです。マツダは、ゾロアスター教(おおっ、高校の教科書以来)のアフラ=マズダから来たとか来ていないとか・・・。以上、豆知識でした。この辺のコメント、山行とは全く関係ありませんね。すみません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c6/831e863883ee03ecb716e3b753a48d6d.jpg)
ついに岩が出てきました
これを見ると、あぁやっぱりあの山を登ってるんだと実感。
汗だくなのは、変わりなしですが、それほど疲れないまま進めています。ただ、楽な道なだけなのか、今までの成果がここに現れているのかは、まだ未定ですが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e8/f4a982293ec998227ab312124239c884.jpg)
艫(とも)岩西端到着・・・み、見えない
霧ですね。絶景と聞いておりましたが、全く何も見えません。曇りのち晴れと天気予報は言ってましたが、太陽も見えませんし、このまま曇りのままかも・・・。とぼとぼと、艫岩天望台に向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/98/aa13318f1d5863fe3d6a3a08ab83402a.jpg)
荒船山艫(とも)岩天望台到着・・・やはり見えない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/dd/c45d3e4eb207b190f363eb5f60e2a57f.jpg)
この先に何があるんでしょうか?
ここには、手すりといった洒落たものが無いので、多分この曇りの向こうは、断崖絶壁なんだろうなぁ、と想像しつつ、見えないのをいいことに、思いっきりギリギリまで足を伸ばしたりして。でもここまで来て景色が無いのは、寂しいなぁ・・・。次回、また来るかなぁ。
そんな、自分の願いが通じたのでしょうか? 小屋のベンチでたたずむ自分前に一筋の光が!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/5b/9b85f77ef8f87bed4da555291b43d5e8.jpg)
うわぁ、晴れた!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/0d/34f36f4d9401c6f3fcff0954783b0bee.jpg)
ちゃんと見えると、これ以上は・・・無理っす
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/af/9636fd14e6b6592a3d5e72a0981387b7.jpg)
絶景です。いくら見てても飽きません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c7/0a258fc8359e2224cb3e4fa5b9cd5ad4.jpg)
くねくね道路もいい味出してます
こんな時間でこんな天気でしたから、まだ来ている人が居ないので、天望台独り占め状態!!(前回の経験から)寝ないようにしながらも、大の字で眺めちゃいました。そうそう、先ほど見えなかった西端はどうなっていたか気になって、ダッシュで向かうと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/9f/3baa1d225e77b1797f72b1f6d3417489.jpg)
緑のじゅうたんがお待ちかね
ちょっと危ない。これ見ていると吸い込まれそうです。飛んだらどうなっちゃうんだろうとか思ったりして。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1e/fbb728907e6cb92b337d757772f0c8ef.jpg)
別の角度から。やっぱりあの山の上に居るんですね・・・うーん
艫岩出発(8:30)
結局、時間を忘れて思いっきりのんびりしてました。
これで帰っても満足ですが、折角ですので山頂も見ていきたいと思います。平坦な道(多分あの岩の上なんでしょうけど)を歩いて、その後、一気の登りで荒船山最高峰の行塚山(経塚山)です。しかし、あの登りは、今まで以上にグズグズな坂で、靴が滑ること数回、泥に手をつくわ、ペットボトルが滑った反動で泥の中を転がっていくわと被害甚大。そんなこんなで、汗と泥にまみれつつ山頂に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/5c/54591ef22c4c91583f8e879594917afa.jpg)
木々に囲まれ視界無し・・・
ちょっとがっかりしつつも、縁起物ってことで納得しながら休憩。しかし、そこで見てしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/44/c17a9007abf86104805987ce60b4ec02.jpg)
木々の隙間からローソク岩
地図を見れば、行けるようです。まだ、時間も体力もあることですし、自分の好奇心がおさまりませんから、次の目的地はローソク岩に決定!!
行塚山出発(8:45)
このあたりは、先ほどの小アップダウンと比較すると、ちょっと大きめのアップダウンが続きます。階段も出てきましたし、急激に暑さが増してきて、厳しくなってきました。スタート地点がどんどん遠ざかる・・・。
御岳山園地も立ち寄り、1時間程でようやくローソク岩につきました。下から見上げるだけかと思ったら、子ローソク岩?の方は、上まで登れるとのこと。せっせと登ってみると、木はありますが、1-2人程度がやっとの場所ですが、360度パノラマが広がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ec/34b1677213d27bf8a32345f945a8cbbf.jpg)
ここが子ローソク岩(勝手に命名)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/56/4ca4153a0cb3c1754e3455a9670e54d3.jpg)
親分たち
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ab/343a6fd3790a0977865716e64beca836.jpg)
ここではこんな景色が見られます
さて、帰ろうと思ったら、地図を見れば、近くに兜岩山があるとのこと。しかもこれまた大展望だそうで、折角なので立ち寄ることにしました。スタート地点は益々遠ざかり、景色に酔ってこの後のことは忘れています・・・。
自分が危険な状態になってきているのと、登りがきついので20分かけて兜岩山に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/69/e9c4821d15365c83807509e636ae6622.jpg)
写真が下手で同じような景色ばかりですみません・・・ちゃんと違うんですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/92/ee081d0246cca416eda9d8943fdbfee2.jpg)
兜岩山の端っこ。落ちると痛そうです(それじゃすまないって)
ここで、お昼にしようと思ったら、子供連れの集団に占拠されてしまったため撤退。グスン。
兜岩山出発(10:15)
ここで、やってはいけないことをしたため、バチが当たることに・・・。
デジカメのメモリカードを交換してまして、なぜかメモリエラーとなってしまう現象が発生。いくらやっても解決しないため、歩きながら前に写したのを削除しようと、どれを消すかを検討していたところ・・・道を間違えました。多分、もしここが行き止まりになっていなければ、そのまま知らない土地に行っていたことでしょう。ローソク岩(親分)に直進していく道を歩きながら、こんな、急登あったかなぁ? ローソク岩の横を回り込みながら、こんな危険な道行ってないよなぁ? なんて思いつつ進んでしまった情けなさ。行き止まりというか、次は、崖の下にジャンプという選択肢しかなくなった時に、ようやく気がつきまして、戻ってみては、やっぱりここしか道が無いから、やっぱりジャンプしてみる?とまた崖に戻ってきたりして、正式な道に戻るまでに20-30分格闘してました。戻ってみると、ちゃんと木でバリケードが組まれていたのですが、歩行中に別のことをする、変だと思ったら兎に角戻る、といった初歩的なことを忘れていた自分に酷く反省。でブルー。
ということで、無駄な体力を使ったために、体力が尽きてしまい、ブルーになっているので、ふらふらと帰途につくのでした。そうそう、某方のおかげで、マイヤ「ヒー」、マイヤ「フー」、マイヤ「ハー」・・・と後ろの部分がため息になるバージョンが、頭の中を流れ続けているのでした・・・。そして、周りでは、ヒグラシのようなセミの鳴き声がそりゃもう悲しげに・・・ってもうセミ?!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/56/29bc4d1962e4a9b9f5abc86e833a2a8b.jpg)
でもそれでもなぜか、ローソク岩から荒船不動尊に足を伸ばすお馬鹿さん
って、荒船山を二回登ったってことですかい!!
時間が無いのに・・・。
疲れてるのに・・・。
※ 荒船不動尊には、新しく10台以上停められる駐車場が出来てました。内山峠からですと距離が長いのが難点ですが、こちらからであれば、登りも比較的楽で1時間位で艫岩や行塚山まで行くことができます。疲れた自分が登れたんですからご安心ください。お役立ち情報でした。
==================
荒船山(長野県・群馬県/最高峰 行塚山(経塚山) 1422.5m)
日程 : 2005年6月5日(日)
天候 : 霧のち晴れ
コース: 内山峠~艫岩~荒船山~経塚山~御岳山~ローソク岩~兜岩山~ローソク岩~荒船不動尊~荒船山~艫岩~内山峠
行程 : 日帰り 8時間(?)
感想 : 艫岩までの山行であれば、山グッズ無しでピクニック気分で誰でも行けると思います。団体さえ来なければ、昼ごろでも数組しか来ないようですので、是非あの絶景を見に来てください。
帰りの温泉:日帰り温泉 荒船の湯
含鉄ーナトリウムー塩化物強塩温泉(希釈温泉)、500円(貴重品ロッカー100円)
荒船山に行ったら、締めはここになってしまうのでしょう。このあたりの温泉は、かけ流しは難しいようで、殆どのところが温泉の形です。こちらも同じで循環・塩素となっております。施設は、綺麗ですし、値段も妥当ですし、きちんとその旨の表記も堂々としておりますので、その潔さは買ってあげましょう。温泉ではなく銭湯のイメージですね。殆どが山ヤの人か近所の方っぽいです。山での疲れと汚れを除くには十分ですし、他に無いんですから・・・。
かいねこさんの報告を見て、「行ってみたい山」に変身ししてしまいました!
展望抜群ですね~、写真も抜群です!まるでそこに自分がいるみたい。
それにしてもかいねこさんはどうしてそんなに文章が面白いのでしょう?尊敬しております。
我が家へっぽこ隊も週末は「霧の山歩き」でした。
自分の山行を見て、行きたくなっていただけるなんて
書いた甲斐があったってもんです。嬉しいです。
自分の行ったことのある山でも、時期・コース・
天候・捉え方によって皆さん一人一人のその山への
感想が異なるわけですから、面白いですよね。
ここの景色はサイコーです。崖マニア(?)の自分の保証つきです。
文章は、だらだら書いてるのが恥ずかしいのですが…。
登山が趣味の方で検索をかけたら、こちらにヒットしました~。
私は去年から登山をはじめ、今年は「毎週登山計画」をかかげてがんばっているところです。
かいねこさんの文章、読んでいて大変おもしろいです。
同じ登山をする人間には、たまらない(笑)。
これからじっくり、他の投稿も読ませてもらいますね。
ひとまず、ご挨拶まで…。
はじめまして。ようこそお越しくださいました!
検索に引っかかるようなサイトになっているとは・・・。
しかもコメントまでいただけるとは・・・涙でコメントが見えません・・・(激涙)。
そらさんのブログも拝見させていただきましたが、長野県という、山ヤにとっては、
とんでもなく羨ましい環境ですね!!
それに反したマニアックな山行記録(爆)。いいです。
今後とも地元密着山行を期待してます!
自分も社会人になってから山登りをスタートした初心者のレベルですし、
最近ようやく(本当に)重い腰が上がったばかりで、ご覧の通り迷走しながらやっております。
一緒に毎週登山を目指して、頑張って生き・・・もとい行きましょうね。
自分で言うのもなんですが、とにかく長ったらしいので、お暇な折に頑張って
読解(?)してくださいませ。
また、お越しくださいませ~。