ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ダンヒル リバーシブル バックル修理

2019-12-19 08:43:55 | ダンヒル修理

ダンヒルのリバーシブルベルト、バックル修理です。
この回転軸のネジが折れたり抜けたりするとバックルを分解しない限り修理できません。
無理に外そうとするとバックル自体が曲がったり破損したりしますので、注意が必要です。
弊社では専用の工具を作って対応しています。


無事に分解できました。
ここまでやらないとこのネジが交換できないのです。


これが折れたネジですね。
交換します。


材質もサイズも変更してより強固にします。


無事に交換終了、組み立てれば修理完了です。


こちらはデザインこそ違いますが構造は同じ形式のバックルです。
本来、分解しようとすると非常に困難な場所なのですが、困ったことに分解しようとしないとき、何かの拍子にはずれてしまうことがあるのです。
中にバネが入っているので、当然部品は飛び散ります。
無事にすべて見つかればよいのですが、大抵は欠品があり要修理となってしまいます。
今回も部品が一つ足りません。


足りない部品を真鍮線を切って作ります。


組み立て完了です。


これも同じ仕組みのバックルです。


このバックルの場合、部品一式欠品です。
部屋の中であればまだ見つかる可能性は高いのですが、外出中だと見つけるのはかなり困難です。


長めに作ってサイズ調整しながら組み立てます。


適正サイズになりました。


修理完了です。

作業受付はメールかLINEでのみ受け付けます。
画像が無いとどのようなベルトなのか、どういった作業なのかわかりませんので、お電話でのお問い合わせはお断りしています。
かならず作業対象の現品の画像を添えてご連絡ください。
お電話いただいても、メールかLINEで写真を送ってくださいと返答するだけになります。


値段が気になる方は、弊社ホームページをご覧になってみてください。

バックル部分の修理
ベルトの革部分の修理

こちらに事例と価格を記載していますので、ご自分のものと同じ症状があれば参考になるかと思います。
ブログだと年数経過して価格改定したり、消費税の税率が変わったりで更新しきれないので、ブログには価格を掲載しておりません。

持込は完全予約制です。
留守がちですので、突然いらっしゃってもいないときが多いです。
持込のご予約にも事前の画像送付が必須となります。
ご協力お願いします。
持込は平日朝7時から17時までとなります。

LINEの場合、土日祝日でも時間があれば可能な限り返信してます。
しかし返信に時間が掛る場合もありますし、月曜まで返信できない場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、月曜になることが多いです。
よろしくお願いします。


伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 革の裁断 革漉き 2019.12.18 | トップ | トレンチコート バックル修理 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ダンヒル修理」カテゴリの最新記事