爆釣！！

眠い目をこすりながら向かった先は山形北部の渓流・・・

天気予報では晴れ

前々日に雨が降って、恵みの雨となっている事を願いながら車をひた走らせる。


現地は、まだ雲が掛かっていて

道路も少しだけ黒く濡れている所がある。

まだ気温も高くない


おにぎりを頬張りながら河原を見渡す・・・・・・

いい感じの水量！

時間はまだ早いので、ゆっくり身支度を済ませ河原へ降り立つ。


とりあえず、大きめのプールを覗くがライズはない

それほど、活性も高くないし、目立ったハッチもそれほど多くはないけど、

釣り上がり開始！！


とりあえず結んだのは定番のアダムスパラシュート１６番

釣り始めて５分、ぶっつけの脇の大きめの緩流帯にキャスト

出た！

がすっぽ抜け。

もう一回キャストするが、また同じ結果。

この時間では、少しサイズを落とした方がいいみたい。


そこで、１８番にサイズダウンしてキャストすると

合わせもバッチリ！

とりあえず２０センチ位のヤマメ

まあ、良しとしよう




それから、どんどん釣り上がって行くと

ヤマメが適度に顔を見せてくれる。


いつの間にか、時計は１０時に差し掛かっていた。

ここら辺から状況が一変

多くの水生昆虫がハッチし始めて

瀬の中、肩、

至る所でライズも始まり、活性が非常に高い。


複雑な流れの中をフライが流れて行く。

こんな時も一番活躍してくれたのはハックルを厚めに巻いたアダムスパラシュート


ドラグヘッジ効果かアダムスの魔力なのか、

出てからのキャッチ率が一番高かった。


それからは爆釣街道まっしぐら！！


とにかく、ヤマメが至る所からでて、次々に僕の手の中に治まっていった。







出る場所もベストシーズンらしい場所

肩、沈み石の上、早瀬、

とにかく気持ちの良い場所から出てくれた。

それも、しくじっても同じフライに何度も出てくれる状態。


最高で同じフライに、同じヤマメが５回出てくれた。

フライを変えれば良いじゃないという話だが、

その原因を観察しながらフライを流してみた。


その原因を何点か気がつく事ができた。

一つは、


出る事は出たが、寸前でフライを見切ってフライを加えたか加えないかの状態で戻って行くヤマメ。

これからの、フライタイイングへの課題である。

もう一つ、

言わずと知れたドラグである。

フライを加えてもラインに抵抗がかかっているので、あっという間にフライが口の中から飛び出してしまう。

その後も反応があったりしたので、吐き出すというよりは飛び出してしまったという場合も多々あるように感じた。


その他にも、流れの手前側を釣る場合、僕自身のプレッシャーが非常に高いということも強く感じた。



フライに掛かり損なったヤマメが別の場所に移動する場合

一体どこに消えて行くのかという疑問が前からあったのだが、

流芯脇で出たヤマメが、流芯に消えて行く事が何度があって、

流芯にフライを流すと、そのヤマメが見事にフライを加えてくれた。



原因と結果は数えきれないくらいあるだろうが、いい観察と勉強が出来た（＾０＾）









その後、オオクママダラカゲロウのハッチもあり、好調が続いた。

１匹だけストマックを取ってみると、

オオクママダラカゲロウ

アカマダラカゲロウ

小さなアント etc

まだ、食ったばかりの状態。







お昼を過ぎると、気温も上がって、

水温を測ると１４℃

目立つハッチもなくなった。


それでも、ヤマメの活性は高い。

ただ、フライに出ても針掛かりしないケースが増えてきた。

フライを１８番に落とすと、少し良くなったが、

プレッシャーは高い。

特に良型のヤマメがシビアになってきた。


でも、楽しい・・・・・


３時頃川から上がって車へもどる。





暑い。

疲れた～。

楽しい～。

ムフフ・・・・・・


この日キャッチ出来たのは、４０～５０匹程

出てくれたのは１００匹越え。


フライフィッシング万歳！！


去年の今頃張り替えたウェーディングシューズのフェルトが、

擦り減って、いつの間にかツルッツル。

また、張り替えないと・・・・




エピローグ



上流にある大きなプールのライズポイントへ

ライズ多数！！

バシャバシャやってる！！

フライをロングキャスト！


フライパッチに、撃沈したフライだけが貯まって行く。




小さなヤマメ１匹だけ・・・・・


撃沈しました・・・・・・






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