ルイヴィトンのベルト穴あけのご依頼です。
初めて見るベルトです。
お客様がおっしゃるには、このベルトは限定品で、もう自分に合うサイズが手に入らないため、長いのを承知で購入したそうです。
ルイヴィトンでもベルトの穴あけは、二つまで無料で行いますと言う話だったのらしいですが、こちらのお客様は、5つ穴を開けないと長すぎて使えません。
LOUIS VUITTONでは作業してくれないということで、弊社に依頼がありました。
おそらくルイヴィトンがやらないという理由は、このように等間隔で5つ穴を開けると、途中LVのロゴの部分に穴を開けなければならないので、作業しないというのだと思います。
ルイヴィトンは LV のロゴの部分が途中で切れてしまったり、そこに穴を開けたりするのを非常に嫌います。
ただ使う側としてみれば、もう丁度のサイズは手に入らないのですし、飾っておくわけではないので、それはあまり大きな問題ではないのかもしれません。
作業する前に念のため、LV のロゴの部分に穴を開けることになりますがよろしいですね?
という確認はさせていただきましたが、お客様は問題ないとおっしゃっていました。
ルイヴィトンでは穴あけ作業後に、断面をコーティングしてくれるとお客様がおっしゃっていましたので、同じように作業しました。
既存の穴を見てみると、確かに穴にもコバ塗りしてありました。
が、コーティングというほどのものでもないですよね。
ただのコバ塗りをカッコ良く表現しているだけですが、一般の方だと、さすがだ!と感じるのかもしれません。
等間隔で5つ穴、ルイヴィトンの新品ベルトで、しかももう手に入らない逸品です。
緊張しないわけがありません。
何度も寸法を測り直して場所を確認します。
手に汗握る作業です。
無事出来上がりました。
心臓に悪いです。
箱付めして出荷です。
ほっとしたのもつかの間、今度は持ち込みでまた変わったルイヴィトンのベルトが来ました。
もちろん新品です。
今度はカットのご依頼でした。
このベルトは穴を開けてしまうと、ご依頼のお客様には3つは追加が必要ですので、それだと剣先が長くなりすぎて、使いにくくなってしまいます。
先ほどのベルトは、剣先が内側に入るタイプでしたので、装着し辛いとはいえ、装着してしまえば5つ穴が追加されていても問題ありませんでしたが、今回はカットで対応する必要がありました。
また緊張する作業でした。
最終的には手作業です。
細かな部分はミシンにて縫製しますが、ミシンだと失敗する時は一気に逝ってしまうので、そんな強い心はありません。
無事カット出来てほっとしました。
修理受付は、メールかLINEで、画像送付の上、お申込みいただくようお願いしています。
お電話でのお問い合わせも受けておりますが、お電話のみでは状態が確認できませんので、お見積りは出来ませんし、作業できるかどうかもわからない場合があります。
お電話いただく場合でも、まず画像をお送りいただいてからのお問い合わせであればスムースにお見積もり出来ます。
大体の価格感を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらには価格を記載しています。
ブログだと年数経って価格改定した際に更新しきれないので、ブログには記載しないようにしました。
持込いただく場合、留守にするときもございます。
必ず事前にご予約ください。
LINEの場合、時間があれば、休日でも可能な限り返信します。
よろしくお願いします。
ルイヴィトンのベルト修理のご相談でしたら、ほかにもいろいろ手掛けていますので、このブログのカテゴリーに「ルイヴィトン修理」というのを設けております。
こちらも覗いてみてください。
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