彩人~irodori_bito~ の ひとりごと

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学習支援

2015-03-08 10:52:17 | 私の学び 講演会・セミナー・本
待望の学習支援の養成講座が始まりました。

初日は自己紹介からスタート。

すごい思い入れがあって申し込んだ人ばかりではなく、

・自分にも何かできるのかな?
・子どもの貧困なんて初めて聞いた。
・聞いてみようかな~と思って。

という方も結構いらっしゃいました。

ここからのスタートがいいのかもしれません。
知らなかった人が知って、そして関わっていくなんていうのは輪が広がっていく感じがします。


講師は、2012年から学習支援活動をされている『ポトスの部屋』の皆さん。
(先生っていうと怒られます。おじちゃん、おばちゃんだよって😀)

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1限目は、学習支援ポトスの部屋の始まりから現在の状況。

代表の山田さんはものすごく活動家。

思い立ったらすぐ行動!どんなところへも飛び込んで行く勇気!

最初は自分の娘さんのためだったようです。

「行くところ(高校)はありません」の言葉に、
教育を受けられないなんておかしいよね?

高齢者には手厚いケアがあるけれど、子どもは学校に行けなくなったら行く場所もない。
これはいけない!

と、子ども達の権利を守るために奔走されたお話には感心するばかりでした。


学校に行けなくなった子ども達の居場所を作ってみても、当の子どもが自ら来ることはなく、親御さんの相談がほとんど。

本当に困っている子ども達は交通費を払って時間をかけて通えるわけもなく、開設する場所も大切。

スタッフの確保。

課題は多いなあ。


無料学習支援を始めて3年が経ち、見えたことは。。。

子どもの時間に合わせる必要から主婦が行う難しさ。

中学生対象でも弟や妹がついて来る(世話をしなくてはならないから)、
高校へ進んでも続けられない問題も有り引き続き学習支援の必要が有る、
外国籍の親御さんの場合の言葉の壁
学習以前に、
お腹を空かしていて、集中できない、やる気が起こらない、栄養不足で目が見えない…、
子どもが学習環境にないため、親御さんの生活相談 等々

生活丸ごとの支援なんです。

無料で開放してそこまでできるのは、全国からの支援があるから。

メディアに取り上げられるようになると、支援者が増えて、全国から寄付金、お米を始めとする食料品、勉強するための文房具、辞書等々がたくさん送られてくるんだそうです。

中には東日本大震災の被災者からも。
(自分が支援されから本当の支援がわかるということで)
なのに地元愛知からはとても少ないそうです😓 あらら…



せっかく子どもが、保育士になりたい!という夢を持っても、今の状況ではその子の夢が叶えられない。

お金がない、夜間大学がない。
学べないんです。

財政難のため、公立高校はどんどん減らされる。

はぁ~😞 ため息しか出ない。


政治家さん、子どもの未来のためにもっともっと予算を使ってください!!

それから、子どもの学びたい気持ちを食い物にしないでください!!!

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お金は愛ある使い方を❤️


こんなに大きな活動を最初から目指しはしませんが、街のリビングは「居場所」であること。

安心していられる場所、受け皿になることを目指します。

こういう想いを持ったおとなはたくさんいるよ。

みんな安心して未来に夢を持ってね😄


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