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満足度:★★★★【4.0点】
第77回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。
◆
ニューヨークのストリップダンサーを主人公に、
ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の御曹司に見初められた彼女が
波乱に満ちた怒涛の運命に巻き込まれながらも、どんな相手にも己の筋を貫き
パワフルに立ち向かっていく等身大の姿を、刺激的かつ赤裸々な筆致の中に
ユーモアと温かな眼差しを込めて描き出していく。
<allcinema>
◆
ニューヨークで働くストリップダンサーのアノーラは、
ある日、客としてやってきたロシア大財閥の御曹司イヴァンに気に入られ
そこから意気投合し、7日間だけの契約彼女として一緒に過ごすことになる。
一緒に過ごしていくうちイヴァンからプロポーズされ結婚を受け入れるアノーラ。
だが、イヴァンの両親がストリップダンサーと結婚したことに腹を立て
急遽、ロシアからニューヨークにやってくることになったから、さあ大変!
ロシアの大財閥の両親の命令により、アメリカ在住の祭司(?)と用心棒二人は
イヴァンとアノーラの二人を自宅待機させようと邸宅に乗り込んでいくが
イヴァンは両親と顔を合わせたくない一心で、彼らの油断をついて一人で逃亡してしまう。
典型的な冷酷なロシアマフィアのような用心棒と異なり妙に親しみやすく少々頼りない。
そのおかげで、彼らの行動にはコメディの要素が加わり思わず笑ってしまうのだ。
暴れるアノーラにさえ手こずり二人ともズタボロ状態って…(苦笑)
挙句は、祭司と4人でイヴァンを探すプロセスも随所に笑いの小ネタを挟んでくる。
最終的に、イヴァンの裏切りで傷付いたアノーラは用心棒との間に通じるモノを見つけ
ある意味、作品のすべてをこの若い方の用心棒に持っていかれた感はあるかな~(笑)
コメディながら用心棒の男気に感涙してしまうところがパルムドール受賞なのね。
ー予告編ー
◆
【今週のひと言】
・7日間で1万5千ドル(約225万円)って、そりゃあ契約するわ。羨ましすぎ。
・絵に描いたような玉の輿もダンサー仲間から揶揄されてしまう。
・絵に描いたような御曹司(バカ息子)も親から直接バカ息子!と呼ばれる。
・酒とドラッグとセックス三昧でいい夫婦になれるとは思えないぞ。
・冒頭のストリップダンサーたちの身のこなしにウットリします(変態か)
・ガタイと強面だけで、ザ・用心棒なる彼らは雇い主への忠誠は示した。
だが、女性の扱いには慣れてないご様子。
・アノーラ役の女優さんはアジア系と思いきや東ヨーロッパ系らしい。
演技は上手いがルックスだけはな~(エバ・グリーンの親族みたいだわ)
いや、エバ・グリーンはお気に入りですよ。
・大富豪の母親からの暴言を完全論破するアノーラに座布団一枚!
---------------------------------------------------------------------------------------
監督:ショーン・ベイカー
脚本:ショーン・ベイカー
音楽:???
出演:マイキー・マディソン、マーク・エイデルシュテイン、ユーリー・ボリソフ
第77回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。
◆
ニューヨークのストリップダンサーを主人公に、
ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の御曹司に見初められた彼女が
波乱に満ちた怒涛の運命に巻き込まれながらも、どんな相手にも己の筋を貫き
パワフルに立ち向かっていく等身大の姿を、刺激的かつ赤裸々な筆致の中に
ユーモアと温かな眼差しを込めて描き出していく。
<allcinema>
◆
ニューヨークで働くストリップダンサーのアノーラは、
ある日、客としてやってきたロシア大財閥の御曹司イヴァンに気に入られ
そこから意気投合し、7日間だけの契約彼女として一緒に過ごすことになる。
一緒に過ごしていくうちイヴァンからプロポーズされ結婚を受け入れるアノーラ。
だが、イヴァンの両親がストリップダンサーと結婚したことに腹を立て
急遽、ロシアからニューヨークにやってくることになったから、さあ大変!
ロシアの大財閥の両親の命令により、アメリカ在住の祭司(?)と用心棒二人は
イヴァンとアノーラの二人を自宅待機させようと邸宅に乗り込んでいくが
イヴァンは両親と顔を合わせたくない一心で、彼らの油断をついて一人で逃亡してしまう。
典型的な冷酷なロシアマフィアのような用心棒と異なり妙に親しみやすく少々頼りない。
そのおかげで、彼らの行動にはコメディの要素が加わり思わず笑ってしまうのだ。
暴れるアノーラにさえ手こずり二人ともズタボロ状態って…(苦笑)
挙句は、祭司と4人でイヴァンを探すプロセスも随所に笑いの小ネタを挟んでくる。
最終的に、イヴァンの裏切りで傷付いたアノーラは用心棒との間に通じるモノを見つけ
ある意味、作品のすべてをこの若い方の用心棒に持っていかれた感はあるかな~(笑)
コメディながら用心棒の男気に感涙してしまうところがパルムドール受賞なのね。
ー予告編ー
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【今週のひと言】
・7日間で1万5千ドル(約225万円)って、そりゃあ契約するわ。羨ましすぎ。
・絵に描いたような玉の輿もダンサー仲間から揶揄されてしまう。
・絵に描いたような御曹司(バカ息子)も親から直接バカ息子!と呼ばれる。
・酒とドラッグとセックス三昧でいい夫婦になれるとは思えないぞ。
・冒頭のストリップダンサーたちの身のこなしにウットリします(変態か)
・ガタイと強面だけで、ザ・用心棒なる彼らは雇い主への忠誠は示した。
だが、女性の扱いには慣れてないご様子。
・アノーラ役の女優さんはアジア系と思いきや東ヨーロッパ系らしい。
演技は上手いがルックスだけはな~(エバ・グリーンの親族みたいだわ)
いや、エバ・グリーンはお気に入りですよ。
・大富豪の母親からの暴言を完全論破するアノーラに座布団一枚!
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監督:ショーン・ベイカー
脚本:ショーン・ベイカー
音楽:???
出演:マイキー・マディソン、マーク・エイデルシュテイン、ユーリー・ボリソフ
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