評価:★★★【3点】
歴史を知る上では観ておくべき映画。
◇
1945年4月。戦況が悪化の一途を辿る中、
次期首相に任命された77歳の鈴木貫太郎は、
組閣の肝となる陸軍大臣に阿南惟幾を指名する。
2人はかつて、侍従長、侍従武官として
共に昭和天皇に仕えた関係でもあった。
その後、連合国によるポツダム宣言の発表に続いて、
広島、長崎へ原爆が投下される。
それでもなお、陸軍の若手将校たちは本土決戦を訴え、
阿南に戦争継続を強く迫る。
阿南はそんな将校たちの暴発を押さえようと対応に苦慮する。
一方、戦争の終結か継続か、議論がまとまらない御前会議では、
鈴木首相が天皇に聖断を仰ぐのだったが…。
<allcinema>
◇
戦争には大義が必要。
戦争を終わらせるには口実が必要。
ポツダム宣言後の国の対応がよく分かった。
無敵と信じられていた戦艦大和を失った海軍と
連戦連勝の陸軍で対立することは明白。
クーデターがあのような形で始まり
終わったこと。
最後の玉音放送の重みがしっかり伝わってくる。
【今週のツッコミ】
・御前会議からポツダム宣言受諾までを映像として
認識できたことが本作での収穫であった。
映画で描き切れなかった部分は原作本を手に取ろう。
・その前に1967年の岡本喜八版を鑑賞したいものだ。
15日にBSプレミアムで放送されるようで^^
------------------------------------------------
監督:原田眞人
脚本:原田眞人
音楽:富貴晴美
出演:役所広司/本木雅弘/松坂桃李/堤真一/山崎努/
『日本のいちばん長い日』
歴史を知る上では観ておくべき映画。
◇
1945年4月。戦況が悪化の一途を辿る中、
次期首相に任命された77歳の鈴木貫太郎は、
組閣の肝となる陸軍大臣に阿南惟幾を指名する。
2人はかつて、侍従長、侍従武官として
共に昭和天皇に仕えた関係でもあった。
その後、連合国によるポツダム宣言の発表に続いて、
広島、長崎へ原爆が投下される。
それでもなお、陸軍の若手将校たちは本土決戦を訴え、
阿南に戦争継続を強く迫る。
阿南はそんな将校たちの暴発を押さえようと対応に苦慮する。
一方、戦争の終結か継続か、議論がまとまらない御前会議では、
鈴木首相が天皇に聖断を仰ぐのだったが…。
<allcinema>
◇
戦争には大義が必要。
戦争を終わらせるには口実が必要。
ポツダム宣言後の国の対応がよく分かった。
無敵と信じられていた戦艦大和を失った海軍と
連戦連勝の陸軍で対立することは明白。
クーデターがあのような形で始まり
終わったこと。
最後の玉音放送の重みがしっかり伝わってくる。
【今週のツッコミ】
・御前会議からポツダム宣言受諾までを映像として
認識できたことが本作での収穫であった。
映画で描き切れなかった部分は原作本を手に取ろう。
・その前に1967年の岡本喜八版を鑑賞したいものだ。
15日にBSプレミアムで放送されるようで^^
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監督:原田眞人
脚本:原田眞人
音楽:富貴晴美
出演:役所広司/本木雅弘/松坂桃李/堤真一/山崎努/
『日本のいちばん長い日』
そういう意味では観て勉強になりました!
ただ・・・
ほんとは観る作品がなかったので観たんです~(汗
うんうん、今週は観たい映画が地元では公開されないのが辛いです^^;
本当は、ジェイクの『ナイトクローラー』が一番の目当てだったけど
町内のミニシアターで我慢しちゃいました(爆)