石橋海中案内☆ガイドマンのLog

神奈川県小田原市のダイビングポイント石橋で日々潜り続けているガイドのブログです。

石橋最新生物事情2025/01/31[w/pics]

2025-01-31 16:21:06 | ダイビング
みなさん、こんにちは。


早いもので今年ももう一ヶ月が経ってしまいました。光陰矢の如しです。

そして海中は……
新たな動きは留まることなく続きます。安定しないことへの憂いもありますが、一方で楽しみ/期待(漠然とした)にも繋がっています。

といったこと諸々踏まえ、週末前情報纏めていきます。



[海況]

透明度   15m前後
水温   14〜15℃

今日も海が青い。



[生物情報]

冒頭でも触れた通り、新たな動き各処で見られています。


魚系
イロカエルアンコウ(チビ黄×1・yg橙×1/)、イバラタツ()、カミソリウオ(♀/失踪中ww)、ガラスハゼ(チビ&ad/)、クロイトハゼ(ペア)、ネッタイミノカサゴ(yg)、アライソコケギンポ、コケギンポ、ミナミギンポ、ニジギンポ、ヒラメ、ホウボウ、アカオビハナダイ、マアジの群れ、ネンブツダイの群れなど
◆どちらかというと魚系はワイド・ネタが優勢の印象☆


甲殻類
アカホシカクレエビ()、イソバナカクレエビ、オシャレカクレエビ()、クシノハカクレエビ()、カゲロウカクレエビ()、アカスジカクレエビ()、クリアクリーナーシュリンプ、カザリイソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビ、ナガレモエビ()、コマチコシオリエビ()、コノハガニ(♂♀/cvアリ)、ベニサンゴガニ()など
◆甲殻類、兎に角今は目が離せない☆ここ暫く狙っているものがあります。当たりそうな予感はしていますw☆


ウミウシ
ハナオトメウミウシ(yg&ad/)、カメキオトメウミウシ()、オトメウミウシ()、アオボシミドリガイ(増)、セトミドリガイ(New)、ノアルダガイの仲間(不明種New)、セスジミノウミウシ(チビ)、ロータスミノウミウシ()、セトミノウミウシ()、ミノウミウシの仲間(不明種)、ヒロウミウシ()、アマモミドリガイ(New)など
◆色々出ては消えを繰り返しながらも、賑わいは増していきます☆


ウミウサギ
トラフケボリ()、コボレバケボリ()、ホリキヌヅツミ(New)、アヤメケボリ()、トガリアヤメケボリ、ベニキヌヅツミ(チビ&ad/)、シュスヅツミ()
◆こちらもチビちゃんが目に付くようになり、個体数でもかなり増え始めています。あとは種類、、なんですけどねw☆


その他
ヒョウモンダコ(神出鬼没)など
◆色々います(笑)☆



今回も頂いた写真を、何枚か選りすぐり(独断と偏見)でご紹介していきます。
※写真提供、いつもありがとうございます



[クシノハカクレエビ:どうしても触れずにはいられないエビさんw撮影は中々に至難の業 ※photo by YOSHIDA_san]

[ノアルダカイの仲間:今日イチで琴線に触れたおチビさん。エンビノアルダカイという可能性を残しながら不明種と判断 ※photo by YOSHIDA_san]

[ミノウミウシの仲間:以前から気になっているミノさん。今回も出現。中々正体つかめず変わらず不明種 ※photo by YOSHIDA_san]

[ナガレモエビ&アオボシミドリガイ:今回ちょっと面白かったのがコレ。主役はナガレモさんなのだが、どうにも画角に入り込んでくる多発中のアオボシさんペア。とても良きw因みにナガレモさんも×2 ※photo by YOSHIDA_san]
[ナガレモエビ:そのナガレモさん。コチラは上からのピン・ショットでメイン=主役 ※photo by KOBAYASHI_san]
[アカスジカクレエビ:今観られる虎の子の1個体。お気に入り且つ箱入りw ※photo by KOBAYASHI_san]
[カゲロウカクレエビ:yg/こちらもお気に入りのカゲロウさん。“カゲロウ感”出てますw ※photo by SAITO_san]
[イソバナカクレエビ:イソバナに付くカクレエビ。“ならでは”の逆光ショット。内臓と透け感w ※photo by SAITO_san]
[コマチコシオリエビ:こちらも推しの甲殻類……ではあるが、何が良いってこの青抜き ※photo by YOSHIDA_san]

[ベニサンゴガニ:お目々がたまりません。ところで鋏脚は……まずは無くても気にせず元気な様子 ※photo by SAITO_san]



賑わいを伝えるべく頂いたお写真をこうして展開している訳ですが、、
本来ならば、頂いているものの中からもっと他にも主要な“掲載すべき”写真はあるのだとは思います。ただ(とりわけ今回は)完全に趣味―個人的嗜好―に走りました。あしからず。
甲殻類とウミウシ(しかも不明種)のみ……ありがとうございます。


以上、季節外れの晩春を思わせる賑わい、ご紹介してまいりました。
この思わぬ展開―“禍福は糾えるなんとやら”とは申しますが、まだまだ盛り上がっていきそうです。


なおきxoxo

コメント
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