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ディーゼルのベルト修理(ギボシ折れ)です。
バックル自体は大量生産で安価な亜鉛ダイキャスト製なので、固くて脆い材質ですから、粘りがなく、ある一定の負荷を超えると、ぽきっと逝ってしまいます。
亜鉛ダイキャストは、金型を作るイニシャルコストは掛かりますが、亜鉛自体融点が低い金属なので、金型に対する攻撃性も低く、数千以上の大量生産に適しています。
もちろん、コスト回収という意味合いでしたら、数百からでも使われることの多い製法です。
量産時の単価が圧倒的に安くなるのです。
ざっくり日本で作った場合のコストで言うと、金型数十万、バックル単価数十円といったところでしょうか。
昨今では材料の値段も上がっているので、もしかしたら100円超えることもあるかもしれません。
もちろんメッキはまた別で、あくまでバックルの成形に限った話です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/a1/54993eaa950d9b689675114940de4fa5.jpg)
イモネジを使って継ぎ足しています。
金型作らない限り、同じようには戻りませんので、それでは修理としては金額が現実的ではありません。
あくまで冷間での作業になります。
熱間で行えば、バックルのメッキ、塗装も全てダメになってしまいます。
修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。
持ち込みはワクチン3回以上接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
ご理解よろしくお願いいたします。
私は5回接種済みです。
伊東金属製作所
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