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ガリバー旅行記(3D吹替え)

2011年04月16日 19時10分56秒 | 映画 か行
評価:★★★【3点】


普通に2Dでよかったんだけど時間が合わず、仕方なく3Dへ。

原作は子供のころに絵本で知っていたということくらい。
今回、興味を持っていたことといえば
小人の国にワープしてしまい、巨人となった主人公と
小型化した国の建造物との対比というところです。

昔、円谷プロのテレビ『ウルトラQ』の第17話「1/8計画」があり
そこでのミニチュア化されたビルを人間がまたいで横切るなんて
ミニチュア大好き人間のワタシにとっては夢のような話。

ちなみに、今ではそれらがすべてCGによるVFXとなってしまい
昔ながらの石膏素材や洋菓子のウエハースなんかで
作られる壊れやすい建造物なんてのが見られなくなったのが残念。

どうなんでしょう!ハリウッド製映画のなかには
今でも1/10サイズのミニチュアなどを使う特殊撮影とかあるのかな。



ニューヨークの新聞社に勤める郵便係のガリバー。
失敗を恐れるあまりチャレンジ精神に欠け、
記者になる夢も片想いの成就も実現できずにいた。
そんなある日、謎の三角海域バミューダ・トライアングルの取材という
大きな仕事を手に入れる。ところが、意気揚々と向かった先で
突然の大嵐に巻き込まれ、遭難してしまう。

浜辺に打ち上げられたガリバーが気づくと、
なんと、たくさんの小人たちによって拘束されていた。
彼が漂着したのは、中世の小人たちが住む“リリパット王国”だった。
やがてガリバーは、その巨体を活かして王国の危機を救ったことから
一躍ヒーローに。居心地の良さにすっかり調子に乗るガリバーだったが…。
<allcinema>



そういえば、本作のオープニング・クレジットに
チルトシフトレンズという特殊なレンズによる撮影で
実際の風景が、まるでミニチュア模型のように見えてました。
こういうのも、なかなか面白いですね。
なんだかジオラマ作品でも見ているような感じでした。

さて、映画の内容といえばダメ社員がとんでもない体験によって
人間的に成長していくといった物語です。
ワタシ的にはこういう社員がダメと決めつけるのは???ですが
憧れの女性にも声を掛けられない小心者に加え
口から出まかせのウソをつくという所はダメでしょうね。
しかも、他人の記事をコピペして原稿を渡すというのは犯罪に等しいし。

ひとって注目されると期待に応えるために努力を始める。
それまでは自分の世界の中だけで小さく生きていたガリバーが
巨大になってしまったことで注目を集め、次第にココロの中も
大きく変貌していく。まさにこれこそ児童文学映画ではないでしょうか。

実際、ワタシがガリバーだったら何がしたい?と言われれば
まずは、今の戦争兵器に対してどこまで対応できるかですかね(爆)
体の大きさにもよるでしょうけど、ガトリング銃で撃たれた時に
皮膚を貫通するのかしないのか、ハチに刺されるレベルなら怖いものなし?
でも、いちどはこんな体験してみたいわ(笑)

ま、そんなこんなで主演のジャック・ブラックならではの
ユニークなガリバーだったことは確かです。
火事の時におしっこで火を消すなんて、他の俳優じゃ無理でしょうしね^^


おまけ)
・リリパット王国の大工の腕って世界一でしょうね。
 ガリバーが目覚める間に、あんなでかい台車を作っちゃうし
 あんな凄腕の建築士がそろっているなら大概のものは製作可能ってやつ?
 日本の東京スカイツリーなんかもヤツらに頼めば着工から竣工まで
 4年半は掛らないだろう(笑)もちろんヤツらのサイズを人並みにしたうえで。

・例えば、どんなに精巧なミニチュアを作ったとしても火と水だけは
 ミニチュアにならないというもどかしさがある。水の波目はごまかせても
 しぶきと火だけはなんともならない。なのでそういうところはCGにまかせる。
 って別にワタシが真剣に考えることでもないが。
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監督:ロブ・レターマン
脚本:ジョー・スティルマン/ニコラス・ストーラー/
撮影:デヴィッド・タッターサル
音楽:ヘンリー・ジャックマン


出演:ジャック・ブラック/エミリー・ブラント/アマンダ・ピート/ジェイソン・シーゲル/


『ガリバー旅行記』

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4 コメント

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☆3Dぶりは☆ (TiM3)
2011-04-18 00:25:44
どうなんでしょうね?

最も最近に(?)観たジャック・ブラック出演作が
確か『ホリディ』だったので、ジム・キャリーっぽい
キャラ(路線)に逃避しようとしてないか、気になってたトコです(=^_^=)

そう言えばウルQの『1/8計画』ありましたね~

由利子ちゃんを取り戻しにやって来た一平が、
ミニチュアの町の電線に
脚だかを引っ掛けてバチッとなり「あちっ!」とか
ひるむシーンが印象深かったです(=^_^=)

あのエピソードもラストが深い、と言うか、解釈が視聴者に委ねられてましたっけね。
返信する
3Dはいらね^^; (ituka)
2011-04-18 23:35:10
TiM3さん、こんばんは。

奥行き感はなんとなく感じましたけど
普通に2Dでもかまわないレベルです。
こんなので400円高くなるのは勘弁してもらいたいです^^;

>ジム・キャリーっぽいキャラ(路線)に
>逃避しようとしてないか、気になってたトコです(=^_^=)

どうなんでしょう。JBの印象は『スクール・オブ・ロック』の時のまんまとか言われてますが
ワタクシ未見なんですよ。

>脚だかを引っ掛けてバチッとなり「あちっ!」とか
>ひるむシーンが印象深かったです(=^_^=)

お!よくご存じで!(笑)
その時、ビルの一部を壊してしまって佐原の先輩から「なにやってんだ!」とか言われてましたね^^
これYoutubeで観れるかな^^

>あのエピソードもラストが深い、と言うか、解釈が視聴者に委ねられてましたっけね。

ウルトラQは全般的にそんな感じでしたよね。
石坂浩二氏のナレーションが良い感じで余韻を残してくれてました。




返信する
2Dオンリー (オリーブリー)
2011-04-19 00:17:12
イオンの3Dは、ラプンツェルなので、2D字幕or吹き替えしかありませんでした。
最初から2Dと思っていたので、問題なしですが(笑)

JBでしか成り立たない面白さはあるのですが、いまひとつノレなかったです。
あの火消しなんかも、40代でやっちゃうなんて彼らしいんだけど、なんだかな~笑いたくても笑えなかった…。
おそらく私は、バカバカしい面白さが、ただバカバカしいとしか思えない、嫌な年齢になったんだと哀しくなりました(笑)
返信する
お!2D字幕がよかったのに~ (ituka)
2011-04-19 20:29:39
オリーブリーさん、こんばんは。

こういう特に立体感を求める映画じゃないモノに400円プラスは痛いです。
ワタシも2D字幕で観たかったわ^^
3D吹替えって真逆じゃん(爆)

>おそらく私は、バカバカしい面白さが、ただバカバカしいとしか思えない、
>嫌な年齢になったんだと哀しくなりました(笑)

そこんところ、同じですよ!^^
こういう欧米のギャグはイマイチ笑えないのです。
日本のシュールな笑いに馴れちゃったからかな~(笑)
返信する

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