評価★★★☆【3.5点】
衝撃のラスト。。。
◆
現役を退きジャマイカで穏やかな生活を送っていたボンドのもとに、
CIA出身の旧友フェリックス・ライターが
助けを求めにやってきたことから平穏な日常は終わりを告げる。
誘拐された科学者を救出するという任務に就いたボンドは、
その過酷なミッションの中で、
世界に脅威をもたらす最新技術を有した黒幕を追うことになるが…。
<映画com>
◆
あのラストがなければ、ごく普通の品あるアクション映画だが
本作で最後となるダニエル・ボンドはあまりに衝撃的展開で
過去のボンドシリーズにこんな刺激的な作品ってあったっけ?
みたいな。
過去のボンド引退映画でこういう幕引きはホント記憶がない。
だからか、エンドロール中に席を立つ観客がほとんどいなかった。
さて、始まりがあれば終わりがあるわけで
ダニエル・ボンドの余韻が残る中、次のボンド役は誰なのか
そこのところは当然気にはなるが、しばらくこのまま
あのラストで本当に良かったのかどうかを自分なりに考えたい。
ドラマは設定自体がもはやミッション・インポッシブル的で
MI6を一度引退したせいで、ボンドが戻ると次の007がそこに居た。
その女性は「永久欠番と思った?」とボンドに言い
すかさずフォローとして「ただの数字よ」はいうものの
やはり、そのただの数字の重みは違っていた。
今回、この新007の女性や新米女性諜報員などと協力し合い
ほとんどチーム戦となっているところは時代の流れを感じてしまう。
◆
【今週のツッコミ】
・『ワイルド・スピード』で毎回いう「ファミリー、ファミリー」!
遂にボンド映画にも「ファミリー」的ヒューマン度が見直されたか。
・目が青いからという理由だけでオレの子発言は、単純で微笑ましい。
「あなたの子じゃない」とうそぶくけど、じゃあ短期間で
誰と浮気したんだよ!と痴話げんかに発展しないのがこの映画。
・硬派なボンドは女性に対する思考回路が割と単純。
だから、余計にラストが切ないのかもしれない。
・あどけないマチルドがラスボスの手を噛む。
あれは彼女なりに状況を察知し考え抜いた奥の手だった。
・右手を噛まれ、右手を逆関節で折られボスも大変だ。
・女優陣のレア・セドゥ、アナ・デ・アルマスとワタシの
お気に入りが二人同時に出演って、快挙!という外ない。
・土下座して謝罪するジェームズ・ボンドを初めて見たわ。
・トヨタのランクルがレンジローバー・イヴォークを次々破壊する。
----------------------------------------------------------------------------------------
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、キャリー・ジョージ・フクナガ
音楽:ハンス・ジマー
出演:ダニエル・クレイグ、 ラミ・マレック、レア・セドゥ
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
衝撃のラスト。。。
◆
現役を退きジャマイカで穏やかな生活を送っていたボンドのもとに、
CIA出身の旧友フェリックス・ライターが
助けを求めにやってきたことから平穏な日常は終わりを告げる。
誘拐された科学者を救出するという任務に就いたボンドは、
その過酷なミッションの中で、
世界に脅威をもたらす最新技術を有した黒幕を追うことになるが…。
<映画com>
◆
あのラストがなければ、ごく普通の品あるアクション映画だが
本作で最後となるダニエル・ボンドはあまりに衝撃的展開で
過去のボンドシリーズにこんな刺激的な作品ってあったっけ?
みたいな。
過去のボンド引退映画でこういう幕引きはホント記憶がない。
だからか、エンドロール中に席を立つ観客がほとんどいなかった。
さて、始まりがあれば終わりがあるわけで
ダニエル・ボンドの余韻が残る中、次のボンド役は誰なのか
そこのところは当然気にはなるが、しばらくこのまま
あのラストで本当に良かったのかどうかを自分なりに考えたい。
ドラマは設定自体がもはやミッション・インポッシブル的で
MI6を一度引退したせいで、ボンドが戻ると次の007がそこに居た。
その女性は「永久欠番と思った?」とボンドに言い
すかさずフォローとして「ただの数字よ」はいうものの
やはり、そのただの数字の重みは違っていた。
今回、この新007の女性や新米女性諜報員などと協力し合い
ほとんどチーム戦となっているところは時代の流れを感じてしまう。
◆
【今週のツッコミ】
・『ワイルド・スピード』で毎回いう「ファミリー、ファミリー」!
遂にボンド映画にも「ファミリー」的ヒューマン度が見直されたか。
・目が青いからという理由だけでオレの子発言は、単純で微笑ましい。
「あなたの子じゃない」とうそぶくけど、じゃあ短期間で
誰と浮気したんだよ!と痴話げんかに発展しないのがこの映画。
・硬派なボンドは女性に対する思考回路が割と単純。
だから、余計にラストが切ないのかもしれない。
・あどけないマチルドがラスボスの手を噛む。
あれは彼女なりに状況を察知し考え抜いた奥の手だった。
・右手を噛まれ、右手を逆関節で折られボスも大変だ。
・女優陣のレア・セドゥ、アナ・デ・アルマスとワタシの
お気に入りが二人同時に出演って、快挙!という外ない。
・土下座して謝罪するジェームズ・ボンドを初めて見たわ。
・トヨタのランクルがレンジローバー・イヴォークを次々破壊する。
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監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、キャリー・ジョージ・フクナガ
音楽:ハンス・ジマー
出演:ダニエル・クレイグ、 ラミ・マレック、レア・セドゥ
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
もうちょっと余韻を残すようなドラマを期待していただけに。。。
確かに状況証拠だけですもんね。
死体を見たか?と言われると「見てないし」ってことになりますから
島の王、いいですね~。「キャスト・アウェイ」でも何でもいいです。生きていれば^^;
ダニエル・クレイグ好きの私としては、彼のジェームズ・ボンドが終わってしまうのは寂しい限りです。
できれば、あの爆風で地下に飛ばされ、地下深くに潜んで、最終的にはどこかの島の王になって欲しい(話違っちゃうけど)。
>まるで卒業式に参列する母親のような思いで(笑)。
いや~、これ分かりますよ!
過去のボンド映画にはない魅力がこのシリーズにありましたからね。
にしても、去り方としてあそこまで徹底させたことに驚きでしたよ。
そうそう、悪役の方にも同情する余地があったことも、言われるように「哀」という表現がまさに!でした。
アナ・デ・アルマスの魅力全開映画でお薦めなのは2本ありますよ(^^♪
本作、やっと観てきました、まるで卒業式に参列する母親のような思いで(笑)。
私もあの❛去り方❜が全てだったように衝撃をもちました、です。だからなのかどうなのか、サフィンにあまり大きな恐怖を感じなかったのは制作陣が本作を「哀」の部分にシフトさせていったからなのかなぁ…とも。サフィンも何だか哀しい人でしたし。
あ、アナ・デ・アルマス!素敵でしたねぇ!お勧め作品があれば教えてくださいね(^^)。
別名、銃を持ったジゴロみたいでした。
それに比べ、ダニエルボンドは硬派で女性を大切に扱っていました。
こういうところがウケたことは間違いないですね。
次回のボンド気になりますが、過去の路線に戻るのか、それともダニエルボンドのような硬派のままで行くのか
自民党総裁選より断然面白そうです(←おい)
今回のボンドガールは3人ということなのかなあ
ワタシは新米エージェントのアナの大ファンなんです。
って、また7年後ってことはないだろうけど、
確かに、ダニエルのあとハードルは高そう。
ダニエルボンドが今までのボンドと違う
なんていうか、まじめで女性を尊重したお話にぴったりだったから、余計に。
昔のようなボンドガールを話のたびに、とっかえひっかえっていうのが、受けなくなってきたのも、ダニエルボンドの風潮でしょうか?
そういえば、今回、ボンドウィメンでしたっけ?
まあ、いずれにしろ、ダニエルの復活はなさそうですもの。
2時間40分という長尺にもかかわらず最後までまったくダレずに見られたことはよかったです。
次期ボンドは誰になるのか気になりますよね。
>そうそうダニエル・クレイグ、次はブロードウェイで「マクベス」を演じるそうです。
そうなんですね。
ボンド役に未練たっぷりだったので当分仕事がないのかと心配してましたよ(←おいおい)
>土下座して謝罪するジェームズ・ボンド...
あのシーンには驚きでした。
ラストはショックでしたが”J.B will be return”に
一安心。
でも次にボンドを演じる俳優はハードル高そうですね。
そうそうダニエル・クレイグ、次はブロードウェイで「マクベス」を演じるそうです。