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映画でシミュレーションしておけば何処かで役立つはず

セル

2017年02月18日 20時59分58秒 | 映画 さ行
評価:★☆【1.5点】




“携帯電話の電波感染”で終末化する人類。これだけで地雷の宝庫^^;



携帯電話で謎の電波に感染した人々が
次々と凶暴化していくパニック状態の世界で
決死のサバイバルを繰り広げる主人公たちの運命を描く。
ボストンの空港で
別居中の妻子に電話をかけるコミック作家のクレイだったが、
途中で電池切れになってしまう。
しばらくすると、携帯電話で話していた人々が一斉に凶暴化する。
一瞬にしてパニック状態となった空港から地下鉄に逃げ込んだクレイは、
車掌のトムと自宅アパートの階上に住む少女アリスと協力しあいながら、
妻子のいるニューハンプシャーを目指すのだったが…。
<allcinema>



大よそ、地雷爆破となりうる本作を敢えてチョイスしたのは
ここ最近、仕事と私用の両方で疲れ切った自分へのご褒美として
何も考えないで済む、お気楽ホラーを楽しもうとしただけだった。

なんですかー!
これは酷すぎるぜ、まったく!^^;

CMでやたら主張してくる名匠ホラー作家スティーヴン・キングの名。
結局はそこに釣られた自分が悪いんだけどね。

電波感染自体かなり怪しいのに、そこについての説明が曖昧で
物語の進行とともに徐々に宗教じみてくるから拒絶反応出まくりだった。
説明そのものも強引に宗教化していくなら納得するけど
もうひとつ説得力に欠けるから始末が悪い。

それでも★ひとつにならなかったのは
序盤の空港ロビーの雰囲気が後に始まるパニック状態を暗示していたことと
サミュエル・L・ジャクソンの安定した存在感のお陰だと思う。

Q:あれ?主演はキューザック叔父さんじゃ?
A:彼の出てる作品で面白い映画ってあったっけ?(←これが答え)


【今週のツッコミ】

・携帯電話の電波感染で人間の脳の中枢神経がやられたとか
 もうちょっと化学の目で迫ってほしかった。

・当初、携帯電話からの電波感染も地雷原だったが
 サミュエル叔父さんが出演してるのも地雷原だったワタシは
 結局、作品自体がひどかったのでサミュエル叔父さんに
 頼る格好になってしまった^^;

・この映画を鑑賞して思ったことは
 キューザックとニコラス映画の当たり度は野球の打率でいえば1割5分くらい。
 これじゃ3A降格間違いなし。

・ヒロインももうひとつ可愛くないし。

・ラストの意味がまるで分からないワタシは娯楽でストレスたまったわ。
------------------------------------------------------------
監督:トッド・ウィリアムズ
脚本:スティーヴン・キング/アダム・アレッカ/
音楽:マーセロ・ザーヴォス
出演:ジョン・キューザック/サミュエル・L・ジャクソン/イザベル・ファーマン/

『セル』


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えふ)
2017-02-19 16:49:45
冒頭の空港のシーンでテンション上がったのに
後半がひどい内容でしたね。
さっぱり意味不明なラストでした(爆
返信する
えふさんへ (ituka)
2017-02-19 16:59:43
空港ロビーから決死の思いで脱出したとこまででしたね。
そもそも電波感染ってなんだ?でしたよ(笑)
スティーヴン・キングの名に釣られたんだけど
原作も電波感染で行進するのか気になるところです^^;
返信する
TBさせていただきました (西京極 紫)
2017-02-21 22:37:53
いつもレビュー拝見させて頂いております。

まったく同感でした。
序盤、空港でのパニックシーンは良かったのに…
最後はうやむや。

僕はキングのファンなので原作も読みましたが、
同じくスッキリしないラストだったので仕方ないといえば仕方ない。
返信する
西京極 紫さんへ (ituka)
2017-02-21 23:24:13
やはり、序盤の空港からの脱出まででしたね^^;
そこからのサバイバルは「ウォーキング・デッド」テイストでしたが
なんといっても、あの難解な(よく言えば!ですけど)ラストに尽きますよね。

ワタシもキングファンなんですけど
さすがにこれは辛かったです。
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