goo blog サービス終了のお知らせ 

ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ルイヴィトン ベルト バックル修理とベルトはがれ直し

2019-02-01 09:22:40 | ルイヴィトン修理

ルイヴィトンのベルト修理です。
画像を送っていただいた段階では、直るかどうか半信半疑だったので、ご依頼主様も思い入れのあるベルトだそうで、直せるなら何とか直してもらいたいということでしたので、お送りいただいて見させていただきました。
ルイヴィトンでは修理は断られたとのことで、藁をも掴む想いだったのかもしれません。


実物を見てみて、これならなんとか部品を作れば修理出来そうでしたので作業を始めました。
管美錠の管の部分なのですが、さすがルイヴィトン、造りが手が込んでます。


この両端の突起が折れてしまったようです。


バネ棒式で内部の部品を作ろうと考えました。


管美錠は、バックルを広がった状態で作って、管をはめてからバックルを閉じて作ります。
もう一度開いて閉じようとすると、ほぼ折れてしまうのでそのような作業はできません。
バネ式の部品を作って、バックルを広げずに突起が入れば直りそうです。


バネはサイズ調整しながら手曲げで作ります。
管の内径と、バネ材の線径、出来上がった時のバネ定数を勘案して材料を選びます。


ばっちり入りました。


ベルトもだいぶ傷んでいますが、これはもう傷みすぎていて、どうにかなるものでもありません。


出来ることは、革用の接着剤で補修する程度です。


何もしないよりは良くなったと思います。

修理受付は、メールかLINEでお申込みください。
お電話でのご相談も受けておりますが、お電話のみでは状態が確認できませんので、作業出来るかどうかも、お見積りもできません。
特にお値段のお話は、お電話だけでは一切いたしません。
(おおよそのお答えもいたしかねます)
お電話いただいても、画像を送って下さいという内容のお話になってしまいますので、画像をお送りいただいてからのお問い合わせでお願いします。

大体の価格を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらには価格を記載しています。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには記載しないようにしました。

持込いただく場合、留守にするときもございます。
必ず事前にご予約ください。
直せないものを持ってきていただいても、こちらも困りますので、持込でも画像送付はお願いします。

土日はお休みですが、LINEの場合、時間があれば可能な限り返信してます。
ただ私もお休みなので、返信に時間が掛る場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、お急ぎでしたらLINEが便利です。
よろしくお願いします。



伊東金属製作所
03-3886-6271
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クロムハーツ バックル修理 ... | トップ | アクアスキュータム トレンチ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ルイヴィトン修理」カテゴリの最新記事