飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

山登りでの足元の衰え

2020-11-28 18:26:46 | 山登りのたしなみ
最近、足元が心配になるような機会が増えてきたように感じていました。

恐らくは、運動不足。

自粛期間は、完全に引きこもっていましたから、少し外出機会も増えれば、違和感も無くなるかと思い、期間明けからは、少しずつ歩く機会を増やしていきました。

八幡平は、雨の中でしたから、濡れる岩場と苔を相手に七転八倒したのは、まぁ恐らく天気のせい。武甲山も濡れ場での久しぶりの登りメインの山でしたので、こんなものかと思っていました。 違和感にようやく気付いたのは、久しぶりに単独行ではなく登った浅草岳でのことでした。山頂周りの斜めに傾いた木道を一人だけフラフラと転びそうになりながら歩く自分の姿。そう、登り坂でヒイコラするのは、致し方ないものの、何でこんなちょっと斜めになっただけの道をおっかなびっくり歩いているのか。

まるで、街中で履いてる靴でもあるまいに・・・。

この程度であれば、ちゃんとグリップして・・・いないのか!?そう、原因は体力不足ではなく、登山靴。裏のソールが限界を迎えていたのでした。ここのところ、観光地に毛が生えた程度の場所でしか使っていなかったため、普通に歩けていたので気にならなくなっていましたが、登山靴はグリップが命。そういった意味では、きちんと管理出来ていない自分は、登山者としては、まだまだなのでしょうね。反省です。ソール交換でも良かったですが、縫い目の解れや防水性も気になっていましたので、登山靴の買い換えを決意します。

新しい登山靴の慣らし運転に選んだのは、シーズン最終週を迎えた尾瀬でした。 当日の天気は、雨。いや、大雨。ここ最近、山に行くと全て雨に見舞われるのは、いつの間やら雨男になってしまったのか、ちょっと悲しい気分になります(まぁ、今までは、雨予報を見たら山には行かないのですけど、尾瀬ならいいかと決行)。とはいえ、登山靴の性能を見るには、なかなかの好条件。 鳩待峠の売店では、今日最初のお客さんと言われるほど、誰も近付かない悪天候。いや、考えようによっては、この尾瀬を独り占めしているわけですよ。はははっ。
そして、歩いてみれば、濡れた木道、落葉がたまった木道もなんのその。水溜まりもじゃぶじゃぶかき分ける、この安定感と安心感。そうでした。登山靴とは、こうしたものでした。濡れていようと、斜めになろうと、安心して踏み出せる心強さ、忘れていたものを思い出した気分です。
よーし、また歩こう!

登山靴は、消耗するので5年程度でメンテナンスが必要というスパンらしいです。自分は、ノーメンテで12年。よく頑張ってくれました。これからは、きちんとメンテしてもっと長く使いたいですね。まぁ、愛着があるので、前の登山靴が未だに捨てられないのは、いつものことなのですが・・・。ザックも前のが残ってますし、部屋がガラクタ置き場と言われてしまうも致し方なし。断捨離かぁ。

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