Kazuaki Koseki Photo Blog

KAZUAKI KOSEKI PHOTOGRAPHY from Yamagata,Japan 写真と僕と山形の風景・・・

樹氷再生

2021-12-31 18:19:14 | 山形の風景
ほぼ全域のアオモリトドマツが枯死した
蔵王地蔵山の樹氷再生プロジェクトが動き出している。

しかし、それは
SDGS~持続可能な社会など~の謳い文句とは違い、
恐らく数百年もの歳月を要する壮大で過酷なプロジェクト。

その間、気候変動、地球温暖化さまざまな事象が押し寄せてくる可能性の方が遥かに高いかもしれません。専門家、研究機関が圧倒的に少ない現状では非常に厳しい現状にあるでしょう。

国定公園として、最も需要な区域『特別保護区域』であるこの場所は
現在の自然を守るべき、維持するべき義務が道義的にも法的にもありました。
その事実はとても大きく、それを認めるべき所が認める事からしか再生は始まらないのだと思っています。
特別保護区域外に被害は拡大している様ですが、特別保護区域外で動き出している観光開発に関しても改めて見直すべきだと考えずにはいられません。

この写真の光景は過去の光景となってしまいましたが、
もっと先の未来に再生され、私たちの子孫に届く事を願っています。

Kazuaki Koseki



いよいよ数時間で2021年が終わります。
昨年新たな家庭を持ち、今年新たな家族が増え毎日が新しい事の連続でした。

世界的な賞をいくつか頂く事ができ、六本木富士フイルムスクエアでの写真展が決まり
写真集の出版も決まった激動の1年でした。

幾人の方々に結婚したおかげですかね〜〜!と言われましたが
全く持ってその通りだと思います。

もちろん、家庭を持つ事、こどもを持つ事、その事に対する自分のすべき事への覚悟は強かったのは事実です。
実は、私の生活のなかで本当に何も考えずゆっくりのんびりという時間は多くはなく、常に考え感じている時間を繰り返しています。
そんな中、共に一緒に写真館で働きながら子どもの世話や様々やってくれる相方には感謝ばかりです。何より、共に喜んでくれる存在はとても大きい存在です。

父に代わり、写真館の二代目として新たなスタートとなった2021年。
それでも、いまだ支えてくれる父や母にも助けられながら無事終える事ができます。

そして、この様な状況がつづく情勢のなか、多くの方々に助けられながら過ごせている事に感謝するばかりです。

2022年の事はまた新年に書こうかと思いますが、
2021年にはニューヨークを始めいくつかのアメリカの都市、カリフォルニア科学アカデミー、ロンドン自然史博物館での展示、新たな事を多く経験しました。

2022年2月18日〜3月3日
小関一成写真展
「霧幻の水森 -Lake Shirakawa-」

東京六本木 富士フイルムスクエア フジフイルムフォロサロンスペース2

また新たな繋がりとなるよう進んでいきたいと思います。
みなさま、よい年越しを。

2021年12月31日 大晦日

小関 一成
















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