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評価★★★☆【3.5点】(P)
マトリョーシカ人形もびっくりの大は小を制す状態。
◆
潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、
研究チームとともに深海調査に向かい、
そこで不測の事態に巻き込まれてしまう。
その時、絶滅したはずの巨大生物たちが深海から姿を現してしまう。
彼らが、人々がレジャーを楽しむビーチへと迫る中、
仲間たちとともに観光客の救出に奔走するテイラーだったが…。
<allcinema>
◆
冒頭、いきなり白亜紀の沿岸の構図から始まって
そこに飛ぶトンボのオニヤンマをサクっと食うトカゲがいて
直後にそのトカゲを襲った中型両生類数頭が奪い合ってるときに
木陰から出てきたTレックスが咆哮しながら両生類らに襲いかかる。
すると海面から突如登場したMEGがTレックスを豪快に丸呑みする。
このわずか数分間に起こった状況を説明するなら
MEGモンスターの巨大さを改めてイメージさせる紹介映像として
これはこれでひとつの見どころとなっている。
ちなみに、これMEGを三枚おろしにすればマトリョーシカ人形に
限りなく近いものがありそうだな。
で、ここまでは普通に理に適っているのでなにも問題はないが
問題は現代に移行してからの人間の行動そのものにあったのだ。
そこはもう、ジェイソン・ステイサムだから別にいいんだけどね。
とにかくいろいろな部分でツッコミ満載すぎて失笑の連続ですよ。
中国の富豪が壮大なプロジェクトを立ち上げ調査チームが深海に行く。
だが、別の大物の陰謀により深海に潜った調査チームに命の危険が迫る。
深海6000メートルから海上に出るまでを第一幕とすれば
第二幕は、海上に出てから執拗に追っかけてくるMEG3頭との戦いだ。
観光客でごった返すビーチにMEGたちが餌を求め突っ込んでくる。
正義に燃えるジェイソンはほとんど一人でMEG3頭と対峙する。
あるシーンで「ジョーズ」をリスペクトしてるようなカットがあって
そこは微笑ましかったけど、このクライマックスはもはやカオスとなり
さらには巨大タコ・クラーケンがいつの間にか参戦していて
三つ巴の大団円となっていくんです。
果たして、ジェイソンは無事に生還できるのか!
個人的には第一幕だけでも十分見ごたえあったので、
そこをもうちょっと掘り下げてくれたらその後の第二幕はなくてもいい。
もちろん、ジェイソンは第二幕からスーパーヒーロー的な大躍進で
魅せてはくれるんだけど、余りに劇画チックでやり過ぎ感は否めない。
◆
【今週のツッコミ】
・深海6000メートルでチームの一人が耐スーツのヒビから爆縮。
直後に生身のジェイソンが息継ぎを工夫して深海に出ていく。
一瞬、アレ?深海だよね。水圧。。。
・これでまたひとつジェイソン・ステイサムの人間離れした技が追加。
・以前も車ごと海中にダイブしてからの敵と水中で格闘するとき
呼吸困難になりそうになっても車のタイヤ空気で息継ぎしてたし
何の映画だったか今では分からない。
・ブロンド眼鏡女子可愛い!中国の14歳少女は中年に見える(←おい)
・一頭の傷だらけのMEGがラスボス的立ち位置で迫力満点。
-----------------------------------------------------------------------------
監督:ベン・ウィートリー
脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー、ディーン・ジョーガリス
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:ジェイソン・ステイサム、ウー・ジン、ソフィア・ツァイ
『MEG ザ・モンスターズ2』
マトリョーシカ人形もびっくりの大は小を制す状態。
◆
潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、
研究チームとともに深海調査に向かい、
そこで不測の事態に巻き込まれてしまう。
その時、絶滅したはずの巨大生物たちが深海から姿を現してしまう。
彼らが、人々がレジャーを楽しむビーチへと迫る中、
仲間たちとともに観光客の救出に奔走するテイラーだったが…。
<allcinema>
◆
冒頭、いきなり白亜紀の沿岸の構図から始まって
そこに飛ぶトンボのオニヤンマをサクっと食うトカゲがいて
直後にそのトカゲを襲った中型両生類数頭が奪い合ってるときに
木陰から出てきたTレックスが咆哮しながら両生類らに襲いかかる。
すると海面から突如登場したMEGがTレックスを豪快に丸呑みする。
このわずか数分間に起こった状況を説明するなら
MEGモンスターの巨大さを改めてイメージさせる紹介映像として
これはこれでひとつの見どころとなっている。
ちなみに、これMEGを三枚おろしにすればマトリョーシカ人形に
限りなく近いものがありそうだな。
で、ここまでは普通に理に適っているのでなにも問題はないが
問題は現代に移行してからの人間の行動そのものにあったのだ。
そこはもう、ジェイソン・ステイサムだから別にいいんだけどね。
とにかくいろいろな部分でツッコミ満載すぎて失笑の連続ですよ。
中国の富豪が壮大なプロジェクトを立ち上げ調査チームが深海に行く。
だが、別の大物の陰謀により深海に潜った調査チームに命の危険が迫る。
深海6000メートルから海上に出るまでを第一幕とすれば
第二幕は、海上に出てから執拗に追っかけてくるMEG3頭との戦いだ。
観光客でごった返すビーチにMEGたちが餌を求め突っ込んでくる。
正義に燃えるジェイソンはほとんど一人でMEG3頭と対峙する。
あるシーンで「ジョーズ」をリスペクトしてるようなカットがあって
そこは微笑ましかったけど、このクライマックスはもはやカオスとなり
さらには巨大タコ・クラーケンがいつの間にか参戦していて
三つ巴の大団円となっていくんです。
果たして、ジェイソンは無事に生還できるのか!
個人的には第一幕だけでも十分見ごたえあったので、
そこをもうちょっと掘り下げてくれたらその後の第二幕はなくてもいい。
もちろん、ジェイソンは第二幕からスーパーヒーロー的な大躍進で
魅せてはくれるんだけど、余りに劇画チックでやり過ぎ感は否めない。
◆
【今週のツッコミ】
・深海6000メートルでチームの一人が耐スーツのヒビから爆縮。
直後に生身のジェイソンが息継ぎを工夫して深海に出ていく。
一瞬、アレ?深海だよね。水圧。。。
・これでまたひとつジェイソン・ステイサムの人間離れした技が追加。
・以前も車ごと海中にダイブしてからの敵と水中で格闘するとき
呼吸困難になりそうになっても車のタイヤ空気で息継ぎしてたし
何の映画だったか今では分からない。
・ブロンド眼鏡女子可愛い!中国の14歳少女は中年に見える(←おい)
・一頭の傷だらけのMEGがラスボス的立ち位置で迫力満点。
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監督:ベン・ウィートリー
脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー、ディーン・ジョーガリス
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:ジェイソン・ステイサム、ウー・ジン、ソフィア・ツァイ
『MEG ザ・モンスターズ2』
海底鉱物資源を大量に搾取の件はほとんど突っ込まれずで、もう少し暴いて欲しかったですね。
でも娯楽アドヴェンチャーとしてみれば面白かったです。
>「ジョーズ」をリスペクトしてるようなカット
あのシーン懐かしかったです。
そうそうチューブから空気を取り込むのは「トランスポーター」です。確か3?
現実的に見てしまうとツッコミ満載ですけど、そこのところはジェイソンに免じて寄り添っていきましょう。
>チューブから空気を取り込むのは「トランスポーター」
あ~、それでしたか。スッキリ!
ま、でも、他にもバッテリーを体に繋いでアドレナリンだしたり、パラシュートなしで高所から落下しながらの恋人へ電話したりとか
そういったギャグみたいなアクションでもジェイソンだから許せるところありますしね。次も期待です。
これだけむちゃくちゃやって、突っ込みどころがあっても、ジェイソンさんだからと許されるアクターって、もうそれだけで素晴らしいですね。
トランスポーターの1以来の中国よりのジェイソンだけど、ウー・ジンとのコンビはなかなかいい。
このまま3もあるんでしょうか?
この映画って多少突っ込まれても問題無しみたいな製作者サイドの感じが伝わってきました。
製作費出資がお隣中国というところ「やっぱり」って感じでしたし、それだから逆に破天荒な展開でも許されたかもしれませんね。
>ウー・ジンとのコンビはなかなかいい。
この俳優さん初めて知りましたよ。
お互いいじりあったりして結構息が合ってるいいコンビでしたね。