飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

武川岳:今年初登山(その2)

2006-02-10 23:30:55 | 山登りのたしなみ
さて、話が前後してしまいますが、甲仁田山に無事(?)に到着した後からのお話です。

甲仁田山にて停滞中 (11:55 ~ )


やっぱり二子山まで戻るのかなぁ・・・( ´Д⊂ヽ
このまま武川岳に行くルートを勝手に作っちゃいたいよぉ



もし、近くに帰りのルートがあったなら、このまま、帰っていたことでしょうに。色々葛藤しましたが、戻った方が早いとの結論から、同じ道を戻っていくのでありました。やはり、「今年を占う」と書いてしまった手前、ここで中途半端で止めては、なんとなく今年がうまくいかない気がして…。すっかりお昼を過ぎましたが、先に進みます。


もし、甲仁田山側から入ってみたいという冒険者の方
このプレハブ脇から入っていけば、二子山に行けます



山頂から20分ほどで二子山到着。ちょっと脇道にそれただけなのに、これだけのことで、つい30分前に気力十分でいたのが嘘のような、疲れっぷりです。はぁ。(*´д`*)


そして、二子山の山頂にてもっと疲れさせるような事実が・・・
こちら山頂からちょっと行った、かいねこオススメスポットの近く



見ないようにするのが難しいですって・・・( ̄□ ̄;)ハゥ!!
武甲山に目を奪われないように気をつけましょう



二子山出発 (12:15 ~ )

ここでも帰ろうかと、しばらく悩みました。前回の雪と今回の道迷い、同じ相手に二回も負けてしまっては、負け豚 負け犬になってしまいそうですから、再び歩き始めます。


やはり初心者コースといえば、こういう道ですよね・・・



振り返ればその名の通りの二子山
なんだか可愛らしい山ですね



ザックが記念撮影をしていた二子山スポットのは、上部の岩の部分です
ということは、こちらからは丸見えなんですね・・・(恥ずかしい)



で、例のパラボラ塔とは、こうつながっております


で、焼山への道は、どうかというと、一気に下った後は、平坦な道が続いております。そのせいもありまして、勢いよく進みます。ただ、焼山が近付いてくるにしたがってどんどん登りが増えてきまして、相変わらずの直登っぷり。


ひ、広い・・・なんだか上から丸い岩が転がってきそうな
そんなインディ的というか、ドリフ的な道ですね



とはいえ、慣れてしまえば直登もそんなに苦労も無く登れます


しばらく行けば、焼山山頂の山頂に到着です。焼山は、無理やり(?)木々を刈り取ったようなちょっとイタイ山頂なのですが、遮るものも無く見晴らしは最高です。秩父の町や、二子山、武甲山もくっきり見えます。例のパラボラ塔だって…。


こちらもイタイ山・武甲山が目の前に見えます
下の切出し場まで見える所はなかなかありませんから貴重ですかね
なんか闘技場みたいですけど・・・



こちらは秩父の街が一望できます
夜に来たら綺麗なんでしょうね


この焼山山頂ですが、先約がいらっしゃいました。そう、二子山途中で抜かした3人パーティです。登ってきた自分の姿を見て…ギョッとしてました。( ̄□ ̄;)エエッ

(あなた、いつの間に後ろに…)

と言いたそうな感じでしたね。すいませんね、道に迷って。


焼山から(12:45 ~ )


あぁ、今までの道がちょっと可愛く見えてきた・・・
直登ここに極まれり



急坂、急坂、また急坂。直登だらけ…。あぁ登っているなぁ、という感じがより出て、ダラダラジグザグに進むよりも好きですが、やはりお腹一杯になってしまいました。ふくらはぎなんて、そりゃもう子持ちシシャモの如く。このあたりは、風向きが丁度いいのか、突風も吹き荒れてますし…。


また登り



もいっちょ登り


ここまで、ほとんど休憩場所以外で休んだり、止まったりすることはありませんでしたが、とうとう坂の途中で止まるようになってしまいました。木を見つけては、つかまってのぼったり・・・といいますか、木につかまらなければふらふらとどこかに行ってしまいそうで・・・。と、登りに登っていきまして、見上げた目の端に看板が!!ようやく到着かと思いきや、蔦岩山だったのでした・・・。

蔦岩山から (13:22 ~ )


蔦岩山標識。1000mを越えたって事は、もうちょっとですね



多分、あの山だよなぁ・・・。
なだらかな感じなので安心ですが、もう急登が無いことを祈ります


予想通り、蔦岩山(1,004m)と武川岳(1,051.7m)は、ほとんど同じ位ですから、このあたりからは、ちょっとした登り(でもあるんだ)だけとなっておりますので、山頂までは、比較的楽に進めそうです。


ホワイトロード!!
この辺もやっぱり雪がとおもいきや、氷でした
(滑りませんからご安心ください)


自分を祝福して(意味があるかは置いといて)くれるかのような、白い道が伸びております。山頂に向かって一直線!!


あの木の杭のようなでっぱりは、看板の頭でしょ?
ということは、ついに?!



到着しました武川岳(1,051.7m)
雪っぽいのがそこかしこ


ま、道迷いになったりしましたが、なんとか武川岳まで到着です。長く歩いた気になってますが、登り始めてから4時間も経ってないんですよね。ふぃ~、久しぶりって大変ですわ。

武川岳


(おまけ)


侍かいねこ参上!!
・・・暇だったんでポーズを決めてみました(アホ)

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8 コメント

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祝・武川岳リベンジ登頂! (まろん)
2006-02-12 19:10:08
山行&レポ、お疲れさまでした。

この果てしなき直登ルートはシンドそうですね。雪が降ったら近付けない感じって良くわかります。

「侍かいねこ」ポーズって余裕じゃないですか-(笑

二ヶ月のブランクを感じさせない”かいねこパワ-”、恐るべし!
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マジ、侍っぽい! (しげぞう)
2006-02-12 19:32:04
山レポ、拝見しました~!

登りっぱなしがしんどそう!そして確かにイタイ山だ!(笑)山って、人工的なモノがほんとに似合わないっすよね~。鉄塔とか採掘場とか…。



っていうか、4時間って結構登ってますよね。私、かいねこさんはひそかに健脚だと思ってますから。常念のときから…(笑)。



2月でコレですから、7月~8月の夏山シーズンには…めっちゃパワーアップしそうで楽しみです~♪♪♪
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Unknown (heppoco)
2006-02-13 22:17:48
登り、登り、また登りで辛そうに見える写真が続いてましたが、(しげぞうさんもおっしゃるとおり!)かいねこさんはひそかに(?)健脚だって私も思ってます、実は。

かなりハードな日帰りされてますから・・・いつも(笑)



冬はいいですね、葉っぱが無いから景色も丸見えで、暑くもなく寒くもなく。

やっぱり低い山もいい!うん、いい!(*^_^*)



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書く時間がな~い (かいねこ)
2006-02-14 09:10:27
バレンタインなんてネタの宝庫なのに(笑)。



>まろんさん

意外に余裕です…って低山ですから、見た目以上に楽なんですよ。ただ、雪が降ると、この直登は脅威ですね。アイゼン必須です。

しかし、こんなところでダメダメになっていては、いかんですから、春からの山行に向けてリハビリです。今週もまたどこかに行きたいものです。



>しげぞうさん

健脚じゃないですって。しげぞうさんの足下にすら及びませんから(笑)。こんな低山では、走り抜けちゃうんじゃないですか?

確かに人工物は、似合わないですよね。ただ、奥武蔵あたりですと、避けられないのは事実…。うむむ。



>heppocoさん

ですから、違いますからね~。成り行きというか、気がついたらというか、勝手に歩かされているだけですから。実物をみたら、健脚には程遠い足取りでフラフラ、ぜいぜい…。

冬の低山は、寒いですがいいですよね。人も少ないですし、午前中は、空気も澄んでいて、このあたりでもいい景色が拝めます。heppocoさんもそろそろいかが?
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おぉ~!お侍! (sanae)
2006-02-15 10:39:15
鉄塔や採掘場に目をふさげばもうタイムスリップですね~(笑)

山頂からのルート気になります(^-^)

ホラホラ、チョコばかり食べてないで、続きを楽しみにしてますから。

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あっ、まだ下山してなかったんだ! (まろん)
2006-02-15 11:41:59
武川岳(その2)ってことは(その3)とか完結編があるわけですよね。もちろんオチ付きで! 侍かいねこで終わりって勘違いして失礼しました(笑 続きが楽しみです。
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私も… (まるち)
2006-02-17 21:57:34
かいねこさんは、健脚だとず~っと密かに、いや堂々と思っておりましたが。

ハプニングに歩かされるにせよ、結果的には歩ききっている訳ですから(笑)



最後の写真はバッチリ侍ですね~!
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鼻血がようやくおさまりました (かいねこ)
2006-02-19 23:25:12
放置しすぎですね・・・ごめんなさい。



>sanaeさん

本当に、鼻血が止まらないで・・・(汗)。

山頂からどうなったのか、というか今までどうしていたのか、書いておきますので、懲りずに再びよろしくお願いしますね。





>まろんさん

そうなんです。下山していないんです。分からないように、このまま終わりにしてしまおうと思っておりましたが・・・。(その3)は実は出来てまして(笑)。写真のアップが上手く出来なかったので、そのまま放置中なんですよ。今度こそ!!





>まるちさん

いやいや、歩かないと帰れませんから・・・命がけですので、健脚ではありませんね。

何故こんな写真になっているかというと、・・・まごうことなく偶然なんです(笑)。たまには、自分の写真でもアップしてみようかなぁと思ったのが始まりで。そのままでは恥ずかしいので、長く伸びた影にすれば、少しでもスマートになると思って撮ってみたら・・・ストックが剣に早変わり(笑)。シャッターチャンスって面白いですね。
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