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正体

2025年02月02日 16時10分26秒 | 映画 さ行
満足度:★★★★【4.0点】(Netflix)



劇場公開から2ヵ月で配信スタートって早すぎだろ。



凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一。
彼は服役中に脱走し、日本各地を転々としながら巧みに正体を隠して
潜伏生活を続けていく。
 鏑木を追う刑事の又貫は、安藤沙耶香や野々村和也ら鏑木が逃亡中に出会った人物たちの
取り調べを行っていく。
しかし彼らの語る鏑木の人物像は、残忍な死刑囚とはまるで対照的なものだったが…。
<allcinema>



いわゆる冤罪被害者にとって、いかに無実を主張できるかというのが
本作品のテーマなのだが、死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜流星)は刑務所内で
わざと自傷し、警察病院に向かう途中の救急車内から脱走してしまう。

脱走後は、身を隠すために各地を転々とし主人公目線のロードムービーとなっていく。
辿り着く先々で、三人の一般人との出会いを通じて鏑木慶一という人物の
凶悪犯とは思えない姿を少しづつ見せていくことになる。

そうしたなか、凶悪犯の脱走がメディアで大々的に取り上げられ連日報道の嵐。
警察当局も一刻も早く犯人確保をしないと世論からのバッシングを受けることになり
警察の威信をかけた大捜査が繰り広げられていく。

実はこの作品、巷の評価もいいし劇場に行こうか、やめようかと散々迷った末、
「他に観る映画がないから、やっぱり行っとこう!」と地元日劇へGO!としたが
これがまさかの、1月末からNetflixで配信されてるではないか!(笑)

おぉ~!なんということなの~!ラッキー!地元では未だに公開中。
ということで、このお得感は、映画の出来もあって結構嬉しかったですね。

さて、基、映画的には序盤から中盤にかけてはサスペンス要素多めで〇
後半から終盤は主人公の本質がすでに伝わっているので、主要三人の一般人の
主人公に対する信頼感が涙腺刺激され、ラストの法廷で判決が下るシーンは◎


ー予告編ー




【今週のひと言】

・これって2022年に亀梨和也主演でTVシリーズ(4話)があったのね。
 痴漢容疑で起訴され冤罪を訴える弁護士の行く末はどうなったんだ?とか。

・別の新たな凶悪殺人事件で容疑者となった男の背景は?

・最後の潜伏先の老人ホームで唯一の目撃者でありPTSDを発症している被害遺族の
 入所場所を、どうやって鏑木は突き止めたのかが不明。

・警察の記者会見で「誤認逮捕の可能性があり再捜査をする」と上司の忠告を無視し
 言い放った又貫刑事(山田孝之)の警察内部での葛藤などがもっとあったはず。

・こうしてみると、2時間ですべてを見せるのは無理がありそうだな。
 でも、そこを製作者サイドに歩み寄れば全体としていい映画だったと思います。
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監督:藤井道人
脚本:小寺和久、藤井道人
音楽:大間々昂
出演:横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈
 









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