評価:★★★☆【3,5点】
オリジナルの良さを忠実に再現した作品。
リメイクといってもオリジナルに殆ど手を加えることなく
そのまま舞台と俳優を変えただけの作品なので
オリジナルと比較するなら俳優の好みくらいでしょうか。
◇
ヴァンパイアの恐怖と少年少女のピュアな恋が
同時に描かれたオリジナリティ溢れる物語を
恐ろしくも切ない作品に仕上げて世界中で評判を呼んだ
スウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』を、
『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス監督が
ハリウッドで完全リメイクした感動サスペンス・ホラー。
主演は『ザ・ロード』のコディ・スミット=マクフィーと
『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ。
しんしんと雪の降る小さな田舎の町。
母親と2人きりで暮らす12歳の孤独な少年、オーウェン。
いつも学校でいじめにあっている彼は、
夜になると団地の中庭でひとり寂しく過ごしていた。
ある日、隣に引っ越してきたばかりの謎めいた裸足の少女アビーと出会う。
2人は夜の中庭で言葉を交わすようになり、少しずつうちとけていく。
その後、部屋の壁越しにモールス信号で連絡を取り合うまでになる2人だったが、
やがてオーウェンはアビーの驚くべき秘密を知ってしまう。
折しも、町では残酷な猟奇殺人事件が連続して発生し、住民を恐怖に陥れていた。
<allcinema>
◇
既にオリジナル版を観ているだけに物語自体に衝撃を受けることもなく
淡々とした感じで、いろんなシーンを比較しながらの鑑賞でした。
主演の二人、特にオーウェン役のコディくんがなかなか良かった。
『ザ・ロード』を観て以来の登場ですが、綺麗な子役でした。
これはオリジナルの子よりも、ワタシはリメイク版の方がいいです。
そして、『キック・アス』でブレイクしたクロエちゃんは
こういうシリアス系には余り向いてないように感じました。
特に美形という顔立ちでもないので、途中から、故アイルトン・セナに見えてしまい
こちらはオリジナル版の少女の方がそれらしくて良かったです。
雰囲気的にはオリジナルの北欧らしい透き通るような寒空が
こちらでは今一歩感じることが出来なかったかなという感じですかね。
少女アビーが単独で行動を起こす映像は、今どきのCGとしては
チョットばかり時代遅れな印象でしたし、監督はあれで本当に良かったのか。
マット・リーヴスだけに『クローバーフィールド』の実力があれば
あんな映像で満足するはずがないと思うんですけど、、、
それとも意図的にそうしたのなら、その辺りがチョイと謎になりますね。
オリジナルで終盤にアビーの禁断のボカシ映像があったはずだけど
リメイク版ではその辺の意味深映像は出てきませんでした。
ちょっと残念(←おい)
おまけ)
・悪ガキいじめっ子のリーダーが『フラッシュダンス』に出てきた
ストリップ劇場の呼び込み兄ちゃんにそっくりだった。
・溺死寸前プールのシーンの迫力はオリジナルに軍牌ですね。
ということで、少年オーウェンを演じたコディくん以外は
すべてオリジナルの方がよかったというのがワタシの印象でした。
・崖から落下する車を車載カメラで捉えた映像だけは新鮮だった。
これ見て、シートベルトの重要性を思い知った(って、今ごろかよ)
--------------------------------------------------------------
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス
撮影:グレッグ・フレイザー
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:コディ・スミット=マクフィー/クロエ・グレース・モレッツ/
イライアス・コティーズ/リチャード・ジェンキンス/
『モールス』
オリジナルの良さを忠実に再現した作品。
リメイクといってもオリジナルに殆ど手を加えることなく
そのまま舞台と俳優を変えただけの作品なので
オリジナルと比較するなら俳優の好みくらいでしょうか。
◇
ヴァンパイアの恐怖と少年少女のピュアな恋が
同時に描かれたオリジナリティ溢れる物語を
恐ろしくも切ない作品に仕上げて世界中で評判を呼んだ
スウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』を、
『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス監督が
ハリウッドで完全リメイクした感動サスペンス・ホラー。
主演は『ザ・ロード』のコディ・スミット=マクフィーと
『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ。
しんしんと雪の降る小さな田舎の町。
母親と2人きりで暮らす12歳の孤独な少年、オーウェン。
いつも学校でいじめにあっている彼は、
夜になると団地の中庭でひとり寂しく過ごしていた。
ある日、隣に引っ越してきたばかりの謎めいた裸足の少女アビーと出会う。
2人は夜の中庭で言葉を交わすようになり、少しずつうちとけていく。
その後、部屋の壁越しにモールス信号で連絡を取り合うまでになる2人だったが、
やがてオーウェンはアビーの驚くべき秘密を知ってしまう。
折しも、町では残酷な猟奇殺人事件が連続して発生し、住民を恐怖に陥れていた。
<allcinema>
◇
既にオリジナル版を観ているだけに物語自体に衝撃を受けることもなく
淡々とした感じで、いろんなシーンを比較しながらの鑑賞でした。
主演の二人、特にオーウェン役のコディくんがなかなか良かった。
『ザ・ロード』を観て以来の登場ですが、綺麗な子役でした。
これはオリジナルの子よりも、ワタシはリメイク版の方がいいです。
そして、『キック・アス』でブレイクしたクロエちゃんは
こういうシリアス系には余り向いてないように感じました。
特に美形という顔立ちでもないので、途中から、故アイルトン・セナに見えてしまい
こちらはオリジナル版の少女の方がそれらしくて良かったです。
雰囲気的にはオリジナルの北欧らしい透き通るような寒空が
こちらでは今一歩感じることが出来なかったかなという感じですかね。
少女アビーが単独で行動を起こす映像は、今どきのCGとしては
チョットばかり時代遅れな印象でしたし、監督はあれで本当に良かったのか。
マット・リーヴスだけに『クローバーフィールド』の実力があれば
あんな映像で満足するはずがないと思うんですけど、、、
それとも意図的にそうしたのなら、その辺りがチョイと謎になりますね。
オリジナルで終盤にアビーの禁断のボカシ映像があったはずだけど
リメイク版ではその辺の意味深映像は出てきませんでした。
ちょっと残念(←おい)
おまけ)
・悪ガキいじめっ子のリーダーが『フラッシュダンス』に出てきた
ストリップ劇場の呼び込み兄ちゃんにそっくりだった。
・溺死寸前プールのシーンの迫力はオリジナルに軍牌ですね。
ということで、少年オーウェンを演じたコディくん以外は
すべてオリジナルの方がよかったというのがワタシの印象でした。
・崖から落下する車を車載カメラで捉えた映像だけは新鮮だった。
これ見て、シートベルトの重要性を思い知った(って、今ごろかよ)
--------------------------------------------------------------
監督:マット・リーヴス
脚本:マット・リーヴス
撮影:グレッグ・フレイザー
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:コディ・スミット=マクフィー/クロエ・グレース・モレッツ/
イライアス・コティーズ/リチャード・ジェンキンス/
『モールス』
ついにご覧になったのですね。
ボカしはその後のフラストレーションに繋がるのでやめてもらいたいですよね。
すべて生々しく見たい派のワタシですので、食事は早めに済ませます(なんのこっちゃ)^^
>オリ版は観てないんですが、かなり演出群が控え目に仕上げられてて、その点は感心させられました。
流行りの系統と一線を画してましたよね。
ただ、オリジナルはリメイク以上に控えめでした^^
なので、一瞬のシーンを見逃すと最後まで正体が判らないと思います。
>スーツケースを泣きながら引っ張ってる筈のクロエちゃんが、
>本作ではスーツーケースで運ばれる(?)立場になってて、
>そこも斬新でした(=^_^=)
あの映画のことですよね(笑)
辛い運搬でした。彼女には今後、スーツケースをサブアイテムとして活用してほしい。
今、『危険な遊び』をウィキで、、、
お~!マコーレ少年が危ない男の子役なんですね。
大きくなったらケイシー・アフレック系になるのも時間の問題ですね^^
コレチョット興味あります、テレビで放送してしてほしい^^
昨夜、公開期間の最終日、最終上映の回で、やっとこさ観る事が叶いました(=^_^=)>
オリ版は観てないんですが、かなり演出群が控え目に仕上げられてて、その点は感心させられました。
これからは、クルマに乗った時、後部座席に誰か寝そべってないか・・しっかり確認する事とします(=^_^=)
スーツケースを泣きながら引っ張ってる筈のクロエちゃんが、
本作ではスーツーケースで運ばれる(?)立場になってて、
そこも斬新でした(=^_^=)
もうちょいインパクトがあれば『危険な遊び』にも負けてなかったと思うんですが・・ ←それと比べますか!?(=^_^=)
アビーの突然の豹変に思わず『エクソシスト』のリーガンを思い出しましたよ(汗)
爺様のダメっぷりはトホホって感じでしたよね。
老人もいつかは子供に帰っていくのでしょうか。
うまくいかない自分に腹を立ててダダを捏ねるじゃないけど
床にへたり込んでる姿は憐れみを感じました。
この辺りはリメイクの方が手が込んでたかなと思ってます。
>あの、鼻の穴と上唇はシリアス向きじゃないような気がします(汗)
クロエちゃんって、やっぱりそう思いますよね!(爆)
タレ目でニタニタしながら大男をぶった切るヒット・ガールの印象が強すぎますもんね(笑)
鼻から豆飛ばすギャグが昔ありましたけど、クロエちゃんならクルミで出来そう(←こら)
ちょっとアビーのCG?あれ、好きじゃないですぅ…。
爺様のドジぶりは相変わらずでしたが、体育館?の更衣室?よりはスリリングな展開でした!
あとは好みの問題ですね~私はオリジナルだな。
クロエちゃん「私はこう見えても強いのよ」なんて言うと、そりゃ、ヒットガールだもんね(笑)
彼女の芝居は上手いけど、雰囲気がイマイチ違いました。
あの、鼻の穴と上唇はシリアス向きじゃないような気がします(汗)
オリジナルでボカされた部分が本作でカットされた分、余計にストレートだったと思います。
ワタシもこれもアリなんだと思いましたもの^^
ヴァンパイアにそういう掟があることを知りませんでした。
なので今、アビーの残酷なまでの試練に同情するばかりです。
ただ単に12歳同士の純愛も踏まえて見てたのでちょっと衝撃ですよ^^;
病院でなくなったご婦人はオリジナルでどうだったかな?(汗)
すみません。思い出せないです~^^;
オリジナルの方が雰囲気あるし深いと思ってます。
これは是非ともオリジナル観てくださいね!(笑)
オリジナルを観ていない分、ものすごくストレートでした。
ヴァンパイアの掟(?)としては、子供をヴァンパイアにしてはいけないのです。精神的にも成長途上だけど、なにより、子供は成長が早いので、歳をとらない子供は一か所にとどまることができないからです。
彼女は1人で生きていて、仲間もいないし、自分を愛してくれる世話人を選ぶと言う方法しか生き延びる手立てがない。少女のまま永遠を生きることはどんなに残酷なことなんだろう?
そして、世の中に絶対悪を感じながらも、今の生活の閉塞感より、彼女と活きることを選ぶ少年。
ただ、あとの記述で知ったのですが、病院で焼けて亡くなる奥さんは、オリジナルでは自ら死を選ぶんですよね。これひとつとってもオリジナルのほうが深いのかな?
DVDチェックします(笑)
これは意外な発見ですよ!(笑)
まさかアイルトンをご存じだったとは。。。チョット嬉しい^^
>どのへんで、セナに見えました?
>確かにセナ美形でもないかもですが(怒)(笑)
え~っとですね。もう最初からですよ(笑)
クロエちゃんの暗く沈んだ表情は、出走直前のナーバスな状態のセナにそっくりよ(笑)
美形でないのはクロエちゃんの方で、セナはF1界のジェームズ・ディーンだと思ってます。
オリジナルの方が雰囲気がある感じかな~^^
>PS.あれっ?BCさんもセナに似てるって
>言われてますね(苦笑)
そうそう!BCさんも同調してくれましたよ^^
多分にワタシと同じところで感じてくれたんだと思ってます。
セナファンですので、セナって書いてあるならコメントしなければ(笑)
どのへんで、セナに見えました?
確かにセナ美形でもないかもですが(怒)(笑)
itukaさんも、コディ君以外は、オリジナル派
なんですね^^
やはり、オリジナル観ないといけませんね^^
PS.あれっ?BCさんもセナに似てるって
言われてますね(苦笑)
特殊メイクやCGは使わない、見せないというやり方もアリなんですけどね。
『キック・アス』の印象が強いんで、本作のシリアスな演技にはちょっと違和感出まくりでした。
特に美形でもないんで、せめて仮面かアイパッチを装着するくらいの
遊び心を監督さんにしてもらいたかったです。
『ペーパーバード幸せは翼にのって』早速サイトの方へ行って来ました。
お~、なかなかいい感じの映画ですね。
モントリール観客賞など獲ってて期待出そうな雰囲気あります。
主役があの子役なんでしょうかね。ハンカチの用意かな^^
CGはB級映画みたいでしょぼかったですね。。。
確かに、クロエちゃんは故アイルトン・セナに似ていますね。
クロエちゃんはミステリアスな雰囲気や色気に欠けるような気もしましたよ。
クロエちゃんは快活な作品のほうが合いそうな気もしますね。
ところで今朝の朝日新聞に紹介してあった、「ペーパーバード幸せは翼にのって」という映画。http://www.alcine-terran.com/paperbird/
10月に名演にかかるようなのでなんとか見たいと思います。
お!ご覧になったのですね。
やっぱり北欧独特の空気感って魅力的ですよね。
本作の雪景色がどことなく作りモノっぽかったのが残念でしたよ^^;
>どうもあの子は“いい子顔”に見えてしまって、
ですよね~!(笑)
できれば、ジャイアン系かジェイソン系、あるいはスネ男系とかメリハリ欲しかったです(おいおい)
>私は26歳の時に思い知りました。
わ!なんかすごい意味深ですね。
もしかして、本作なみに丘からゴロゴロってやつですかね。
貴重(?)な体験談をありがとうございます^^
BS放送はまだまだでしょうけど、DVDならもう出てるのかな?
観るならやっぱりオリジナルからがいいと思いますよ。
本作ヒロインには是非ともタメ口で毒づいてほしかった(笑)
クロエちゃんは暗い表情より愛嬌ある笑顔の方がお似合いですかね~^^;
少なくとも本作でブレイクするようなインパクトはなかった感じでした。
私も日曜に観てきました。レヴューはやっとさっきアップしたばかりです。
北欧の空気感、ヴァンパイアの女の子、オリジナルの良さ再確認、共に全く同感です。読ませて頂いて嬉しく感じたほどです。
>悪ガキいじめっ子のリーダー
私も、どうもあの子は“いい子顔”に見えてしまって、さほど怖さがなかったです。
>シートベルトの重要性を思い知った
私は26歳の時に思い知りました。
あの時もしもシートベルトをしてなかったらと思うとゾッとします。
そっちから先に観るかな~ とか思いつつ、
BS降臨を待ってます(=^_^=) ←やんねぇよ!
ヒロインは「この※※ン※野郎!」とか毒づいたりしてるんですか?(⌒~⌒ι)