満足度:★★★☆【3.5点】
冒頭から不穏な音楽にかなり期待値アップ。
◆
旅先で意気投合したオランダ人夫婦に招待され、
後日彼らの家に遊びに行ったデンマーク人一家が、彼らの言動に違和感を抱きながらも
何もできないまま、ひたすら耐え忍び続けた先に待ち受ける衝撃の顛末を
不穏なタッチで描いた戦慄のホラー・サスペンス。
<allcinema>
◆
本作は、サイコスリラーの要素をたっぷり含んだかなり刺激的な作品だった。
北欧サスペンス・スリラーにハズレはありません。
主人公一家は、旅行先で知り合ったオランダ人夫婦からの親しげな招待状を受け
デンマークから遥々と人里離れた彼らのハウスへ足を運ぶことになる。
初めは穏やかで人当たりの良い夫婦だったが、次第に違和感のある会話や行動が増えていく。
特に舌を持たない我が子に対する躾という行為に不安感と不信感が募ってしまう。
その夜、度重なる違和感に居心地の悪さを感じた妻は「すぐに帰りたい」と夫に訴え、
荷物をまとめ車でこっそり帰ることに。
だが、途中で娘が大切にしているぬいぐるみを忘れたことに気づき、
一家は仕方なく取りに帰ることにし滞在を延長することとなってしまう。
当然ながら、黙って帰ろうとしたことへの質問攻めにしどろもどろの夫に対し
妻はハッキリと不信感があることを告げるのだった。
そして深夜、父親が偶然にも離れに建てられている小屋で恐ろしい痕跡を発見してしまう。
過去にこの家に招待された幾多の家族と毎回子供が違う家族写真を見た夫はここで確信する。
今度こそ逃走を図ろうと妻と娘を連れ必死に逃げ出そうとするが・・・。
だが、悲惨にも結果的に捕捉されることになってしまう。
ここから、この作品が胸糞映画と称されてるように不快な事柄が次々明らかになっていく。
舌のない子供の意味や、自分の娘が次回のターゲットの餌となることなど
なんのオチもなく、ただただ残酷極まりなく、昔、小さい子供が虫などにしたような
アナログで残忍な方法でいたずらしていく、あの昭和の時代を思い出してしまった。
ちなみに、これハリウッドでリメイクされるらしい。主演はジェームズ・マカヴォイ氏。
◆
【今週のひと言】
・舌切り雀のようなおとぎ話と思ったらいけません(←そんな奴いない)
・事あるごとに忘れたぬいぐるみが仇となる。ぬいぐるみの代償は大きすぎた。
・お人好し夫が、やたら涙もろいシーンに対し深読みしてたんですけど
それまでの生活に孤独感があった?、、、よく分からない。
・そもそも、どうやって生計を維持してるのか。戦利品を質屋に持ってく?
・旅先で知り合った人当たりの良い人物には今後要注意!!!
・イヤとかダメとかハッキリモノを言わない夫は空気感を大事にする人。
どうみても日本人に多いタイプではなかろうか。気を付けよう。
・最後の石投げに絶句!サイコパスの親玉のような存在感がありましたね。
横たわる奥さんの俯瞰映像に『ジェーン・ドゥの解剖』を思い出す。
------------------------------------------------------------------------------------------------
監督:クリスチャン・タフドルップ
脚本:クリスチャン・タフドルップ、マッツ・タフドルップ
音楽:スーネ・“コーター”・コルスター
出演:モルテン・ブリアン、シーゼル・シーム・コク、フェジャ・ファン・フェット
『胸騒ぎ』
冒頭から不穏な音楽にかなり期待値アップ。
◆
旅先で意気投合したオランダ人夫婦に招待され、
後日彼らの家に遊びに行ったデンマーク人一家が、彼らの言動に違和感を抱きながらも
何もできないまま、ひたすら耐え忍び続けた先に待ち受ける衝撃の顛末を
不穏なタッチで描いた戦慄のホラー・サスペンス。
<allcinema>
◆
本作は、サイコスリラーの要素をたっぷり含んだかなり刺激的な作品だった。
北欧サスペンス・スリラーにハズレはありません。
主人公一家は、旅行先で知り合ったオランダ人夫婦からの親しげな招待状を受け
デンマークから遥々と人里離れた彼らのハウスへ足を運ぶことになる。
初めは穏やかで人当たりの良い夫婦だったが、次第に違和感のある会話や行動が増えていく。
特に舌を持たない我が子に対する躾という行為に不安感と不信感が募ってしまう。
その夜、度重なる違和感に居心地の悪さを感じた妻は「すぐに帰りたい」と夫に訴え、
荷物をまとめ車でこっそり帰ることに。
だが、途中で娘が大切にしているぬいぐるみを忘れたことに気づき、
一家は仕方なく取りに帰ることにし滞在を延長することとなってしまう。
当然ながら、黙って帰ろうとしたことへの質問攻めにしどろもどろの夫に対し
妻はハッキリと不信感があることを告げるのだった。
そして深夜、父親が偶然にも離れに建てられている小屋で恐ろしい痕跡を発見してしまう。
過去にこの家に招待された幾多の家族と毎回子供が違う家族写真を見た夫はここで確信する。
今度こそ逃走を図ろうと妻と娘を連れ必死に逃げ出そうとするが・・・。
だが、悲惨にも結果的に捕捉されることになってしまう。
ここから、この作品が胸糞映画と称されてるように不快な事柄が次々明らかになっていく。
舌のない子供の意味や、自分の娘が次回のターゲットの餌となることなど
なんのオチもなく、ただただ残酷極まりなく、昔、小さい子供が虫などにしたような
アナログで残忍な方法でいたずらしていく、あの昭和の時代を思い出してしまった。
ちなみに、これハリウッドでリメイクされるらしい。主演はジェームズ・マカヴォイ氏。
◆
【今週のひと言】
・舌切り雀のようなおとぎ話と思ったらいけません(←そんな奴いない)
・事あるごとに忘れたぬいぐるみが仇となる。ぬいぐるみの代償は大きすぎた。
・お人好し夫が、やたら涙もろいシーンに対し深読みしてたんですけど
それまでの生活に孤独感があった?、、、よく分からない。
・そもそも、どうやって生計を維持してるのか。戦利品を質屋に持ってく?
・旅先で知り合った人当たりの良い人物には今後要注意!!!
・イヤとかダメとかハッキリモノを言わない夫は空気感を大事にする人。
どうみても日本人に多いタイプではなかろうか。気を付けよう。
・最後の石投げに絶句!サイコパスの親玉のような存在感がありましたね。
横たわる奥さんの俯瞰映像に『ジェーン・ドゥの解剖』を思い出す。
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監督:クリスチャン・タフドルップ
脚本:クリスチャン・タフドルップ、マッツ・タフドルップ
音楽:スーネ・“コーター”・コルスター
出演:モルテン・ブリアン、シーゼル・シーム・コク、フェジャ・ファン・フェット
『胸騒ぎ』
コレ本当に怖かったです。
リゾートで異国の家族と必要以上に仲良くなったり、ホムパで遠方まで遊びに行ったり…という文化がドメスティックな我が家に無くて良かった…ホムパはご近所同士や同窓生同士に限りますな(違)。
ぬいぐるみには、最新の注意を払うのも忘れてはなりません。
気の知れた仲間内なら問題ないのですけど、あの短期間でこうして招待する(される)なんて絶対いやっです(苦笑)
ぬいぐるみにリードは必須とこの映画から学びました(笑)
(ワタシがぬいぐるみ持ち歩く時点でアウトですが)