石橋海中案内☆ガイドマンのLog

神奈川県小田原市のダイビングポイント石橋で日々潜り続けているガイドのブログです。

石橋最新生物事情2022/03/31[w/map]

2022-04-02 09:20:03 | ダイビング
みなさん、こんにちは。

[海況]※3/31時点

透明度   5m前後
水温   15〜16℃

どうでしょう。
思いのほか良かった、とも言えるし、「こんなものか」とも…
取り敢えず見えてはいますw


[生物情報]

久闊を叙する。
と、わびながらも、なかなか潜る機会に恵まれず。無論潜らなければ情報も得られず。情報がなければ…。
やつがれの路傍の石(いや、それ未満w)と化した日常を晒すほどの露悪趣味にもあらず。結果久々の更新と相成りました。

が…
その久方ぶりの海中、ダイブ(3本目)で何と奇跡(それこそ人生初の)が起こりました。

まさかまさかのイルカ(おそらくバンドウ/ペア)との遭遇☆
僥倖。感極まれり!!です。
こんな出逢い人生初にして2度はおそらくない。タブン…
いやぁ、ほんとビビった(笑)


取り敢えずそんなこんなで、他にも仔ネコちゃん(20cm位)との邂逅といった久方の吉報もあったのですが、霞んでしまいました。
といったところも踏まえ、羅列です。


魚系
ネコザメ(仔ヌコちゃん)、ベニカエルアンコウ、クマノミ、ミノカサゴ(yg)、アライソコケギンポ、コケギンポ、ヒラメ、イサキの群れ、ネンブツダイの群れ、ミナミハタンポの群れなど


甲殻類
アカホシカクレエビ(×2)、コノハガニ(♂♀)、イソバナカクレエビ、コマチコシオリエビ、チュウコシオリエビ、ナガレモエビ、オトヒメエビ(チビ)など


ウミウシ
スイートジェリーミドリガイ(チビ増)、アオボシミドリガイ、コモンウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシ


ウミウサギ
トラフケボリ(ペア×1、単×1)、コボレバケボリ(ペア×1)、ベニキヌヅツミ、トガリアヤメケボリ、アヤメケボリ


その他
バンドウ(おそらく)イルカ


[ならば問おう。何がどうなれば満点なんだと…w]


いやしかし、もう少し透明度があればな、と。
そこが悔やまれます。

南のブイ下と一番岸寄りのアンカー(水深7〜8m)辺りの2箇所で、2つの“鈍色”が北から南へと計2回、高速で目の前(約3m先)を横切って行きました。
その時間 ー 認識してから消え去るまで ー およそ2秒。2回ともアッという間の出来事でした。

因みに大きさは3〜4m位に感じられました。
兎に角大きかった。そう感じました。ガラスを隔てた水族館の水槽で見るよりも全然。一瞬、壁が(寧ろ闇が、帳が)視界を覆ったのかと思えるほどに。不覚にもその得体の知れない気配にたじろぎ身構えもしました。

そして、とてつもなく速かった(笑)
イナダやカンパチの回遊速度も速いと感じることはありますが、その比ではなかった、というのが実感です。
駅のホームを走り抜ける東海道線と新幹線位の体感差です。

今回、イルカとの一瞬ではあっても圧倒的な体験に気もそぞろ。その後“マクロ”に傾倒、没頭することなど到底かなわず。暫くの間腑も魂も抜けた状態でおりました(笑)

そんなこともあるんですね。
すげぇなぁ。海。石橋の海。


長くなりましたが、以上です。
長文お付き合い頂き、ありがとうございました☆


なおきxoxo
コメント
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