石橋海中案内☆ガイドマンのLog

神奈川県小田原市のダイビングポイント石橋で日々潜り続けているガイドのブログです。

石橋最新生物事情2023/02/06[w/map](※追記/加筆〈2/10〉有り)

2023-02-08 05:15:38 | ダイビング
みなさん、こんにちは。
今年も早々に春を迎えました。
もう春です。2023年立春大吉です☆
(※追記/加筆有り)

[海況]

透明度   10〜12m
水温   15〜16℃

潮自体は安定しています☆
ただ穏やかな日が続いた1月に比べ、いよいよざわつく日も増えてきました。そこは季節柄例年通りといったところですが、これから暫くは海況見極めながら合間を縫って…といった感じになるのでしょう。
天気図とにらめっこの日々が続きそうですww



[生物情報]

さて、生物は兎に角賑やかです。
マクロ系中心にはなりますが、新たな出逢いに事欠かない、そんな日々の連続です☆

てなわけで見処“注目株”―をざっとご紹介してまいりましょう。



魚系
クマノミ(yg×2)、ミツボシクロスズメダイ(減)、タツノイトコ(yg)、ヒフキヨウジ、ベニカエルアンコウ(×1)、アライソコケギンポ(yg&ad/増/)、コケギンポ(増)、ニジギンポ、ミナミギンポ、サクラダイ(yg)、アカオビハナダイ(群れ/増/)、ホウボウ、ミノカサゴ、ブダイ(チビ)、アナハゼ(チビ)、ヨソギ、アミメハギなど
◆イトコさんが残っているのはやっぱり嬉しい限り。し か も、眼上皮弁がスゴイことにッ☆サクラさんもお気に入り☆殊ギンポ系がやたら増えているあたり春を感じさせます。


甲殻類
アカホシカクレエビ()、クリアクリーナーシュリンプ、イソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビ、アカスジカクレエビ(yg)、イソバナカクレエビ(増)、ミズヒキガニ(new)、不明種*→クビナガアケウス(カニの仲間→判明[2/10]/new//)、コノハガニ(♂♀)、ナガレモエビ(new)など
◆エビカニさん達の動向にも季節の移ろいを感じられます☆*そして今回何より気になって仕方のなかった最重要(極めて個人的にw)案件…ノコギリイッカクガニとやらに似るもそうではないらしい謎の子について。調べに調べようやく辿り着いた結論。つまりこの子は現状完全なる不明種(所謂“カニの仲間”に留まる)ということに。そしてそれが現時点で自身が最大限辿り着ける答えということで落着。一応スッキリしました。無論新たな展開も望まれますが納得も。色々と感謝です☆甲殻系、魅せてくれます☆
追記(2/10):お陰様で不明種(カニの仲間)特定いたしました。皆様ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
(正直、へぇぇぇぇぇ〜〜〜〜🛎🛎🛎🛎🛎🧠🧠🧠🧠🧠 只々“❗🤯❗🤯❗”でしたwwwアケウスの首長バージョンって!!!ほぉぉぉぉぉぉ👏👏👏👏👏ですw)

ウミウシ
イナバミノウミウシ(復活)、セスジミノウミウシ(チビ増)、シロイバラウミウシ(復活)、ヒロウミウシ、ミドリアマモウミウシ(減)、ツマグロモウミウシ(増)、スイートジェリーミドリガイ(減/)、アオボシミドリガイ(増/cvアリ/)、クロヘリアメフラシ(チビ増)、ミヤコウミウシ(yg)、カメキオトメウミウシ、コモンウミウシ(チビ&ad/)、シロウミウシ、アオウミウシ、サラサウミウシなど
◆入れ代わり立ち代わりのウミウシ勢。良くも悪くも定期的?にメンツが入れ替わりますww要は一期一会。それはそれでいとをかしw☆


ウミウサギ
トラフケボリ(yg&ad/)、コボレバケボリ(増)、ホリキヌヅツミ、ベニキヌヅツミ(チビ誕)、アヤメケボリ、トガリアヤメケボリ
◆こちらはほぼ変わらず☆


その他
ヒメイカ(神出鬼没)、アオリイカなど
◆ヒメさんは出遭えるとやはり嬉しい存在☆



[94点:まさかここまでウミウシと甲殻系でこのマップが埋め尽くされるとは…w想いも寄らぬ光景です☆]
ウミウシ中心なら北/砂地エリア。
甲殻類、幼魚、ウミウサギなら南。
大別するならそんな感じになるのかと。


いやしかし…
春の勢い。といったところでしょうか。
これでダンゴちゃんが出たらほぼ完璧なんでしょうけどねwwそれは正に理想郷☆
(無論諦めてはいないですけどねw)


なおきxoxo

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