小野照崎神社・浅間神社例祭「お山開き」

た、たまたま仕事のユーザーが近かったから、立ち寄っただけなんだからねっ！

という、ツンデレ的な言い訳を頭の中で詠唱しつつ、やって来たのは、小野照崎神社。
今日は、夏越の大祓と富士塚お山開きの神事が行われるとのことで、氏子の方々以外にも大勢の人が訪れておりました。
また、行事の進行とは別に長い列を作っているのは、密かなブームとなっている御朱印の影響らしく、このお山開き期間だけの御朱印を御朱印張に書いていたただくための列だとか。いやはや、凄いです。

10時になり、祭事が始まりました。
まずは、夏越の大祓の神事から。半年の穢れを祓うため、参列者は形代に悪いところを移して払っていたただきます。
大祓詞を参列者全員でとなえるとは思いませんでしたが、今年上期の憂いを祓うことができました。

続いて浅間神社の祭事が始まり、氏子の皆さんの参拝から、茅の輪くぐりを行った後、富士塚登山が行われます。
元々、足場が悪い溶岩で造られた富士塚に、昨日から本日までの雨模様、そして氏子の皆さんの高齢化もあって、富士塚といえどもなかなか大変な登山のようです。
これは、自分が登った際により理解できましたが、思った以上に足場の細い道のりに加え、それが滑りやすくなっているのですから、運営の皆さんが心配されるのも当然と理解できました。

前日の記事にも、有名な富士塚と書いた通り、その様子を朝日新聞の方が写真に撮られておりました。その他にも、多くの方が写真を撮られていましたが、あのような姿を見ると、我ながら反省しないと、と思わされます。
神事を隔てるように写真を撮る、神事が始まる前に富士塚に入ってしまう、写真を撮ることが目的のように神事中も写真だけ撮り続ける、目的は、様々ということではありますが、なんとなく寂しい光景に感じました。

その後、蛇土鈴の購入までに一時間並ぶことになったのが一番の驚きでした・・・御朱印恐るべし。