2009年1月25日(日) 晴れ
今日は、サイテイを飛び出して、視察と称して久しぶりに奥多摩遠征に出かけました。とはいえ、圏央道の登場により、奥秩父よりも近くなっているので遠征とは言えませんが・・・。
今回の目的地は、浅間嶺。
富士山と日だまり縦走を目的としたユルユル山行です。以前、一度行った場所ですが、気持ちの良い場所は、やはり幾度も行ってみたくなるもの。今回は、どんな楽しみが待っているのでしょうか。
金曜日の夜、体調もままならないまま、しこたま飲んだため、土曜日は世間と隔絶した世界でうなされる事となりました。そのため、世間の天気とは無関係な状態にいたこともあり、この日、高速を降りた先に広がっている白銀の山々を見たときには、「うへぇ、いつの間に~!」と、えらいビックリさせられたのでした。いやはや。
現地へは、一度行っているだけあって、珍しく自信を持って目的地に向かいます。前回、分かり辛いと評判の払沢の滝の看板を見落として、御前山を目指すが如く駆け抜けたのも、今となっては懐かしい思い出。二度の失敗は繰り返さない、学習する大人に進化したかいねこですが、「豆腐屋を左、豆腐屋を左・・・」と頭の中で忘れないように繰り返している様は、はたして学習しているのか心配ではあります・・・。
とかなんとかやりながら、今回は、一回で目的地の払沢の滝駐車場に到着しました。案の定、周辺は雪がうっすら被っています。
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払沢の滝駐車場もすっかり白くなってます
と、いうことは・・・。
帰りに時間があれば見に行こうと思っていましたが、こうなると気になってくるのが『払沢の滝』。檜原村最大の観光地である払沢の滝は、全面氷結することでも知られる日本の滝百選・日本百名瀑。そんな滝を折角なので村を挙げてアピールをしようと、最大氷結をする日はいつかというの当てる『払沢の滝氷瀑クイズ』を毎年行なっているのです。ここ最近では、暖冬か温暖化か2006年のみ全面氷結したということですが、滝壺まで凍った姿は、東京にあってこの滝が見られるとは! と感動すること請け合いという噂です。
さすがに、この暖かい陽気では、100%とはいかないまでも、少しは凍った姿を見られるかと、本選の前に足慣らし程度に行ってみます。
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『檜原陶芸館 ギャラリー喫茶やまびこ』
の建物で作られたやまびこさん、お久しぶり!!
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払沢の滝への道
見た目寒く見えますが、とても暖かいです
滑る道をおっかなびっくり歩いて行くと、川が流れているのが見えてきます。やはり、こんな雪の日でもダメかと、滝の前に来てみると
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なんと、雪が降ったにもかかわらず
氷結度0%
氷の「こ」の字すら見えません。普通であれば、どこかに氷柱のような氷が固まったような姿を見る事が出来るはずですが、木に付いた雪以外は、どこを見渡しても欠片もありません。前回の武甲山登山口の延命水ですら、一部は凍っていたというのに、この雪が積もった場所での意外な出来事に、暖冬なのか、何なのか、しばし呆然となったのでした。
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そりゃ、犬も二本足で歩くって
山行を続けようと再び駐車場に戻る時、こんな光景が飛び込んできたのでした。
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本日一番の絶景はこんな所にありました
駐車場に居た人からは、
「こんな季節にも歩く人いるんだねぇ」
という恥ずかしいやら誇らしいやらな声を聞きつつ、いよいよ山行スタートです。
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浅間嶺まで4.6km
関東ふれあいの道となっていますから整備されていて安心です
ただ、今日は、そんなことを言われても仕方がないような雪の降った翌日。何があるか分かりませんから、ストックと軽アイゼンは、いつでも使えるように準備しておきます。心配していた車道は、ちょっと積もった雪のおかげでいつもよりも歩きやすい気がする程に、キュキュという音を立てながら歩いていけます。階段を使いながら、ジグザグの車道をショートカットして最初の峠を目指します。
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まずは、時坂峠までの車道歩き
天気は、朝から気持ちの良い晴れ、しかも綺麗な青が映える雲一つない快晴です。雪にキラキラと反射する光に目を細めながら、雪に埋もれた階段を登ります。振り返ると、遠くには都心のビル群が見える程ですから、この先の景色にも期待が持てます。
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屋根に手形をつけてみる
暑さのため(年末年始で益々太ったからという話もありますが)、早速汗をかきかき、スタートから1.3kmの時坂峠に到着。冬は、汗をかかない歩き方を、と言われていますが、どう忍び足で歩いても、どんなにウェアを脱いでも、汗をかいてしまう自分としては、毎度この警句が悩ましい限りです。峠の神社に、本日の山行の無事を祈願。・・・と、お参りの際に、手袋を外さなかったことを前回sanaeさんに指摘されたのをまた思い出してしまいました。いかん、いかん。
途中にある峠の茶屋までは、車で来られると看板に書いてあった通り、時坂峠からしばらくは、車道歩きになります。日陰のためか、先ほどより、ちょっと氷が張った道のため、足を滑らせながら、慎重に歩を進めます。
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今日は、まだ誰も歩いていない白銀の道
嬉しいけれど、ちと怖い
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あっさり峠の茶屋に到着
とはいえ、水面下では、結構フサフサ道(サイテイ用語)と格闘していたのでした
ここは、好展望とある通り、茶屋の前から奥多摩の主要な山々が綺麗に見えます。しかも、今日は、うっすら雪化粧がされていて、一段と綺麗に磨きがかかっています。ただ、折角看板に山名が書かれているのに、肝心の山の形が不案内でして、大体登ったことのある山々だというのに、この方向からすると・・・はて? となんとも心許無い山座同定となったのでした。いやはや。
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これが三頭山でいいのかな?
しばし、怪しい山座同定を行った後、この先にある山の神様(大山祇神社)にお参りして、前回も記事にした都会が一望出来るスポットに向かいます。
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2005年に来たときには、こんな看板でした(現在はありません)
半信半疑で、その方角を見てみると
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結構しっかりと都会を見ることが出来るのです
ここが東京であることを思い出させてくれます
今年もこのような景色を見ることが出来ましたが、以前と看板が変わっておりました。
目まぐるしく変わる都会の情勢にあわせてのことでしょう。
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東京タワーは無くなって、サンシャインと都庁と・・・
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ヒルヅ?
・・・惜しい。
前回来た時には、全く無かったこのお洒落キーワード。いち早く、世間をとらえて変えたのかもしれません。
・・・ただ、惜しむらくは『ヒルヅ』。
恐らく、見る人を楽しませるための狙いなのでしょう。
とても幸せな気持ちになれましたから。
とはいえ、ヒルヅ(もうこれで行きます)と言われても、イメージ出来る人も少ないでしょう。自分も見たところでは、どれがヒルヅだかは目視では分かりませんでした。ただ、こうして都会がわりと近くに見えているのは、同じ東京と言われても、やはり不思議な光景です。歩き始めてすぐ、車の音などの人工物の音が全くしなくなりましたし、今でも聞こえてくるのは、鳥の囀りと雪のサラサラと落ちる音のみ。早い時間に出発すれば、人の声すらしませんから、本当に静かな山歩きを楽しめるのもこのコースの魅力です。
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気になると言えば、この足跡は何の足跡か気になります
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そして、『みちこ』も大いに気になります
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何せ、峠の茶屋 チェーンですし
恐らく、今日は一番先頭で歩いておりましたが、途中、みちこに見惚れていたら、後から来た単独行の男性に先を譲ることとなりました。ベテランの方でしょうか。気がつけばすぐに見えなくなってしまいました。速いです。
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結構積もっていますね
ここからは、次第に雪が深くなっていきまして、歩くのもなかなか大変。先を行った方の足跡が続いていますが、結構大股なので、合わせるのもこれまた大変。しばらく歩くと「飲料水」と書かれた看板を発見しました。地図にあった水場のようです。
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以前あった雨どいが無くなっていました
今回は、凍結が心配でしたので水は下から汲んできていましたが、川が流れていない場所で水を汲むというのは、なかなか勇気が要りそうです。水は澄んでいて問題はなさそうですが、大丈夫なんですかね。
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所々で奥多摩の山々を一望できる場所があります
あちらの方は、そんなに沢山雪は積もらなかったようです
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山頂まであと少し
新たな看板には、山頂が近いことが書かれています。
折角ですから展望台コースを歩いてみようかと踏み出すと、雪が降ってすぐのような、雪の下に積もっている落ち葉もまだイキイキとしているのが足下に伝わってきます。例えるなら、買い物ビニール袋を踏み歩いているような感覚・・・って、表現下手すぎ。
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新鮮な雪を歩く歩く
ただ、しばらく登っていくと、何とトレースが消えていました。
雪深い上に先が木々に遮られていたので、先に歩いていた人は、戻ってしまったようです。以前、トレースにだまされて恐ろしい場所に連れて行かれたGWの佐渡が思い出されてきます。はてさてと、周りを見渡すと、ちょっとこの場所からは見え辛い場所に筋が通っているようなので、そちらを登ることにします。一度来ていなければ、自分も戻っていたと思いますが、やはり冬山は、来たことがある場所の方が安心です。とはいえ、ここからは、自分で雪道を歩いていくので、勾配もやや上がってきたのもあいまってそこそこ大変。せっせと雪を蹴散らしていると、途中で長靴のオジサンがやってきまして、道は間違っていなかったようでひと安堵。
「今日の富士山は綺麗だよ~」
という言葉にテンションも上がります。ワクワクと登り切ると松生山分岐が出て来ました。見ると誰かが先に行ったようでトレースもありますし、行ってみたい気持ちはわいたものの、破線道はやはり心配ですし、ワンダーランドの入口は、いつもこんな思い付きから来ることを思い出し、またの機会とします。低山といえども雪山は、好奇心・・・もとい安全第一です。
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松生山(まつばえやま)へは破線道
以前と比べると整備されたようですが、油断は禁物です
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山頂へは、後は尾根道を歩くだけ
快晴の青空をバックに山頂を目指します
しばらく歩くと、いよいよ富士山とご対面です。
見えてきた景色に思わずデベデベと近くへ駆け寄ります。今年最初の富士山。全景ではなく、回りの山々から一つ頭がにょきっと出た形ですが、なかなか、どうして見事です。しばし、うっとり。
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富士山占い的には
今年は何か抜きん出ろって事でしょうか?
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浅間嶺到着です
実際の山頂(903m)は、ここではなくてちょっと外れた祠です
この雪の中で見つかるのかどうか・・・
<つづく>
今日は、サイテイを飛び出して、視察と称して久しぶりに奥多摩遠征に出かけました。とはいえ、圏央道の登場により、奥秩父よりも近くなっているので遠征とは言えませんが・・・。
今回の目的地は、浅間嶺。
富士山と日だまり縦走を目的としたユルユル山行です。以前、一度行った場所ですが、気持ちの良い場所は、やはり幾度も行ってみたくなるもの。今回は、どんな楽しみが待っているのでしょうか。
金曜日の夜、体調もままならないまま、しこたま飲んだため、土曜日は世間と隔絶した世界でうなされる事となりました。そのため、世間の天気とは無関係な状態にいたこともあり、この日、高速を降りた先に広がっている白銀の山々を見たときには、「うへぇ、いつの間に~!」と、えらいビックリさせられたのでした。いやはや。
現地へは、一度行っているだけあって、珍しく自信を持って目的地に向かいます。前回、分かり辛いと評判の払沢の滝の看板を見落として、御前山を目指すが如く駆け抜けたのも、今となっては懐かしい思い出。二度の失敗は繰り返さない、学習する大人に進化したかいねこですが、「豆腐屋を左、豆腐屋を左・・・」と頭の中で忘れないように繰り返している様は、はたして学習しているのか心配ではあります・・・。
とかなんとかやりながら、今回は、一回で目的地の払沢の滝駐車場に到着しました。案の定、周辺は雪がうっすら被っています。
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払沢の滝駐車場もすっかり白くなってます
と、いうことは・・・。
帰りに時間があれば見に行こうと思っていましたが、こうなると気になってくるのが『払沢の滝』。檜原村最大の観光地である払沢の滝は、全面氷結することでも知られる日本の滝百選・日本百名瀑。そんな滝を折角なので村を挙げてアピールをしようと、最大氷結をする日はいつかというの当てる『払沢の滝氷瀑クイズ』を毎年行なっているのです。ここ最近では、暖冬か温暖化か2006年のみ全面氷結したということですが、滝壺まで凍った姿は、東京にあってこの滝が見られるとは! と感動すること請け合いという噂です。
さすがに、この暖かい陽気では、100%とはいかないまでも、少しは凍った姿を見られるかと、本選の前に足慣らし程度に行ってみます。
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『檜原陶芸館 ギャラリー喫茶やまびこ』
の建物で作られたやまびこさん、お久しぶり!!
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払沢の滝への道
見た目寒く見えますが、とても暖かいです
滑る道をおっかなびっくり歩いて行くと、川が流れているのが見えてきます。やはり、こんな雪の日でもダメかと、滝の前に来てみると
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なんと、雪が降ったにもかかわらず
氷結度0%
氷の「こ」の字すら見えません。普通であれば、どこかに氷柱のような氷が固まったような姿を見る事が出来るはずですが、木に付いた雪以外は、どこを見渡しても欠片もありません。前回の武甲山登山口の延命水ですら、一部は凍っていたというのに、この雪が積もった場所での意外な出来事に、暖冬なのか、何なのか、しばし呆然となったのでした。
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そりゃ、犬も二本足で歩くって
山行を続けようと再び駐車場に戻る時、こんな光景が飛び込んできたのでした。
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本日一番の絶景はこんな所にありました
駐車場に居た人からは、
「こんな季節にも歩く人いるんだねぇ」
という恥ずかしいやら誇らしいやらな声を聞きつつ、いよいよ山行スタートです。
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浅間嶺まで4.6km
関東ふれあいの道となっていますから整備されていて安心です
ただ、今日は、そんなことを言われても仕方がないような雪の降った翌日。何があるか分かりませんから、ストックと軽アイゼンは、いつでも使えるように準備しておきます。心配していた車道は、ちょっと積もった雪のおかげでいつもよりも歩きやすい気がする程に、キュキュという音を立てながら歩いていけます。階段を使いながら、ジグザグの車道をショートカットして最初の峠を目指します。
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まずは、時坂峠までの車道歩き
天気は、朝から気持ちの良い晴れ、しかも綺麗な青が映える雲一つない快晴です。雪にキラキラと反射する光に目を細めながら、雪に埋もれた階段を登ります。振り返ると、遠くには都心のビル群が見える程ですから、この先の景色にも期待が持てます。
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屋根に手形をつけてみる
暑さのため(年末年始で益々太ったからという話もありますが)、早速汗をかきかき、スタートから1.3kmの時坂峠に到着。冬は、汗をかかない歩き方を、と言われていますが、どう忍び足で歩いても、どんなにウェアを脱いでも、汗をかいてしまう自分としては、毎度この警句が悩ましい限りです。峠の神社に、本日の山行の無事を祈願。・・・と、お参りの際に、手袋を外さなかったことを前回sanaeさんに指摘されたのをまた思い出してしまいました。いかん、いかん。
途中にある峠の茶屋までは、車で来られると看板に書いてあった通り、時坂峠からしばらくは、車道歩きになります。日陰のためか、先ほどより、ちょっと氷が張った道のため、足を滑らせながら、慎重に歩を進めます。
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今日は、まだ誰も歩いていない白銀の道
嬉しいけれど、ちと怖い
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あっさり峠の茶屋に到着
とはいえ、水面下では、結構フサフサ道(サイテイ用語)と格闘していたのでした
ここは、好展望とある通り、茶屋の前から奥多摩の主要な山々が綺麗に見えます。しかも、今日は、うっすら雪化粧がされていて、一段と綺麗に磨きがかかっています。ただ、折角看板に山名が書かれているのに、肝心の山の形が不案内でして、大体登ったことのある山々だというのに、この方向からすると・・・はて? となんとも心許無い山座同定となったのでした。いやはや。
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これが三頭山でいいのかな?
しばし、怪しい山座同定を行った後、この先にある山の神様(大山祇神社)にお参りして、前回も記事にした都会が一望出来るスポットに向かいます。
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2005年に来たときには、こんな看板でした(現在はありません)
半信半疑で、その方角を見てみると
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結構しっかりと都会を見ることが出来るのです
ここが東京であることを思い出させてくれます
今年もこのような景色を見ることが出来ましたが、以前と看板が変わっておりました。
目まぐるしく変わる都会の情勢にあわせてのことでしょう。
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東京タワーは無くなって、サンシャインと都庁と・・・
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ヒルヅ?
・・・惜しい。
前回来た時には、全く無かったこのお洒落キーワード。いち早く、世間をとらえて変えたのかもしれません。
・・・ただ、惜しむらくは『ヒルヅ』。
恐らく、見る人を楽しませるための狙いなのでしょう。
とても幸せな気持ちになれましたから。
とはいえ、ヒルヅ(もうこれで行きます)と言われても、イメージ出来る人も少ないでしょう。自分も見たところでは、どれがヒルヅだかは目視では分かりませんでした。ただ、こうして都会がわりと近くに見えているのは、同じ東京と言われても、やはり不思議な光景です。歩き始めてすぐ、車の音などの人工物の音が全くしなくなりましたし、今でも聞こえてくるのは、鳥の囀りと雪のサラサラと落ちる音のみ。早い時間に出発すれば、人の声すらしませんから、本当に静かな山歩きを楽しめるのもこのコースの魅力です。
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気になると言えば、この足跡は何の足跡か気になります
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そして、『みちこ』も大いに気になります
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何せ、峠の茶屋 チェーンですし
恐らく、今日は一番先頭で歩いておりましたが、途中、みちこに見惚れていたら、後から来た単独行の男性に先を譲ることとなりました。ベテランの方でしょうか。気がつけばすぐに見えなくなってしまいました。速いです。
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結構積もっていますね
ここからは、次第に雪が深くなっていきまして、歩くのもなかなか大変。先を行った方の足跡が続いていますが、結構大股なので、合わせるのもこれまた大変。しばらく歩くと「飲料水」と書かれた看板を発見しました。地図にあった水場のようです。
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以前あった雨どいが無くなっていました
今回は、凍結が心配でしたので水は下から汲んできていましたが、川が流れていない場所で水を汲むというのは、なかなか勇気が要りそうです。水は澄んでいて問題はなさそうですが、大丈夫なんですかね。
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所々で奥多摩の山々を一望できる場所があります
あちらの方は、そんなに沢山雪は積もらなかったようです
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山頂まであと少し
新たな看板には、山頂が近いことが書かれています。
折角ですから展望台コースを歩いてみようかと踏み出すと、雪が降ってすぐのような、雪の下に積もっている落ち葉もまだイキイキとしているのが足下に伝わってきます。例えるなら、買い物ビニール袋を踏み歩いているような感覚・・・って、表現下手すぎ。
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新鮮な雪を歩く歩く
ただ、しばらく登っていくと、何とトレースが消えていました。
雪深い上に先が木々に遮られていたので、先に歩いていた人は、戻ってしまったようです。以前、トレースにだまされて恐ろしい場所に連れて行かれたGWの佐渡が思い出されてきます。はてさてと、周りを見渡すと、ちょっとこの場所からは見え辛い場所に筋が通っているようなので、そちらを登ることにします。一度来ていなければ、自分も戻っていたと思いますが、やはり冬山は、来たことがある場所の方が安心です。とはいえ、ここからは、自分で雪道を歩いていくので、勾配もやや上がってきたのもあいまってそこそこ大変。せっせと雪を蹴散らしていると、途中で長靴のオジサンがやってきまして、道は間違っていなかったようでひと安堵。
「今日の富士山は綺麗だよ~」
という言葉にテンションも上がります。ワクワクと登り切ると松生山分岐が出て来ました。見ると誰かが先に行ったようでトレースもありますし、行ってみたい気持ちはわいたものの、破線道はやはり心配ですし、ワンダーランドの入口は、いつもこんな思い付きから来ることを思い出し、またの機会とします。低山といえども雪山は、好奇心・・・もとい安全第一です。
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松生山(まつばえやま)へは破線道
以前と比べると整備されたようですが、油断は禁物です
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山頂へは、後は尾根道を歩くだけ
快晴の青空をバックに山頂を目指します
しばらく歩くと、いよいよ富士山とご対面です。
見えてきた景色に思わずデベデベと近くへ駆け寄ります。今年最初の富士山。全景ではなく、回りの山々から一つ頭がにょきっと出た形ですが、なかなか、どうして見事です。しばし、うっとり。
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富士山占い的には
今年は何か抜きん出ろって事でしょうか?
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浅間嶺到着です
実際の山頂(903m)は、ここではなくてちょっと外れた祠です
この雪の中で見つかるのかどうか・・・
<つづく>
コメント有難う御座います…って、すでに頂いていた記憶がありますが…あれ。
ツッコミ所の無い普通のレポで失礼いたしました。スイス&タヒチ(って、自分もよく分かっていないのですが)は、またの機会にお願いしますね(笑)。まゆ太さんは、飲み会でお忙しかったとのことで、残念でしたね。
ニリンソウで宴会山行もありですね。と、たけ小屋とかぶってしまいますが(汗)。
二本足で立つわんこ・・・わたしもトラウマありっす(汗)
写真は、まだまだ全然分かりません(汗)。もっとドーンとした写真にしたいのですが、アップがしょぼい写真ばかりでして…。とはいえ、レンズ沢山と三脚なると集中出来ないですし(あ、面倒なのかも)。sanaeさん、そろそろいかがですか?
今のところ、まだ抜きんでる様子が無いので、月も変わったので頑張ります!
山レポとして認めて頂きまして有難う御座います。m(_ _)m
みちこ、気になりますよね。自分も茶屋もですが、早すぎるからか、いつも開いていないので、今度は逆コースにしてみようと思います。どんなみちこさんなのか、楽しみです。
犬は、滝から帰って来た時に、ずっとあのまんまでした。ちょこんと立ちっぱなしで、鳴きもしないので、剥製かと思いましたが、見たら限界まで紐が引っ張り状態。息してるか心配になりました(汗)。
>今年は何か抜きん出ろって事でしょうか?
巧いですね~
それは一眼の腕ですか?
それともか○○○?(^^ゞ
ちゃんとお参りしたようですし(笑)
ワンちゃん、相撲取り的には
縁起がいいのかも~
もう、ツボだらけですわ。ケイタイで読んであんましコメントすること多すぎるんで帰ってからなんて思ってたらあらあら何日もたってしもた。
みちこ、私もものすごく気になりました。なにせチェーンだし、出逢いだし、みちこだし。でも、私が通るときはやってないんだな、これが。どんなみちこが尾で迎えしてくれるんだろう。時坂峠の茶屋では寄ってなにか食べたら美味しいお漬物だか煮物だかサービスされた記憶が…
でもって、あののぞき穴。知らなかったー。今度ぜったい行ってみます。
で、いちばんのツボは、犬くんです。あれは、奇跡でしょうか? それとも、彼にとっては日常なのでしょうか? まじめ~な顔つきとあの、えー、なんちゅうか、お腹の辺に視線がどうしてもいってしまうのは、なんででしょうね。。。
皆さんのツボが千差万別なのは、報告のし甲斐があって嬉しいですね。実は、手形の建物は、トイレだったりします(笑)。
雪のヒルヅじゃないですけど、浅間嶺は良い場所ですよ。是非!
おおっ、連続コメントを頂いてしまいました。何だか嬉しいっす。
ワンコは、気がついたら二本足で軽くビビりました。あのまま、迫ってきていたら、軽くトラウマでしたけどね(笑)。
この浅間嶺をウェブで調べていたら、最初に出て来たのは、たけ小屋の飲み会…もといオフ会。その後もこの時の記事ばかりってのは、たけ小屋メンバーがアピールしているのか、毒しているのか…。
最近、真面目な内容が多かったので、自分としても久しぶりにいつもの調子で書けたので、楽しかったですよ。
これで、皆さんの変換が六本木ヒルヅになってしまっていたら、ちょっと嬉しいですね(笑)。
そちらの山頂からは、何が見えますか?
わたしは屋根のかいねこさんの手形がなぜかツボでしたわ。
まだまだ遊びたいお年頃ですね!
やばいよ、あの2本足のワンコ
んで、『ヒルヅ』
なぜに飼い猫さん行くところに笑いが・・
笑いのオーラが笑いに囲まれてって
まるで ロシアの人形のように
人形の中に人形・・・マトリョーシカ
はれっ そんな名だったっけか?
浅間嶺はオフで一度行った事あり
そっかー あそこも雪景色なのね
かいねこ先生、面白すぎます。
犬とヒルヅが壺でした。腹いたいw
雪のふさふさ道もええ感じですねー。
みちこのちょっとくどい看板に関東を感じますわ。
登りきったら富士山が見えるっていいなあ。