評価:★★★★【4点】
遂にここまで来たかフルCGアニメ!コレに尽きる。
フルCGを見るときに、まずどこからチェックするかといえば
ズバリ!たばこの煙!次が衣装の繊維。
これが如何に本物に近いか!『ランゴ』のときに
葉巻の煙が本物に見え、近年のCGに度肝を抜かれたものでした。
そして、本作もその煙に関して『ランゴ』にまったく引けを取らない。
日本のクリエイターも遂にハリウッドスタジオに並んだのだ。
それぞれのキャラクターにしても
実際に生存してるんじゃないかと思うほどリアルでした。
ただひとつ難を言えば、人物を余りにリアルにしようとし
女性らに魅力的な部分がもうひとつ足らなかったと思う。
それでも、ケイの年齢をもう少し上げて髪型を
『シュガーラッシュ』のカルホーン軍曹のような現代風に
アレンジしてれば完全に虜になっていたことでしょう(笑)
実際、ケイの髪型ってチョイと古臭かったからな~^^;
◇
宇宙全体へと拡大を続けた人類は
やがて地球への帰還を願うようになり、限られた居住権を巡って
“カムホーム戦争”が勃発、泥沼の戦乱が続く。
そんな中、“ガイア・サンクション”という統治機構が誕生し、
地球を聖地と定めて立ち入りを禁止する。
それから100年、ガイア・サンクションに反旗を翻し、
全宇宙に広域指名手配されるならず者がいた。
その男こそ、不滅の肉体を持ち、
自ら宇宙海賊を名乗るアルカディア号の艦長、
キャプテンハーロックだった。
ついにガイア・サンクションはハーロックの暗殺に動き、
その命を受けた工作員ヤマがアルカディア号に潜入、
ハーロックへと近づいていくのだったが…。
<allcinema>
◇
ドラマは想像以上に壮大なテーマを持ってきましたね。
オリジナルのアニメはまったく未見なので
今回の映画でしか評価できませんが、これ実写でやっても
絶対ウケると思いますよ。
いや、これはフルCGだから観る価値があったのかもしれないね。
『アバター』のジェームズ・キャメロンが大絶賛してるらしく
フランスでも凄いことになっているとか。
荒牧伸志氏はワタシの好きな監督のひとり。
『アップルシード』のデュナンなんか今までの映画人生で
アニメ界の3本指に入るほどお気に入りキャラだったので
せめて、ケイのキャラだけでももう少しなんとか、、、^^;
でも、主役ハーロックはどの位置から見ても完璧でした。
コレ下手したら『パイレーツ』の海賊より絶対いいわ(笑)
【今週のツッコミ】
・未熟な工作員ほど厄介なモノはない。
さて、ココで言いたいのはイソラに他のプランはあったのか。
それとも崖を登っていった全員が工作員だったとか。
・政治的背景や庶民を欺く件などアニメも実写並みに奥が深い。
・終盤で『ウォーリー』のような展開になってたぞ。
・工作員ヤマがタレントのJOYくんに見えて仕方なかった^^;
序盤の未熟さ加減もどこか似てないか。
・ナミの造形に魅力がないからイソラに感情移入できない。
・足の不自由なイソラの乗る浮遊イスを見て『AKIRA/アキラ』の
超能力子供老人マサルくんを思い出す^^
・女性芸人福田彩乃さんの担当した“トリさん”って
そんな女性キャラいたか?←これ調べてびっくり!本当に鳥だった(笑)
芸風の延長なんですね^^
・ハーロックの乗る船のデザインは素晴らしいのひとこと!
できればレーザー砲でなく普通に火薬を使った砲弾の方が好み。
雨のように降り継ぐ弾道は絶対迫力あると思うんですけど。
ちなみに宇宙空間でも火薬は使えるのです。
・結局、最後のそっくりツーショットってどゆこと?
影武者としてオファーされるのかな(←おい)
-----------------------------------------------
監督:荒牧伸志
脚本:福井晴敏/竹内清人
主題歌:ONE OK ROCK
声の出演:小栗旬/三浦春馬/蒼井優/古田新太/福田彩乃/森川智之
『キャプテンハーロック』
遂にここまで来たかフルCGアニメ!コレに尽きる。
フルCGを見るときに、まずどこからチェックするかといえば
ズバリ!たばこの煙!次が衣装の繊維。
これが如何に本物に近いか!『ランゴ』のときに
葉巻の煙が本物に見え、近年のCGに度肝を抜かれたものでした。
そして、本作もその煙に関して『ランゴ』にまったく引けを取らない。
日本のクリエイターも遂にハリウッドスタジオに並んだのだ。
それぞれのキャラクターにしても
実際に生存してるんじゃないかと思うほどリアルでした。
ただひとつ難を言えば、人物を余りにリアルにしようとし
女性らに魅力的な部分がもうひとつ足らなかったと思う。
それでも、ケイの年齢をもう少し上げて髪型を
『シュガーラッシュ』のカルホーン軍曹のような現代風に
アレンジしてれば完全に虜になっていたことでしょう(笑)
実際、ケイの髪型ってチョイと古臭かったからな~^^;
◇
宇宙全体へと拡大を続けた人類は
やがて地球への帰還を願うようになり、限られた居住権を巡って
“カムホーム戦争”が勃発、泥沼の戦乱が続く。
そんな中、“ガイア・サンクション”という統治機構が誕生し、
地球を聖地と定めて立ち入りを禁止する。
それから100年、ガイア・サンクションに反旗を翻し、
全宇宙に広域指名手配されるならず者がいた。
その男こそ、不滅の肉体を持ち、
自ら宇宙海賊を名乗るアルカディア号の艦長、
キャプテンハーロックだった。
ついにガイア・サンクションはハーロックの暗殺に動き、
その命を受けた工作員ヤマがアルカディア号に潜入、
ハーロックへと近づいていくのだったが…。
<allcinema>
◇
ドラマは想像以上に壮大なテーマを持ってきましたね。
オリジナルのアニメはまったく未見なので
今回の映画でしか評価できませんが、これ実写でやっても
絶対ウケると思いますよ。
いや、これはフルCGだから観る価値があったのかもしれないね。
『アバター』のジェームズ・キャメロンが大絶賛してるらしく
フランスでも凄いことになっているとか。
荒牧伸志氏はワタシの好きな監督のひとり。
『アップルシード』のデュナンなんか今までの映画人生で
アニメ界の3本指に入るほどお気に入りキャラだったので
せめて、ケイのキャラだけでももう少しなんとか、、、^^;
でも、主役ハーロックはどの位置から見ても完璧でした。
コレ下手したら『パイレーツ』の海賊より絶対いいわ(笑)
【今週のツッコミ】
・未熟な工作員ほど厄介なモノはない。
さて、ココで言いたいのはイソラに他のプランはあったのか。
それとも崖を登っていった全員が工作員だったとか。
・政治的背景や庶民を欺く件などアニメも実写並みに奥が深い。
・終盤で『ウォーリー』のような展開になってたぞ。
・工作員ヤマがタレントのJOYくんに見えて仕方なかった^^;
序盤の未熟さ加減もどこか似てないか。
・ナミの造形に魅力がないからイソラに感情移入できない。
・足の不自由なイソラの乗る浮遊イスを見て『AKIRA/アキラ』の
超能力子供老人マサルくんを思い出す^^
・女性芸人福田彩乃さんの担当した“トリさん”って
そんな女性キャラいたか?←これ調べてびっくり!本当に鳥だった(笑)
芸風の延長なんですね^^
・ハーロックの乗る船のデザインは素晴らしいのひとこと!
できればレーザー砲でなく普通に火薬を使った砲弾の方が好み。
雨のように降り継ぐ弾道は絶対迫力あると思うんですけど。
ちなみに宇宙空間でも火薬は使えるのです。
・結局、最後のそっくりツーショットってどゆこと?
影武者としてオファーされるのかな(←おい)
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監督:荒牧伸志
脚本:福井晴敏/竹内清人
主題歌:ONE OK ROCK
声の出演:小栗旬/三浦春馬/蒼井優/古田新太/福田彩乃/森川智之
『キャプテンハーロック』
今月前半は忙しいのですがなんとか見に行きたいですね。3〜4本、見たいのがあるので・・・。
あ~、ガッチャマンね~。ほんとうにそうですよね!
こちらは日本を代表するクリエイターが勢ぞろいして世界を震撼させる勢いを感じました。
こういうアニメを自国から世界配信されると不思議と誇らしさを感じます(笑)