評価:★★★★【4点】
邦題の“3D”のせいで『ピラニア3D』のノリかと思ったわ(違)
◇
1996年、春。
ニュージーランドの登山ガイド会社によって
世界最高峰エベレストの登頂ツアーが企画され、
医師で登山経験豊富なベックや前年の雪辱を期す郵便配達員のダグ、
著名なジャーナリストのジョン・クラカワー、
そして紅一点の日本人女性登山家・難波康子ら
世界各国から8人のアマチュア登山家が参加した。
彼らを率いるのはベテラン・ガイドのロブ・ホール。
一行は標高5000m超のベースキャンプに滞在しながら、
1ヵ月かけて身体を高度に順応させていく。
その間、ベースキャンプは多くの商業登山隊でごった返し、
様々なトラブルが発生していた。
そんな中、ロブ・ホールは別の隊を率いるスコット・フィッシャーと
協調体制を取ることで合意、互いに協力しながら山頂を目指すのだったが…。
<allcinema>
◇
登山経験ゼロのワタシが言うことではないが
恐ろしく高いツアー代金にそこまでして登りたいのは何で?って感じ。
劇中にもジャーナリストのクラカワーの問う言葉に対し
即答しない面々に、「好きだから」の言葉がでないのが不思議だった。
そうか、エベレスト山頂に到達すれば一生の自慢になるんですね^^
いや、それよりもよくまあこんな本物志向の映画を作ったものだ。
実際のエベレストに行っての撮影ということで
こうなってくると演じる俳優さんも体力がなくてはとても無理。
昨今、CGでお手軽に未知数の映像を作れる時代に敢えて
こういう撮影方法を選択した監督さんに拍手を送りたい。
【今週のツッコミ】
・登頂して体力尽きて下山できないツアー客の面倒をみる。
さすがにここまで自らの命をかける商売は他にないだろう。
・劇中、ふと思ったのが、何故に山岳救助隊を呼ばないのか!だった。
思えばここはエベレスト、その高さまで飛べてホバリングできるヘリは
特別仕様じゃない限り存在しないってことね。
・ならば途中までヘリで行き、その先は『岳』の島崎三歩(小栗旬)に!
・人手がほしけりゃ『クリフハンガー』のスタローンもいるし(爆)
・3D映像の奥行き感は伝わってきていたが深いクレパスの恐怖が
もう一つ伝わってこないのは構図のせい?
・山頂に日の丸の旗見たときは胸が熱くなった。
・ひとりでキャンプに戻って来たジョシュ・ブローリン見て
なぜか彼自身のキャラを彷彿させるタフさ加減。
欲言えば、難波さんを抱き起こす素振りの一つがほしいところ。
-------------------------------------------------------------
監督:バルタザール・コルマウクル
脚本:ウィリアム・ニコルソン/サイモン・ボーフォイ
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ジェイソン・クラーク/ジョシュ・ブローリン/ジョン・ホークス/
ロビン・ライト/サム・ワーシントン/キーラ・ナイトレイ/エミリー・ワトソン/
森尚子/ジェイク・ギレンホール/
『エベレスト3D』
邦題の“3D”のせいで『ピラニア3D』のノリかと思ったわ(違)
◇
1996年、春。
ニュージーランドの登山ガイド会社によって
世界最高峰エベレストの登頂ツアーが企画され、
医師で登山経験豊富なベックや前年の雪辱を期す郵便配達員のダグ、
著名なジャーナリストのジョン・クラカワー、
そして紅一点の日本人女性登山家・難波康子ら
世界各国から8人のアマチュア登山家が参加した。
彼らを率いるのはベテラン・ガイドのロブ・ホール。
一行は標高5000m超のベースキャンプに滞在しながら、
1ヵ月かけて身体を高度に順応させていく。
その間、ベースキャンプは多くの商業登山隊でごった返し、
様々なトラブルが発生していた。
そんな中、ロブ・ホールは別の隊を率いるスコット・フィッシャーと
協調体制を取ることで合意、互いに協力しながら山頂を目指すのだったが…。
<allcinema>
◇
登山経験ゼロのワタシが言うことではないが
恐ろしく高いツアー代金にそこまでして登りたいのは何で?って感じ。
劇中にもジャーナリストのクラカワーの問う言葉に対し
即答しない面々に、「好きだから」の言葉がでないのが不思議だった。
そうか、エベレスト山頂に到達すれば一生の自慢になるんですね^^
いや、それよりもよくまあこんな本物志向の映画を作ったものだ。
実際のエベレストに行っての撮影ということで
こうなってくると演じる俳優さんも体力がなくてはとても無理。
昨今、CGでお手軽に未知数の映像を作れる時代に敢えて
こういう撮影方法を選択した監督さんに拍手を送りたい。
【今週のツッコミ】
・登頂して体力尽きて下山できないツアー客の面倒をみる。
さすがにここまで自らの命をかける商売は他にないだろう。
・劇中、ふと思ったのが、何故に山岳救助隊を呼ばないのか!だった。
思えばここはエベレスト、その高さまで飛べてホバリングできるヘリは
特別仕様じゃない限り存在しないってことね。
・ならば途中までヘリで行き、その先は『岳』の島崎三歩(小栗旬)に!
・人手がほしけりゃ『クリフハンガー』のスタローンもいるし(爆)
・3D映像の奥行き感は伝わってきていたが深いクレパスの恐怖が
もう一つ伝わってこないのは構図のせい?
・山頂に日の丸の旗見たときは胸が熱くなった。
・ひとりでキャンプに戻って来たジョシュ・ブローリン見て
なぜか彼自身のキャラを彷彿させるタフさ加減。
欲言えば、難波さんを抱き起こす素振りの一つがほしいところ。
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監督:バルタザール・コルマウクル
脚本:ウィリアム・ニコルソン/サイモン・ボーフォイ
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ジェイソン・クラーク/ジョシュ・ブローリン/ジョン・ホークス/
ロビン・ライト/サム・ワーシントン/キーラ・ナイトレイ/エミリー・ワトソン/
森尚子/ジェイク・ギレンホール/
『エベレスト3D』
プロの登山家しか登らないと思ってたので。
会社のみなさん、あれだけめんどうみるんだから
年俸いいんでしょね(苦笑
平地でぬくぬくしてる身分はそんなことが気になってしまいました(苦笑
たとえ一生の自慢になってもエベレストなんか登りたくありませわ!(爆
こういうことを知ることができる映画ってほんと便利(笑)
ワタシなんか登山家にプロとアマがあること自体知らなかったです。
ひとり65000ドル(約700万円)も払うんだから目の前の頂上を断念したくない気持ちはよくわかるけど^^;
こういう危険なビジネスって情にもろいと命が亡くなりますね。
しかし実際のベックは自力でキャンプにたどり着いた後に様態が悪化し、
もう助からないだろうと仲間が置いて行こうとしたのに、
翌朝念のためテントを覗いたら、起き上がって自分で下山の準備をしていたんですって!!
いや~事実は小説より奇なりですね~。
ほんと、死から復活する強靭な生命力はピッタリでした(笑)
へ~!実際はそんなことがあったんですか。
そいつは凄い!
両手とも凍傷にかかってて動かないはずなのにほんと凄い(笑)
これでブローリンの株もまた上がりますね(いや演技者ですから)
そんなわけで再びこんにちは〜
ジョン・クラカワーが出てきた瞬間、しまったー『荒野へ』まだ読んでない!と思ったのですが、結局依然として積ん読本のまま…
実際の話、難波さんゴール目前のすぐのところで遭難されてしまったらしいですね。
それぐらい酷い吹雪だったのでしょうけれど、残念。
海じゃなくて山で難波さん〜と、名前を覚えました(酷い
ワタシなんかそこまで観てしまうと記事アップなんか適当になってしまいますが
とらねこさんは、すべての記事に“愛”を感じます。
>ジョン・クラカワーが出てきた瞬間、しまったー『荒野へ』まだ読んでない!
どんな本なのか検索しちゃいました(笑)
なるほどアラスカが舞台のノンフィクションだったのね。
難波さん7つ目(だったっけ?)のチャレンジということで
ツアーガイドからも尊敬されてましたね。
ゴール目前の遭難は本当に悔しかったと思います。
映画ではブローリンがスルーしていきましたけど、それくらい壮絶だったんでしょう。
>山で難波さん
確かにこれは覚えやすいかも~(爆)