
評価:★★★★【4点】
鉄道映画に外れなし!
ワタシが知ってるだけで鉄道関連またはそれを道具と
して作られた傑作アクション映画といえば・・・。
『天国と地獄』
『カサンドラ・クロス』
『大陸横断超特急』
『カナディアン・エクスプレス』などなど
鉄道メインじゃなくてもいいなら、まだまだありそうです。
今回の映画は、超重量級の貨物列車の暴走を
テレビ報道ニュースでその一部始終を見ている視聴者の気分でした。
そして、鉄道会社の対応状況なども同時に見られるという
これは、ある意味、報道ニュース特別番組と言ってもいいくらい。
◇
ペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場。
この日、初めてコンビを組むことになった勤続28年のベテラン機関士フランクと、
職務経験4ヶ月の新米車掌ウィル。
始めからソリが合わず、それぞれ私生活でも問題を抱える2人は、
険悪な雰囲気で旧式機関車1206号に乗り込むことに。
その頃、同州のフラー操車場では、運転士によるブレーキ操作のミスが原因で、
最新鋭の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまう。
39両の大編成で全長約800メートルを誇るそれは、
極めて危険性の高い化学物質とディーゼル燃料を大量に積んでいるため、
その先に待ち受ける急カーブで転覆すれば大惨事に発展することは必至だった。
思わぬ事態に騒然となる現場を尻目に、みるみるスピードを上げていく777号。
あらゆる手立てを講じるも敢えなく失敗に終わる中、
全ての命運を託されたフランクとウィルは1206号の機関車両を777号の最後尾に
連結させ、ブレーキでその暴走を停止させるという無謀な手段に出るのだが…。
<allcinema>
◇
熱くなった!
これぞ、男の仕事だってね(笑)
事件は現場で起きているんだ!青島刑事の名セリフをココで引用したいわ。
いざとなった時にオフィスに居て何が出来ると言うんでしょうか。
現に指令室のコニーやオフィスの上司ガルビンらが未曾有の事件に
その情報収集の段階でかなりトッチラかってましたからね。
とにかく暴走機関車の位置情報や速度、積荷の種類など
万が一脱線転覆するとしたら速度と路線形状を速やかに計算しなければいけない。
そして、被害を最小限に食い止める方向に持って行くことが彼らの責務である。
情報と指示が入り乱れてしまい、挙句はテレビ中継で教えてもらう始末に
鉄道会社の面目はまる潰れ状態という演出もなかなかお見事!
元海兵隊の鉄道員が州警察のヘリに乗り込み、空から
暴走機関車に飛び移るという作戦に目頭が熱くなってしまった。
なんでしょうこれは!きっと彼ならやってくれるという安心感からかと。
『ワールド・トレード・センター』で生き埋めになっていたマクローリンらが
カーンズ元海兵隊員を見つけた時の感動に似ていた。
しかし、この作戦もチョットしたオチが可笑しかったですけどね。
ホンの些細な操作ミスから、こんな大災害に発展するとは
誰も予想など出来ないのです。
現場作業中にドーナッツ喰いながら談笑する操車場作業員。
おそらく、普段の慣れから来る怠慢な仕事をし手抜きをすると
こんなことも起きるんですよ的な警告映画と観ました。
これは、鉄道員の心得なるマニュアル映画とするのも面白い。
追記)
・ツボだったシーン「テレビに教えられてどうする!!!」を吐いた
鉄道会社の対策本部(?)の上司ガルビンの台詞(爆)
・暴走する貨物機関車をヘビー級に例えるならデンゼルとクリスの乗る
機関車はミドル級といったところか。子供が酔っ払った大人を連れ帰る、
そんな光景をイメージしたんですが。
・クリスと妻の別居事情を台詞による説明だけでなく、映像として本作に
取り入れていたらラストでより感動できたと思う。チョット惜しかった。
・デンゼルパパと長女の確執も↑と同様に描き方がやや足りない。
どちらも家族構成に問題アリというところが美味しいオカズだったのに。
そういえば、その長女って『トロン』で案内役4人のひとりだったのね。
エリザベス・マシスか~チェックしよっと(爆)
・この映画の隠れヒーローは、ピックアップで暴走機関車を追いかけていた
鉄道溶接工のあのオっちゃんではないでしょうか。
彼が居なかったら本作はより一層の火薬量を必要としてたとも言える。
つまり、ラストが別の方向に向かったことになるでしょう。
それとも、アソコでデンゼルパパが飛ぶ?これもアリか(笑)
--------------------------------------------------------------
監督:トニー・スコット
脚本:マーク・ボンバック
撮影:ベン・セレシン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・パイン/ロザリオ・ドーソン/ケヴィン・ダン/
エリザベス・マシス/
『アンストッパブル』
鉄道映画に外れなし!
ワタシが知ってるだけで鉄道関連またはそれを道具と
して作られた傑作アクション映画といえば・・・。
『天国と地獄』
『カサンドラ・クロス』
『大陸横断超特急』
『カナディアン・エクスプレス』などなど
鉄道メインじゃなくてもいいなら、まだまだありそうです。
今回の映画は、超重量級の貨物列車の暴走を
テレビ報道ニュースでその一部始終を見ている視聴者の気分でした。
そして、鉄道会社の対応状況なども同時に見られるという
これは、ある意味、報道ニュース特別番組と言ってもいいくらい。
◇
ペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場。
この日、初めてコンビを組むことになった勤続28年のベテラン機関士フランクと、
職務経験4ヶ月の新米車掌ウィル。
始めからソリが合わず、それぞれ私生活でも問題を抱える2人は、
険悪な雰囲気で旧式機関車1206号に乗り込むことに。
その頃、同州のフラー操車場では、運転士によるブレーキ操作のミスが原因で、
最新鋭の貨物列車777号が無人のまま走り出してしまう。
39両の大編成で全長約800メートルを誇るそれは、
極めて危険性の高い化学物質とディーゼル燃料を大量に積んでいるため、
その先に待ち受ける急カーブで転覆すれば大惨事に発展することは必至だった。
思わぬ事態に騒然となる現場を尻目に、みるみるスピードを上げていく777号。
あらゆる手立てを講じるも敢えなく失敗に終わる中、
全ての命運を託されたフランクとウィルは1206号の機関車両を777号の最後尾に
連結させ、ブレーキでその暴走を停止させるという無謀な手段に出るのだが…。
<allcinema>
◇
熱くなった!
これぞ、男の仕事だってね(笑)
事件は現場で起きているんだ!青島刑事の名セリフをココで引用したいわ。
いざとなった時にオフィスに居て何が出来ると言うんでしょうか。
現に指令室のコニーやオフィスの上司ガルビンらが未曾有の事件に
その情報収集の段階でかなりトッチラかってましたからね。
とにかく暴走機関車の位置情報や速度、積荷の種類など
万が一脱線転覆するとしたら速度と路線形状を速やかに計算しなければいけない。
そして、被害を最小限に食い止める方向に持って行くことが彼らの責務である。
情報と指示が入り乱れてしまい、挙句はテレビ中継で教えてもらう始末に
鉄道会社の面目はまる潰れ状態という演出もなかなかお見事!
元海兵隊の鉄道員が州警察のヘリに乗り込み、空から
暴走機関車に飛び移るという作戦に目頭が熱くなってしまった。
なんでしょうこれは!きっと彼ならやってくれるという安心感からかと。
『ワールド・トレード・センター』で生き埋めになっていたマクローリンらが
カーンズ元海兵隊員を見つけた時の感動に似ていた。
しかし、この作戦もチョットしたオチが可笑しかったですけどね。
ホンの些細な操作ミスから、こんな大災害に発展するとは
誰も予想など出来ないのです。
現場作業中にドーナッツ喰いながら談笑する操車場作業員。
おそらく、普段の慣れから来る怠慢な仕事をし手抜きをすると
こんなことも起きるんですよ的な警告映画と観ました。
これは、鉄道員の心得なるマニュアル映画とするのも面白い。
追記)
・ツボだったシーン「テレビに教えられてどうする!!!」を吐いた
鉄道会社の対策本部(?)の上司ガルビンの台詞(爆)
・暴走する貨物機関車をヘビー級に例えるならデンゼルとクリスの乗る
機関車はミドル級といったところか。子供が酔っ払った大人を連れ帰る、
そんな光景をイメージしたんですが。
・クリスと妻の別居事情を台詞による説明だけでなく、映像として本作に
取り入れていたらラストでより感動できたと思う。チョット惜しかった。
・デンゼルパパと長女の確執も↑と同様に描き方がやや足りない。
どちらも家族構成に問題アリというところが美味しいオカズだったのに。
そういえば、その長女って『トロン』で案内役4人のひとりだったのね。
エリザベス・マシスか~チェックしよっと(爆)
・この映画の隠れヒーローは、ピックアップで暴走機関車を追いかけていた
鉄道溶接工のあのオっちゃんではないでしょうか。
彼が居なかったら本作はより一層の火薬量を必要としてたとも言える。
つまり、ラストが別の方向に向かったことになるでしょう。
それとも、アソコでデンゼルパパが飛ぶ?これもアリか(笑)
--------------------------------------------------------------
監督:トニー・スコット
脚本:マーク・ボンバック
撮影:ベン・セレシン
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・パイン/ロザリオ・ドーソン/ケヴィン・ダン/
エリザベス・マシス/
『アンストッパブル』
高松でも公開されてるので、結構な期待値を高めとる
ワタシです。
最後に主人公が無傷で助かって「アンブレイカブルだった」
みたいな驚愕のオチ・・じゃないんでしょうね(=^_^=)
バカっぽいタイトルもココではアリかな~という
そんな映画でしたよ^^
取り敢えず新年第一段の映画としてはなかなか面白かったです。
大満足とまではいきませんが、滑り出し好調な2011年といったところでしょうか(笑)
革靴の上から止血する裏ワザを本作で学びました(爆)
最初の段階で追いついて飛び乗ったのかも(笑)
アメリカはおデブさんに対する位置づけが厳しいですよねぇ。
ゾンビの餌食になるのも、まずはおデブさんとのコトだし(笑)
しっかし、このコンビ、デンゼルとクリスの爪の垢を飲みなさいっ!!だわ!
ところで、「フーターズ」ってもんが存在するんですね。
ワンサイズ小さいユニフォームを支給されるそうな…。
日本にもあるそうで。
映画って、ホント、勉強になります(爆)
ヤツはあれで全力疾走してたんでしょうね^^;
見てる側からは早歩き程度にしか思えなかったです。
もしもあの時、追いついていたならデンゼルの早期退職やら
クリスの裁判での決定項目が辛いまんまでしたもんね。
ある意味、メタボくんはふたりの家庭を良い方に救った救世主ってことになるのかな~(笑)
>ところで、「フーターズ」ってもんが存在するんですね。
フッターズってアメリカ発症でしたかね?
タンクトップとオレンジ色のピッチピチのショートパンツ。
ローラースケート履いてるウエイトレスは過去映画で何度も見てますがアレかな?^^
日本や中国もあるそうですね。
名古屋はないのかな(爆)
ニュース速報として自分がみてる感覚でした。
大暴走列車でしたよ。
デンゼルとクリスの家族事情はつまみみたいなものでしたね。笑
それからこの記事だけTB送れなくて、申し訳ないです。。
暴走列車ってなかなか停められないんですね。
列車の重みプラス速度で脱線ストッパーが木端微塵でしたもんね^^;
列車を使った逃亡も結構好きなんですよ。
彼らの家庭事情をもっと掘り下げていたらラストでもしかしたら泣いてたかも^^;
TBの件、気にしないでくださいね。
編集画面のベータバージョンが不安定なのかもしれませんね^^
(因みに、旧バージョンにしないと「日本インターネット映画大賞」にTB出来ませんでしたよ)
もう少し本筋に絡んで欲しかったですねぇ。
後半以降、ちとフェードアウト気味でしたから(・ω・)
ガルビン部長の「処分」には、場内から笑いがもれてましたよ(=^_^=)
職員さんたち、食べたもののごみを散らかす、適当な確認、ケータイ(私用で)使いまくり。
かなり、危ないです(笑)
でもまあ、それだからこそ、この大事件がおこって、映画にもなったわけでしょうか?
ライブ映像と、実際の映像(もちろん作り物だけど)をむちゃくちゃうまく取り入れてあって、ほんとうにおもしろかったです!
今月は小粒ながら良作が多い雰囲気なので楽しみです。
>ハンサム&クールな、あの鉄道局のヒゲ兄さんには、
あのスーツ姿の知的なお兄さんですよね。
要所で雑学の帝王みたいに情報出してましね^^;
>ガルビン部長の「処分」には、場内から笑いがもれてましたよ(=^_^=)
こちらも場内で笑いが起きましたよ(笑)
しかしアレですよ、外国の鉄道局の現場の安全管理は酷いです。
日本じゃまず考えられないんじゃないかな^^;
それにしても、10年前のデンゼルパパなら、あの距離なら躊躇なく走って飛んでたと思います(笑)
ってことでクリスの出番なし状態になってたりして^^;
それとも、あのメタボで入社できたのかが気になってます。
エアーブレーキホースの外れは目視したら即行修正しないとね~^^;
メタボのお兄さんは、結構仕事をショートカットしてましたね。
彼なりに合理的な方法だったのでしょう(笑)
この映画の良いところは、仰るようにライブ映像とニュース映像をうまく使い分けたところでしょう(*^-゜)vィェィ♪