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評価:★★★【3点】
西へ西へって、最後は東から現れるパターンではなかったのね。
荒廃した近未来の世界観は割とうまく表現されていたと思います。
こういう映画で、最初に思い浮かべるのは
やっぱりアレでしょう!『マッドマックス』の続編の作品。
今回は、そういった世界で生活している民衆を大雑把に描きつつ
こういう時代には必ず出てくる力の権力者がそこにいて
奴隷のように使われる弱者たちの反乱を描きながら
そのなかに忽然と現れたスーパーヒーローが
世界を救うという映画ではありません。予想とちがってたということです。
そして、ガソリンの奪い合いをすることもありません。
ということで『マッドマックス2』よりは紳士的な作品といえるでしょう。
◇
イーライという名の謎の男は、崩壊したアメリカ大陸の荒野を
西に向かって歩き続けていた。ある本を携えて。
その本は、いまや世界にこのただ一冊となっていた。
イーライは、その本に近づこうとする者は容赦なく斬り捨てた。
そんな中、とある町に立ち寄ったイーライ。
そこは、カーネギーという男が独裁者として君臨する町。
彼は、ある本を探していた。
その本があれば世界を支配できると考えていた。
やがて、イーライの本こそが、目的の本だと確信するカーネギーだったが…。
<allcinema>
◇
これは、ただひたすら自分に託された責務を全うするだけの
ある意味、自分の世界に浸り続けるマイペースな男の物語かと。
文明が崩壊すると、普段は気にも留めなかったものが重要視される。
すくなくとも本編ではトイレットペーパーではなかった。
庶民レベルでいえば、それが濡れティッシュだったり
石鹸だったり、もちろん飲料水もしかり。
そして、権力者レベルになると文明を取り戻すために、現存する
貴重な資料だったりするわけです。要するに、そういったものを
誰よりも先に自分の手のなかに入れて、世界を自分色にしようとする。
ワタシのような弱者&庶民レベルな男だったら
そんな資料なんかより水や食い物さえあればいいと思うんですが
ヒトの上に立つひとたちはやはり違いますね^^;
孤独な旅人・イーライが恐ろしくスーパーマン的キャラ。
ストーリーが進んでいくうちに、彼の生い立ちなどが
明かされて行くんだろうなと思っていたら、意外にも
庶民的なひとだったことが、あるアイテムで明かされる。
なんでしょうこれは!最初からセガールおじさんみたいな
ハイレベルな格闘術を身に付けてるってことでしょうか^^;
キャラ造形はそれでいいとしても、彼の何かに執り付かれたような
謎の行動は、予告編あたりで想像していたものと同じって^^;
もうすこしヒネッた展開を予想していたワタシは「それだけかよ!」
そんな感想が最後に来てしまいました。
さて、話自体は至ってシンプル。ただ、思わせぶりな惹き付け方は
最後に客を落胆させるだけですかね。
まぁ、でも、本作の映像の見せ方は荒廃な世界がうまく描かれていたと
いえます。セピア調に振られた色合いは、幻想的でワタシ的には好きです。
追記)
・イーライの持つ意味深な謎の本の解読には、ある学習を必要とする。
・あれを全て暗記できる彼は、是非ともギネス挑戦してもらいたい。
・できれば、ケヴィン主演『光の旅人』のようなラストだったら
もうすこし奥の深い話になっていたかもしれない。
・首が飛ぶシーンのCGはなかなかよかったと思う。
邦画の時代劇もあれくらいのVFXはやってもらいたいかと。
・あの老夫婦のシーンだけ別物の映画になったいた。
『テキサス・チェーンソー』のホイト保安官が加わり大団円にしてもよかった。
・ヒロインのミラ・クニスですが、フェイスはグッド!
もう少し身長があったら第三の女性戦士の仲間入りだと思うんですが^^;
因みにワタシ的には、第一がアンジー姐さん。第二がミラ姐さんです。
・ひさしぶりにジェニファー・ビールスをまともに見ました。
未だに『フラッシュダンス』での印象が頭から離れないワタシです(笑)
このひとと、もうひとりアシュレイ姐さんのことが心配なんです(おい!)
------------------------------------------------------------------
監督:ヒューズ兄弟
脚本:ゲイリー・ウィッタ
撮影:ドン・バージェス
音楽:アッティカス・ロス
出演:デンゼル・ワシントン/ゲイリー・オールドマン/ミラ・クニス/
レイ・スティーヴンソン/ジェニファー・ビールス/
『ザ・ウォーカー』
西へ西へって、最後は東から現れるパターンではなかったのね。
荒廃した近未来の世界観は割とうまく表現されていたと思います。
こういう映画で、最初に思い浮かべるのは
やっぱりアレでしょう!『マッドマックス』の続編の作品。
今回は、そういった世界で生活している民衆を大雑把に描きつつ
こういう時代には必ず出てくる力の権力者がそこにいて
奴隷のように使われる弱者たちの反乱を描きながら
そのなかに忽然と現れたスーパーヒーローが
世界を救うという映画ではありません。予想とちがってたということです。
そして、ガソリンの奪い合いをすることもありません。
ということで『マッドマックス2』よりは紳士的な作品といえるでしょう。
◇
イーライという名の謎の男は、崩壊したアメリカ大陸の荒野を
西に向かって歩き続けていた。ある本を携えて。
その本は、いまや世界にこのただ一冊となっていた。
イーライは、その本に近づこうとする者は容赦なく斬り捨てた。
そんな中、とある町に立ち寄ったイーライ。
そこは、カーネギーという男が独裁者として君臨する町。
彼は、ある本を探していた。
その本があれば世界を支配できると考えていた。
やがて、イーライの本こそが、目的の本だと確信するカーネギーだったが…。
<allcinema>
◇
これは、ただひたすら自分に託された責務を全うするだけの
ある意味、自分の世界に浸り続けるマイペースな男の物語かと。
文明が崩壊すると、普段は気にも留めなかったものが重要視される。
すくなくとも本編ではトイレットペーパーではなかった。
庶民レベルでいえば、それが濡れティッシュだったり
石鹸だったり、もちろん飲料水もしかり。
そして、権力者レベルになると文明を取り戻すために、現存する
貴重な資料だったりするわけです。要するに、そういったものを
誰よりも先に自分の手のなかに入れて、世界を自分色にしようとする。
ワタシのような弱者&庶民レベルな男だったら
そんな資料なんかより水や食い物さえあればいいと思うんですが
ヒトの上に立つひとたちはやはり違いますね^^;
孤独な旅人・イーライが恐ろしくスーパーマン的キャラ。
ストーリーが進んでいくうちに、彼の生い立ちなどが
明かされて行くんだろうなと思っていたら、意外にも
庶民的なひとだったことが、あるアイテムで明かされる。
なんでしょうこれは!最初からセガールおじさんみたいな
ハイレベルな格闘術を身に付けてるってことでしょうか^^;
キャラ造形はそれでいいとしても、彼の何かに執り付かれたような
謎の行動は、予告編あたりで想像していたものと同じって^^;
もうすこしヒネッた展開を予想していたワタシは「それだけかよ!」
そんな感想が最後に来てしまいました。
さて、話自体は至ってシンプル。ただ、思わせぶりな惹き付け方は
最後に客を落胆させるだけですかね。
まぁ、でも、本作の映像の見せ方は荒廃な世界がうまく描かれていたと
いえます。セピア調に振られた色合いは、幻想的でワタシ的には好きです。
追記)
・イーライの持つ意味深な謎の本の解読には、ある学習を必要とする。
・あれを全て暗記できる彼は、是非ともギネス挑戦してもらいたい。
・できれば、ケヴィン主演『光の旅人』のようなラストだったら
もうすこし奥の深い話になっていたかもしれない。
・首が飛ぶシーンのCGはなかなかよかったと思う。
邦画の時代劇もあれくらいのVFXはやってもらいたいかと。
・あの老夫婦のシーンだけ別物の映画になったいた。
『テキサス・チェーンソー』のホイト保安官が加わり大団円にしてもよかった。
・ヒロインのミラ・クニスですが、フェイスはグッド!
もう少し身長があったら第三の女性戦士の仲間入りだと思うんですが^^;
因みにワタシ的には、第一がアンジー姐さん。第二がミラ姐さんです。
・ひさしぶりにジェニファー・ビールスをまともに見ました。
未だに『フラッシュダンス』での印象が頭から離れないワタシです(笑)
このひとと、もうひとりアシュレイ姐さんのことが心配なんです(おい!)
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監督:ヒューズ兄弟
脚本:ゲイリー・ウィッタ
撮影:ドン・バージェス
音楽:アッティカス・ロス
出演:デンゼル・ワシントン/ゲイリー・オールドマン/ミラ・クニス/
レイ・スティーヴンソン/ジェニファー・ビールス/
『ザ・ウォーカー』
鑑賞お疲れ様でした。
私的には、どっかでクルマかバイクを奪えよ、とも思いましたが「お遍路さん」と同じく、歩きでないと意義に乏しいんでしょうか?
また『ウルヴァリン』の終盤にも登場した、あの物騒なロケーションに「おいおい、大丈夫かよそこで野宿して」と思ったり(・ω・)
ソラーラ役の女の子はクリスティーナ・リッチの後継者の1人って感じでしょうか?
ラストでは死にに行ってる感も(←すんません)ありましたが、続編へのフリなのかな?
しかしG.Oのオーラがちょっと消えかかってましたね。。
ハリポタ世界に染まり過ぎたのかしらん(・ω・)
実は運転できなかったんではないかという疑惑もあります。
どうもイーライは、あの本の仕様に関して必要に迫られていたためということらしいです。
とあるブログでそんなことを目にしました。
でも、それにしては対象物に目を向けてましたよね^^;
あの物騒なところでの野宿でガラガラ蛇なんぞ出してもらいたかったです。
>ソラーラ役の女の子はクリスティーナ・リッチの後継者の1人って感じでしょうか?
丸顔で小柄というのは女戦士に不向きかもしれませんね^^
おなじ狸系フェイスってところでしょうか^^;
でも、G・OやD・Wが彼女と共演したかったからこの作品に出演したとか言ってますよ(おいおい)
>しかしG.Oのオーラがちょっと消えかかってましたね。。
ちょっと今回はキャラ的に弱かったですね。
ホイト保安官のように、もっと弾けてほしかった(笑)
弱視とかの噂(?)もあるみたいですが、何だかなぁ~な映画でした。
どうせのオチなら、「なるほどねっ!」と膝のひとつでも叩かせて欲しいですわ。
ジョニー作品ですが「フロム・ヘル」もイマイチ好きじゃないのでした(笑)
チョイ役に校長とかねぇ~制作費の殆どは役者の出演料でしょうか(苦笑)
たった今、カキコして戻ってきたら大笑いでした。
ほんと!髪や髭をきれいに剃り落となら、ついでに眉までしてもらいたいですよね。
イーライ「眉剃り失敗しちゃって・・」
ソラーラ「大丈夫よ、大きめのグラサン付けますから」(コメディかよ)^^;
デンゼル映画は悪くないんですけど良くもないってやつですかね~^^:
そこで本作と迷った結果、「瞬またたき」を見ました。でっかい館内にたった二人。
予想通り、2.5/5というところ。
どうして(最近の?)日本映画にはチマチマしたスケールのものが多いのだろう。
アニメの方が制約がないせいか自由自在な世界を繰り広げているのとつい比較してしまいます。
一度はお邪魔したいと思っていたシネコンなんですよ^^
けっこうアンチTOHO系列のものまで上映されているみたいですし。
岐阜県に遠征する理由がないのが辛いところです^^;
『瞬またたき』ご覧になったのですね。
この作品、ヒロインの北川景子さんに魅力を感じないワタシは
端からスルー映画でした。2,5でしたか~
>どうして(最近の?)日本映画にはチマチマしたスケールのものが多いのだろう。
今年は秋冬にかけて『海猿』『ヤマト』とハリウッドばりの映画に期待ですかね~^^;
>北川景子さんに魅力を感じない
同感です。なぜ最近彼女がもてはやされるのか理解できませんね。顔が小さいにもほどがあるし、演技も?だし。色気はないし・・・。
秋の2本にも食指は動きませんね。所詮日本映画が作るには予算の問題が大きいのでは?
もっともハリウッドだって予算をかけりゃいいものが出来るというわけではないでしょうけど。CGを多用するくらいなら日本アニメの方がよっぽど面白いものが出来そうな気がします。
イオン岡崎より大きいとなると、109シネマズに匹敵するかもしれませんね。
いずれIMAX仕様になっていくのでしょうか^^
>顔が小さいにもほどがあるし、演技も?だし。色気はないし・・・。
小顔グランプリに出たら優勝ですね。
演技も色気もね~ 同感です^^;
>日本アニメの方がよっぽど面白いものが出来そうな気がします。
そうです、世界に誇れるジャパニーズ・アニメにもっと力を注いでもらいたいです。
ワタシも『海猿』『ヤマト』はまったく食指が湧かないんです^^;