2009年6月14日(日) 粟ヶ岳の様子
二部構成で考えておりましたので、『中編』が登場する予定はなかったのですが、あまりにもうっかりまき兵衛さんの活躍が華々しかったので、別立てでお送りいたしました。前回は、ちょっとヒルにまみれて・・・アレな内容となってしまいましたので、お口直しに、綺麗な景色と詳細報告でお楽しみください。
今まで視界不良な状態が続いていましたが
ようやく粟ヶ岳が姿を現しました
少しだけ前方の視界も良くなり、山の姿がいよいよ見えてきました。そんな景色が見えたことで、ようやく明るい歓声が聞かれます。歩き出してしばらくすると、そこから先はヒメサユリパラダイス。誰もがヒルをいったん忘れて、ヒメサユリの観賞に夢中になります。
ヒメサユリの咲いている場所は、このようなちょっと狭い上り坂
大量にワーッと咲いているわけではありませんが、そこかしこに見える花々を追って歩く感じ
疲れなど感じずに歩けるポイントです
雨もまたいい感じ
途中を過ぎるとヒメサユリの姿も見えなくなり
山頂への一本道をワシワシ登ります
と思っていたら、実際は、まだこのあたりは蕾の状態
咲いたらこのあたり一面もピンク祭りなのでしょうね(表現悪っ!)
ということで、7合目から8合目までの800m/30分は
ヒメサユリの絶好のポイントです
この先もそこかしこに蕾が見られたものの
まだ時期的には早かった模様
山頂かな? と思ったら『粟ヶ岳北峰』
そう、ここは、三つの頂からなる山なのだそうです
次のピークはあちら
ヒルに怯えつつ、次の山頂を目指します
ヒメサユリは少なくなったものの、他にも色々な花が咲き
我々の目を楽しませてくれます
分からない花は、花博士:たけさんの出番です
うわぁ、全然名前覚えていません(爆)
他にも色々な花々が咲いていまして、花マニアたけさんが教えて下さいます。
8合目から先は、ヒメサユリも蕾のままの方が多くなり、山頂に向けて最後の急坂をせっせと登ります。ちょっと前に、ヒル事件があったため、前方の人の背後と足元に目をやりながら、ヒルがいないかを相互チェック。のはずが、自分の後ろのゆっきーさんとたけさんは、
「ちょっと、たけさん。ちゃんとついていたら教えてよね!」
「はいはい、聞かれたら教えますって」
「・・・聞かないと教えないとかないよね」
なんて。Sっ気全開のたけさん。
『粟ヶ岳中峰』到着
1200mの低山だというのに、まだまだ雪が残ります
※ 登山道の外です
低山での雪渓を見ながら、やっぱり新潟だねぇと言いつつ、山頂と思いきやな二つのピークを抜けて歩くと、ついに10合目の標識の粟ヶ岳山頂(1292.7m)に到着したのでした。1100メートル差はなかなかの歩きでしたが、団体だったからか思ったよりは疲れなかった気がします(最初のすっ飛ばしで、どうなることかと思いましたが・・・)。晴れていたらさぞ展望も楽しめたかと思いますが、暑い陽気で登れるかは甚だ不安でしたし、晴れていたら避難小屋から先は、渋滞になるほどの大混雑という話(ヒルオジサン談 ←違うって)でしたので、ヒメサユリがメインであれば、この天気も良かったのかもしれません。
確かに、山頂での展望は欲しかったですが
山頂で登頂写真を撮って、何故か一同は円陣を組むように立ったまま、今までの山行を振り返ります。これもヒル害の影響でしょうか。山頂はそこそこ広く、こんな天気ながら、先客が10名程いらっしゃいました。
休憩をした後、いよいよ帰り道を進みます。
コース選択時に地図で見た時に、急坂を一気にかけ登りより、かけ下りの方がいいと選択したので、復路は下り坂で安心していたのは、何よりの大間違い。確かに急な下り坂というのは間違っていませんでしたが、雨の影響もあってか、何しろ滑り。滑り。滑りまくり。先頭の¥さんが「うおっ」と妙な体制で耐えながら歩いていたり、まきくまさんが、ゆっきーさんが、絶叫タイムと称して叫びまくり、そして自分は、カメラをザックに仕舞った開放感からか派手にすっ転ぶ。もしかすると登りよりも時間がかかるのでは? という泥濘道は、我々に極度の緊張を長時間強いることで、登り以上の疲れをもたらしたのでした。
展望の良い岩場の道に到着して、ようやくひと心地ついた所に、再びヒメサユリがそこかしこ。こちらのコースは、その他の雑草が刈り取られておりまして、そのためなのか、往路コースより日の当たりがよいのか、一つ一つの花が大きくて形も良く、撮影にはとても良い被写体です(そんな場面に遭遇しながら、カメラを仕舞っていた自分は、出すか出さないかを悩みまくり)。今まで歩いてきた三つの峰々がよく見える絶好のポイントを歩いていると、前方から歓声が上がります。見てみると、その先の道の両側にヒメサユリがずらり並ぶ、ヒメサユリロード。しかも、登り登山道に向かって花を開かせており、まるで登ってくる登山者を応援しているかのような微笑ましい光景に皆ほっこり。
その後は、再び坂道に戻り泥との戦いが続きます。往路は手作り感漂う標識でしたが、復路は、街にありそうなお洒落な標識。下りというのに、これがなかなかたどり着かず、避難小屋も全く見えて来ません。ただひたすらに体力と気力との戦いでした。
ようやく粟薬師の看板を見つけ、避難小屋が近いことを知りひと休み。地図を見ながら残り時間と距離をはかりヤイヤイと話します。
「栗薬師が・・・」
一説には、ゆっきーさんが言い始めたと言われていますが、その語呂の良さにすっかり定着。それから、
「避難小屋は栗薬師から・・・」
「ここが栗薬師だから・・・」
と皆に感染。いや、だから、栗じゃなくて粟ですからね、あわ。と訂正するも一度身に着いたものは修正が難しい模様で、失礼千万な一同は、終始アワアワしてました。
そこから避難小屋までの道すがら、綺麗なブナの林を抜けていきます。雨に濡れたことで、ブナ林の模様がくっきり白く映り、一同立ち止まって歓声しきり。避難小屋を経て、少し緩やかになっていく道を歩き、沢の道からは、ヒルがいるからと早足で駆け抜けた先には、北五百川駐車場に到着。現在は、道路工事中で利用出来ないため、下の駐車場まで歩きながら、今回の山行を振り返ります。あれがどうだ、これはなんだと話題は尽きず、気がつけば駐車場に到着して今回の粟ヶ岳山行は終了したのでした。
帰りの温泉は『いい湯らてい』とは別の温泉にも入りたいということで、『美人の湯』へ向かいます。「益々綺麗を目指す皆さん」が是非にということでのチョイス(By.たけさん)。らていの後ですとちょっと分が悪いですが、露天風呂から今登ってきた粟ヶ岳の三つの峰が見えるので、締めの思い出と温泉に浸るのには最適です。
長い二日間も終わり、一階の食事コーナーで食事をしていると、可愛らしい女性がこちらにやってきました。あれ? どこかで・・・と思っていると、
「あのぉ・・・まゆ太さんですか」 (*'-'*)
・・・ビビる一同。とはいえ、一番ビビっていたのは、言われた本人でしょう。
何せ、まゆ太さんも含めて全員、温泉あがりのラフな格好なのですから。
「あの、山空花です」 (´ー`)
ニアミスにニアミスを重ねておりましたが、ついに、そして、何故か、新潟の温泉という場所での初のご対面です。それから、まきくまさん、たけさん、自分と次々と的中させられ、おののく一行。
何故? 何故なの? 。゜゜(´□`。)°゜。
こんな格好をしていても山オーラが出まくり・・・ならいいのですが・・・いや、いいのでしょうか・・・。
ゆっきーさんは、ブログでの伝説の数々とのギャップ(?)があるので分からないことはうなずけるとして、誰もが意外だったのが、¥さんの正体が判明しなかったことでした。
「あんまりブログとかでも、露出してないからじゃない?」
という声を聞いた¥さん。見れば、おもむろに上着を脱ぎ出しているではありませんか。(¥さん、どうした?!)と、突っ込みどころ満載な行動を制する我々に一言。
「いや、露出が足りないと聞いたから」
( ̄ー ̄) フフフッ
¥さんのイメージが、ちょっと変わった事件(?)でした。
それから、帰り際に地元の酒屋を目指してウロウロ彷徨ったり、国道のおにぎり写真を撮るゆっきー車のあおりを受けて、ダンプに煽られたりと、最後まで色々ありましたが、今回の山行の締めとなったのは、温泉を出る頃から狙っていた赤城高原SAのソフトクリーム。いい歳をしたソフトクリーム軍団は、SAの食事コーナーの一角を陣取っていたのですが、そんな誰も近寄せない結界に足を踏み入れてきたのが、そう、再び登場の山空花さん&旦那さん。山空花さんには、何かしらたけ小屋ホーミングでもついているのかと思ってしまうほどのピンポイントなバッタリに驚くばかり。しかし、いつも食べている姿ばかりで、なんともお恥かしい・・・。
ソフトクリームを食べるという最後のミッションを終えて、いよいよ名残惜しくもお別れの時間がやってきました。ここからは、各人それぞれの車に乗って帰ることとなりますので、トイレの前で最後の集会です。これは、やはり、今回の幹事を務めてくれたまきくまさんに、最後締めてもらおうということになりました。
期待して見つめる我々。(0゜・∀・)
困るまきくまさん。ヽ(´Д`;)ノ
どうやって締めるのか、期待は最高潮。(*´д`*)
困りすぎてパニックなまきくまさん。ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
(ん? 円陣?!)
おもむろに手を出す、まきくまさん。Σс(゜Д゜с
よく分からないまま、重ね合わせる面々。ヽ(´▽`)ノ
そして、
「ひめさゆり~~」 Σс(゜Д゜с
「オー!!」 ( ゜ロ゜)乂(゜ロ゜ )
驚く周囲の人。そりゃ驚くでしょうけどね。
でも、何しているかなんて、聞かないで下さいね。
我々も分からないんですから・・・。
=====
粟ヶ岳情報
山名:粟ヶ岳(あわがたけ)1292.7m
場所:新潟県三条市・加茂市
交通:北陸自動車道・三条燕ICより車で50分程度
地図:1:25000 粟ヶ岳
駐車場:
粟ヶ岳一合目駐車場、第二貯水池(もしくは加茂水源地)が有名どころ
粟ヶ岳一合目駐車場(20台ほど)は、現在道路工事中で平成21年7月31日まで利用不可。手前の臨時駐車場に停める事になります。見た目10台くらいは停められそうですが、最初に停める人のセンスによって停められる台数が決まるような正方形スペース。停められなかった方は、工事の邪魔にならないように道路脇に停めていました。
第二貯水地は、加茂水源地の駐車場の奥に4台ほど停められそうなスペースがあります。但し、台数も限られていますし、轍に草が生えているような砂利道ですから混雑しそうな時期は、無理して進むよりは、トイレなどもある加茂水源地(休養所)に停めた方が安心な気がします。こちらは、広々30台以上、歩いても15分程。
この2つの登山口は、そんなに離れていないため、2台の車で周遊コースもありかと思います。
登山道:
展望については、天候不順で良く分かりません。但し、所々の休憩場所は開けていましたし、7合目から先でうっすら見えた景色は、なかなか素晴らしい眺めでしたので、いい天気ですと自分の歩いた道なども見えて楽しそうです。
雨の日には、五百川口側(でいいの?)の下りは、泥濘で滑るため相当ヘビーです。このメンバーでも大騒ぎでした。
ヒメサユリ:
中央登山道側は、避難小屋(7合目)の手前から8合目までが綺麗に咲いていました。6月14日時点では、枯れている花は無く、8合目近辺は、殆ど蕾のままでしたので、もう少し先まで楽しめそうでした。五百川口側も大体同様ですが、手入れがされているからか少し早めな気がしました。こちらは、牛ノ背近辺(8合目)に、ここにも書いていますがヒメサユリロードが待ち受けています。レポを見ると余りこちら側コースを書いている人は少ないですが、こちらもヒメサユリありますよ。
動物・虫など:
熊注意、スズメバチ注意と看板に書かれています。今回は、雨の日だったので虫には困ることはありませんでした。問題は、中編にも書いた『ヒル』ですが、他にもまとわりつかれたパーティもいましたので、そこそこいるようです。ただ、我々がいつ付かれたのか分かりませんが、他の方々は、比較的低い場所(スタート付近や沢)で遭遇しているようですので、そのあたりでの注意が必要かもしれません。
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二部構成で考えておりましたので、『中編』が登場する予定はなかったのですが、あまりにもうっかりまき兵衛さんの活躍が華々しかったので、別立てでお送りいたしました。前回は、ちょっとヒルにまみれて・・・アレな内容となってしまいましたので、お口直しに、綺麗な景色と詳細報告でお楽しみください。
今まで視界不良な状態が続いていましたが
ようやく粟ヶ岳が姿を現しました
少しだけ前方の視界も良くなり、山の姿がいよいよ見えてきました。そんな景色が見えたことで、ようやく明るい歓声が聞かれます。歩き出してしばらくすると、そこから先はヒメサユリパラダイス。誰もがヒルをいったん忘れて、ヒメサユリの観賞に夢中になります。
ヒメサユリの咲いている場所は、このようなちょっと狭い上り坂
大量にワーッと咲いているわけではありませんが、そこかしこに見える花々を追って歩く感じ
疲れなど感じずに歩けるポイントです
雨もまたいい感じ
途中を過ぎるとヒメサユリの姿も見えなくなり
山頂への一本道をワシワシ登ります
と思っていたら、実際は、まだこのあたりは蕾の状態
咲いたらこのあたり一面もピンク祭りなのでしょうね(表現悪っ!)
ということで、7合目から8合目までの800m/30分は
ヒメサユリの絶好のポイントです
この先もそこかしこに蕾が見られたものの
まだ時期的には早かった模様
山頂かな? と思ったら『粟ヶ岳北峰』
そう、ここは、三つの頂からなる山なのだそうです
次のピークはあちら
ヒルに怯えつつ、次の山頂を目指します
ヒメサユリは少なくなったものの、他にも色々な花が咲き
我々の目を楽しませてくれます
分からない花は、花博士:たけさんの出番です
うわぁ、全然名前覚えていません(爆)
他にも色々な花々が咲いていまして、花マニアたけさんが教えて下さいます。
8合目から先は、ヒメサユリも蕾のままの方が多くなり、山頂に向けて最後の急坂をせっせと登ります。ちょっと前に、ヒル事件があったため、前方の人の背後と足元に目をやりながら、ヒルがいないかを相互チェック。のはずが、自分の後ろのゆっきーさんとたけさんは、
「ちょっと、たけさん。ちゃんとついていたら教えてよね!」
「はいはい、聞かれたら教えますって」
「・・・聞かないと教えないとかないよね」
なんて。Sっ気全開のたけさん。
『粟ヶ岳中峰』到着
1200mの低山だというのに、まだまだ雪が残ります
※ 登山道の外です
低山での雪渓を見ながら、やっぱり新潟だねぇと言いつつ、山頂と思いきやな二つのピークを抜けて歩くと、ついに10合目の標識の粟ヶ岳山頂(1292.7m)に到着したのでした。1100メートル差はなかなかの歩きでしたが、団体だったからか思ったよりは疲れなかった気がします(最初のすっ飛ばしで、どうなることかと思いましたが・・・)。晴れていたらさぞ展望も楽しめたかと思いますが、暑い陽気で登れるかは甚だ不安でしたし、晴れていたら避難小屋から先は、渋滞になるほどの大混雑という話(ヒルオジサン談 ←違うって)でしたので、ヒメサユリがメインであれば、この天気も良かったのかもしれません。
確かに、山頂での展望は欲しかったですが
山頂で登頂写真を撮って、何故か一同は円陣を組むように立ったまま、今までの山行を振り返ります。これもヒル害の影響でしょうか。山頂はそこそこ広く、こんな天気ながら、先客が10名程いらっしゃいました。
休憩をした後、いよいよ帰り道を進みます。
コース選択時に地図で見た時に、急坂を一気にかけ登りより、かけ下りの方がいいと選択したので、復路は下り坂で安心していたのは、何よりの大間違い。確かに急な下り坂というのは間違っていませんでしたが、雨の影響もあってか、何しろ滑り。滑り。滑りまくり。先頭の¥さんが「うおっ」と妙な体制で耐えながら歩いていたり、まきくまさんが、ゆっきーさんが、絶叫タイムと称して叫びまくり、そして自分は、カメラをザックに仕舞った開放感からか派手にすっ転ぶ。もしかすると登りよりも時間がかかるのでは? という泥濘道は、我々に極度の緊張を長時間強いることで、登り以上の疲れをもたらしたのでした。
展望の良い岩場の道に到着して、ようやくひと心地ついた所に、再びヒメサユリがそこかしこ。こちらのコースは、その他の雑草が刈り取られておりまして、そのためなのか、往路コースより日の当たりがよいのか、一つ一つの花が大きくて形も良く、撮影にはとても良い被写体です(そんな場面に遭遇しながら、カメラを仕舞っていた自分は、出すか出さないかを悩みまくり)。今まで歩いてきた三つの峰々がよく見える絶好のポイントを歩いていると、前方から歓声が上がります。見てみると、その先の道の両側にヒメサユリがずらり並ぶ、ヒメサユリロード。しかも、登り登山道に向かって花を開かせており、まるで登ってくる登山者を応援しているかのような微笑ましい光景に皆ほっこり。
その後は、再び坂道に戻り泥との戦いが続きます。往路は手作り感漂う標識でしたが、復路は、街にありそうなお洒落な標識。下りというのに、これがなかなかたどり着かず、避難小屋も全く見えて来ません。ただひたすらに体力と気力との戦いでした。
ようやく粟薬師の看板を見つけ、避難小屋が近いことを知りひと休み。地図を見ながら残り時間と距離をはかりヤイヤイと話します。
「栗薬師が・・・」
一説には、ゆっきーさんが言い始めたと言われていますが、その語呂の良さにすっかり定着。それから、
「避難小屋は栗薬師から・・・」
「ここが栗薬師だから・・・」
と皆に感染。いや、だから、栗じゃなくて粟ですからね、あわ。と訂正するも一度身に着いたものは修正が難しい模様で、失礼千万な一同は、終始アワアワしてました。
そこから避難小屋までの道すがら、綺麗なブナの林を抜けていきます。雨に濡れたことで、ブナ林の模様がくっきり白く映り、一同立ち止まって歓声しきり。避難小屋を経て、少し緩やかになっていく道を歩き、沢の道からは、ヒルがいるからと早足で駆け抜けた先には、北五百川駐車場に到着。現在は、道路工事中で利用出来ないため、下の駐車場まで歩きながら、今回の山行を振り返ります。あれがどうだ、これはなんだと話題は尽きず、気がつけば駐車場に到着して今回の粟ヶ岳山行は終了したのでした。
帰りの温泉は『いい湯らてい』とは別の温泉にも入りたいということで、『美人の湯』へ向かいます。「益々綺麗を目指す皆さん」が是非にということでのチョイス(By.たけさん)。らていの後ですとちょっと分が悪いですが、露天風呂から今登ってきた粟ヶ岳の三つの峰が見えるので、締めの思い出と温泉に浸るのには最適です。
長い二日間も終わり、一階の食事コーナーで食事をしていると、可愛らしい女性がこちらにやってきました。あれ? どこかで・・・と思っていると、
「あのぉ・・・まゆ太さんですか」 (*'-'*)
・・・ビビる一同。とはいえ、一番ビビっていたのは、言われた本人でしょう。
何せ、まゆ太さんも含めて全員、温泉あがりのラフな格好なのですから。
「あの、山空花です」 (´ー`)
ニアミスにニアミスを重ねておりましたが、ついに、そして、何故か、新潟の温泉という場所での初のご対面です。それから、まきくまさん、たけさん、自分と次々と的中させられ、おののく一行。
何故? 何故なの? 。゜゜(´□`。)°゜。
こんな格好をしていても山オーラが出まくり・・・ならいいのですが・・・いや、いいのでしょうか・・・。
ゆっきーさんは、ブログでの伝説の数々とのギャップ(?)があるので分からないことはうなずけるとして、誰もが意外だったのが、¥さんの正体が判明しなかったことでした。
「あんまりブログとかでも、露出してないからじゃない?」
という声を聞いた¥さん。見れば、おもむろに上着を脱ぎ出しているではありませんか。(¥さん、どうした?!)と、突っ込みどころ満載な行動を制する我々に一言。
「いや、露出が足りないと聞いたから」
( ̄ー ̄) フフフッ
¥さんのイメージが、ちょっと変わった事件(?)でした。
それから、帰り際に地元の酒屋を目指してウロウロ彷徨ったり、国道のおにぎり写真を撮るゆっきー車のあおりを受けて、ダンプに煽られたりと、最後まで色々ありましたが、今回の山行の締めとなったのは、温泉を出る頃から狙っていた赤城高原SAのソフトクリーム。いい歳をしたソフトクリーム軍団は、SAの食事コーナーの一角を陣取っていたのですが、そんな誰も近寄せない結界に足を踏み入れてきたのが、そう、再び登場の山空花さん&旦那さん。山空花さんには、何かしらたけ小屋ホーミングでもついているのかと思ってしまうほどのピンポイントなバッタリに驚くばかり。しかし、いつも食べている姿ばかりで、なんともお恥かしい・・・。
ソフトクリームを食べるという最後のミッションを終えて、いよいよ名残惜しくもお別れの時間がやってきました。ここからは、各人それぞれの車に乗って帰ることとなりますので、トイレの前で最後の集会です。これは、やはり、今回の幹事を務めてくれたまきくまさんに、最後締めてもらおうということになりました。
期待して見つめる我々。(0゜・∀・)
困るまきくまさん。ヽ(´Д`;)ノ
どうやって締めるのか、期待は最高潮。(*´д`*)
困りすぎてパニックなまきくまさん。ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
(ん? 円陣?!)
おもむろに手を出す、まきくまさん。Σс(゜Д゜с
よく分からないまま、重ね合わせる面々。ヽ(´▽`)ノ
そして、
「ひめさゆり~~」 Σс(゜Д゜с
「オー!!」 ( ゜ロ゜)乂(゜ロ゜ )
驚く周囲の人。そりゃ驚くでしょうけどね。
でも、何しているかなんて、聞かないで下さいね。
我々も分からないんですから・・・。
=====
粟ヶ岳情報
山名:粟ヶ岳(あわがたけ)1292.7m
場所:新潟県三条市・加茂市
交通:北陸自動車道・三条燕ICより車で50分程度
地図:1:25000 粟ヶ岳
駐車場:
粟ヶ岳一合目駐車場、第二貯水池(もしくは加茂水源地)が有名どころ
粟ヶ岳一合目駐車場(20台ほど)は、現在道路工事中で平成21年7月31日まで利用不可。手前の臨時駐車場に停める事になります。見た目10台くらいは停められそうですが、最初に停める人のセンスによって停められる台数が決まるような正方形スペース。停められなかった方は、工事の邪魔にならないように道路脇に停めていました。
第二貯水地は、加茂水源地の駐車場の奥に4台ほど停められそうなスペースがあります。但し、台数も限られていますし、轍に草が生えているような砂利道ですから混雑しそうな時期は、無理して進むよりは、トイレなどもある加茂水源地(休養所)に停めた方が安心な気がします。こちらは、広々30台以上、歩いても15分程。
この2つの登山口は、そんなに離れていないため、2台の車で周遊コースもありかと思います。
登山道:
展望については、天候不順で良く分かりません。但し、所々の休憩場所は開けていましたし、7合目から先でうっすら見えた景色は、なかなか素晴らしい眺めでしたので、いい天気ですと自分の歩いた道なども見えて楽しそうです。
雨の日には、五百川口側(でいいの?)の下りは、泥濘で滑るため相当ヘビーです。このメンバーでも大騒ぎでした。
ヒメサユリ:
中央登山道側は、避難小屋(7合目)の手前から8合目までが綺麗に咲いていました。6月14日時点では、枯れている花は無く、8合目近辺は、殆ど蕾のままでしたので、もう少し先まで楽しめそうでした。五百川口側も大体同様ですが、手入れがされているからか少し早めな気がしました。こちらは、牛ノ背近辺(8合目)に、ここにも書いていますがヒメサユリロードが待ち受けています。レポを見ると余りこちら側コースを書いている人は少ないですが、こちらもヒメサユリありますよ。
動物・虫など:
熊注意、スズメバチ注意と看板に書かれています。今回は、雨の日だったので虫には困ることはありませんでした。問題は、中編にも書いた『ヒル』ですが、他にもまとわりつかれたパーティもいましたので、そこそこいるようです。ただ、我々がいつ付かれたのか分かりませんが、他の方々は、比較的低い場所(スタート付近や沢)で遭遇しているようですので、そのあたりでの注意が必要かもしれません。
=====
やめとこ。
ねこさんって、ちゃんと役に立つ情報掲載するんだねえ。なんか山ブログっぽいですやん。もお、びっくりやわあ。
自分もうろ覚えになってきていますが、上着が、SAの方でしたか?SAが半分で下だったと記憶していたのですが…って、何の会話しているんだか(汗)。
たまには役に立つ情報も書いておけば、見てもらえるかなぁ…なんて(笑)。というより、今回は、低山ということでしたので、低山好きの血が騒いだからですかね。これで、第二のまきくまさんを出さずにすむかもしれませんから、まきくまさんの犠牲も無駄ではなかったかと思います。
なんとなく両神山での光景を思い出しました(^^ゞ
私もバッタリしたい方々ですわ~♪
ヒメサユリ素敵でしょう~♪
私はヒルには会わなかったけど、コチラはバッタリしなくてもいいです^_^;
そうそう、山空花さんとついにバッタリとなりました。両神山は、sanaeさんとheppocoさんという両巨塔がいましたから、そんなに驚きませんでしたが、あんな普通の場所で普通の格好(本当は違ったのかも…)の時に言われたことが何より驚きでした。何にも増して、見た事があるからと勇気を出して声を掛けて頂いた山空花さんに感謝。
ヒメサユリ、名前をおぼえる位ステキでした。皆さんが行かれる理由が分かりますね。
これでも、2階の休憩室で声をかけようかどうしようか迷いまくったんですから~。
ご本人で良かったとつくづく思っています(^^ゞ
これからもよしなにm(__)m
あの温泉では若い部類に入る集団なんてどう見ても粟ヶ岳帰り…。しかも打ち上げっぽい雰囲気…。そこに見覚えのあるお顔が並べば…ねぇ(笑
¥さんについては、ブログでは後姿が多いのでお顔が分からなかったんです…。
露出、今後は増えてくれますかねぇ。
それと、熊については5合目辺りでそれらしき物音を聞きました。
前日の土曜日には駐車場に親子で現れたそうですから熊鈴必須と思われます。
ヒルは、旦那がやられていたようで靴下が真っ赤になっていましたが、まさかね~とただの虫刺されだと思ってました(^^ゞ
今後はまきくまさんの掟をしっかり刻み付けて駆除に望みたいと思いマス。
ご本人としては必死だったと思いますが、やはり器というか天性というか、さすがです!!
その辺りをきっちりと余すことなく書いてくれるかいねこさんに感謝です(*^_^*)
”栗ヶ岳 ヒメサユリ”
でぐぐってみたら、、、ねこさんとこが1位でしたよ^^;
またみんなでどこか行きましょね^^
コメント有難う御座います。また、先日は、楽しい話題提供有難う御座いました(笑)。今後とも、宜しくお願いいたします。
熊でしたか?
確かにガサガサした気はしましたが、こちらは、可愛いまきくまさんしか見ていません。やはりいるのですね…。しかし、旦那さんもやられているとは、やはりヒルがいるのは本当のようですね(汗)。これで、皆さんにも伝わるとよいのですが…。
何調べているんですか(笑)。こんな事書いたら、益々ランキングが上がるじゃないですか…と、自分も気になって調べてしまいましたが…うむむ、確かに。
栗ヶ岳自体は、九州の方にあるみたいですね。とはいえ、ここは粟ヶ岳ですから、間違えないように気をつけて欲しいですよ。間違っても、最強と言われた「クリクリダケ」なんてことにならないように…。
奥鬼怒もあっぷされてますね。ねこさんのブログあっぷのペースについていけていない今日この頃・・。
とりあえず、先にこっちにコメントです。
この週末は(も?)お世話になりました。ねこさんの新車、乗り心地よくってくせになりそうです(笑)。困るって?(って、ほんとにそう思ってそうだからなぁ。。)
ヒメサユリ、きれいに撮れてますねー。ウラジロヨウラクのアングルもいいですね。
そして、ねこさんのレポ、やっぱりおもしろいですねぇ。もののみかたがねこさんらしいというか、なんというか。
この週末はほんとこゆいかったなぁ。でもね。ヒルよりも何よりもゆきさんの登場が私の中ではいちばん強烈だったなぁ(笑)
>「ひめさゆり~~」 Σс(゜Д゜с
って、「ヒルサユリ~」ってみんな言ったのかと思ってた(汗)。ちがったのね。。
コメント有難う御座います。皆さんでしたら、しっかり一回でまとめられる内容なのでしょうが、更新回数の水増しのために分割してしまいました(笑)…なんて、一回で書こうと思ったら、他の記事のように終わらないからなんですけどね。いやはや。
やはり、皆さんと一緒にワイワイドライブすると楽しいですから、自分としても乗って頂けると助かります。何せ、「登れ登れ詐欺」だなんて…(爆)。
レポと写真は、皆さんの足元にも及びませんから、一緒の時にはなかなか困ります。自分もゆっきーさんの活躍がツボでした。やはり、執事として付いて行きたいと思いましたよ。
※ヒルサユリでしたっけ。早く書かないと、忘れていきますね(汗)。