評価:★★★【3点】
題材としては文句なく楽しいんだけど
全編休む暇なく戦い続ける慌ただしさに
いささか食傷気味となってしまい
途中で何度も記憶が飛ぶという状態にまでなってしまった。
◇
ある日、太平洋の深海から突如巨大な生命体が出現した。
“KAIJU”と名付けられた彼らは、
大都市を次々と襲撃して容赦ない破壊を繰り返し、
人類は滅亡の危機を迎える。
そこで人類は世界中の英知を結集し、
人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。
その操縦は2人のパイロットによって行われるが、
イェーガーの能力を引き出すためには、
パイロット同士の心を高い次元でシンクロさせる必要があった。
当初は優勢を誇ったイェーガーだったが、
出現するたびにパワーを増していくKAIJUたちの前に
次第に苦戦を強いられていく。
そんな中、かつてKAIJUとのバトルで兄を失い、
失意のうちに戦線を離脱した
名パイロット・ローリーが復帰を決意する。
彼が乗る旧式イェーガー“ジプシー・デンジャー”の
修復に当たるのは日本人研究者の森マコ。
幼い頃にKAIJUに家族を殺された悲しい記憶に苦しめられていた。
やがて彼女はローリーとの相性を買われ、
ジプシー・デンジャーのパイロットに大抜擢されるのだったが…。
<allcinema>
◇
冒頭からいきなりのロボットVS怪獣の構図は、ある意味斬新。
しかし、怪獣の造形にプラスしてその巨大さ加減が
ワタシの中でどうにも受け入れられなかった。
そしてロボット操縦パイロットの人間ドラマが浅く
もうひとつ感情移入できないというのが致命傷で
バトルメインでもせめてマコの家族構成くらいはみせないと。
さてバトルシーンですが、これほとんどトランスフォーマー。
しかも海上での闘いが大半を占めていたので
ビルの崩壊などが僅かしかなかったのが気に入らないね。
【今週のツッコミ】
・子供の頃、東宝特撮映画に夢中になってたのは
単に怪獣見たさではなく、町の崩壊シーンであった。
ミニチュアで作られたビルが高速撮影で撮られ
怪獣らにぶっ壊されていく様に興奮していたものだった。
本作ではそれがないのだ。
・マコ(菊池凛子)が幼少期の悲惨な体験から大人になり
憧れの上官に~というのは、どこか図書館戦争を思い出す。
・怪獣が何体も出過ぎじゃないかね。
そのなかにアンギラスに似たものがあったような(笑)
その他はどうにもイマイチな印象。
・胸に埋め込まれたリアクターってアイアンマン?
・各国代表のロボットをみて『リアル・スティール』も
これくらい巨大にしてたらワタシは観に行かなかったであろう。
・こういう怪獣映画こそすべてアナログで撮ってほしい!
CGで容易く逃げてほしくない^^;
-------------------------------------------------------
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:トラヴィス・ビーチャム/ギレルモ・デル・トロ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
音楽:ラミン・ジャヴァディ
出演:チャーリー・ハナム/イドリス・エルバ/菊地凛子/
ロン・パールマン/芦田愛菜
『パシフィック・リム』
題材としては文句なく楽しいんだけど
全編休む暇なく戦い続ける慌ただしさに
いささか食傷気味となってしまい
途中で何度も記憶が飛ぶという状態にまでなってしまった。
◇
ある日、太平洋の深海から突如巨大な生命体が出現した。
“KAIJU”と名付けられた彼らは、
大都市を次々と襲撃して容赦ない破壊を繰り返し、
人類は滅亡の危機を迎える。
そこで人類は世界中の英知を結集し、
人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。
その操縦は2人のパイロットによって行われるが、
イェーガーの能力を引き出すためには、
パイロット同士の心を高い次元でシンクロさせる必要があった。
当初は優勢を誇ったイェーガーだったが、
出現するたびにパワーを増していくKAIJUたちの前に
次第に苦戦を強いられていく。
そんな中、かつてKAIJUとのバトルで兄を失い、
失意のうちに戦線を離脱した
名パイロット・ローリーが復帰を決意する。
彼が乗る旧式イェーガー“ジプシー・デンジャー”の
修復に当たるのは日本人研究者の森マコ。
幼い頃にKAIJUに家族を殺された悲しい記憶に苦しめられていた。
やがて彼女はローリーとの相性を買われ、
ジプシー・デンジャーのパイロットに大抜擢されるのだったが…。
<allcinema>
◇
冒頭からいきなりのロボットVS怪獣の構図は、ある意味斬新。
しかし、怪獣の造形にプラスしてその巨大さ加減が
ワタシの中でどうにも受け入れられなかった。
そしてロボット操縦パイロットの人間ドラマが浅く
もうひとつ感情移入できないというのが致命傷で
バトルメインでもせめてマコの家族構成くらいはみせないと。
さてバトルシーンですが、これほとんどトランスフォーマー。
しかも海上での闘いが大半を占めていたので
ビルの崩壊などが僅かしかなかったのが気に入らないね。
【今週のツッコミ】
・子供の頃、東宝特撮映画に夢中になってたのは
単に怪獣見たさではなく、町の崩壊シーンであった。
ミニチュアで作られたビルが高速撮影で撮られ
怪獣らにぶっ壊されていく様に興奮していたものだった。
本作ではそれがないのだ。
・マコ(菊池凛子)が幼少期の悲惨な体験から大人になり
憧れの上官に~というのは、どこか図書館戦争を思い出す。
・怪獣が何体も出過ぎじゃないかね。
そのなかにアンギラスに似たものがあったような(笑)
その他はどうにもイマイチな印象。
・胸に埋め込まれたリアクターってアイアンマン?
・各国代表のロボットをみて『リアル・スティール』も
これくらい巨大にしてたらワタシは観に行かなかったであろう。
・こういう怪獣映画こそすべてアナログで撮ってほしい!
CGで容易く逃げてほしくない^^;
-------------------------------------------------------
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:トラヴィス・ビーチャム/ギレルモ・デル・トロ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
音楽:ラミン・ジャヴァディ
出演:チャーリー・ハナム/イドリス・エルバ/菊地凛子/
ロン・パールマン/芦田愛菜
『パシフィック・リム』
結構面白そうと思ったのですが、いかんせ、ストーリーがお粗末で
(人間ドラマが浅かったですよね)期待度を超えなかった作品でした(汗)でも、観た方、特に男性にはウケがいいのに、itukaさん珍しい感想ですね。
夜の海で、ロボットも怪獣も観難かったです(汗)
香港の市街戦が、1番気持ち盛り上がりました!
円谷シリーズ観てたのね^^
「ウルトラQ」から始まって世を席巻してましたよね。
冒頭のバトルは度肝を抜きましたよ。まさかいきなりクライマックスもってくるなんて(笑)
でも、映画の8割がバトルで残り2割が説明用ドラマって普通逆ですよね^^;
それぞれのキャラの作り込みが足らなかったですよね。
ワタシは「マジンガーZ」とかロボット系はまったく興味なかったので
『トランスフォーマー』も期待値低く観に行ったものです。
ただ、ギレルモ監督のような日本の特撮映画を崇拝する映画関係者割と多いというのは嬉しいことです。
香港の市街戦は見応えありましたね^^
ロボット達が錆びちゃったりお水が入って漏電したりしないのかな?と、心配でした。
ウルトラマン、私も見ていましたよ~。
itukaさんの萌えポイントは、街大崩壊だったのですね(^^)。
地上戦は確かにマコちゃんの時と香港。
壊れっぷりは少なめ。派手に壊れてたのはイェーガー達でしたね。
私の場合は、怪獣の倒されつつから倒れるまでの、ぼよよよ~ん及びずっだ~んなバウンド感萌えなので、今作、堪能しました。
現れる度巨大化していくのには、ん?でしたけど(笑)。
そういえばグエムルも水中発生でしたね。
海外では海と空が異空間との接続ポイントなのでしょうか?。
今回のデル氏に触発されて、日本でもまたちゃんとした作品作ろうと思ってくれる人現れるといいですね。
海洋堂さんというすっごいメーカーさんいらっしゃるんですもの☆。
追伸:夏休み中なので明けたらTB貼らせてください。よろしくお願いします。
そうなんですよ!ワタシの萌えポイントはミニチュアビルや家屋がいかに本物っぽく壊れていくかにかかってます(笑)
なので海を舞台にしてると対象物は波の水しぶきしかないのでつまらないのです(超マニアック?)^^
山を舞台にしてれば樹木があるのでまだいいんですけどね。
今回の巨大さ加減についてはロボットを人に例えれば人間の大きさは蟻くらいでしょう(笑)
ワタシがもっとも好む比率は『大魔人』の大きさなんですよ(爆)
水濡れイェーガーが漏電状態とは思いつきませんでした(笑)
確かにそれありますよね!
深海にはまだまだ未確認生物がいるということで
今度、ダイオウイカなるものを撮影したドキュメンタリー映画が公開されるようですね。
たしかNHKスペシャルで放送されたとか、、、(笑)
海洋堂というメーカー有名ですよね!
ネットで検索すれば一発ヒット(笑)
TBの件いつでもどうぞ~^^
イカさんのNスペ見ましたよ~。
イカさんVSクジラの戦いもCG(←何かの機械で各々の動きが想像できるシステムがあるらしいです)放送していました。
ン十メートルVSが海中で、実際に行われている様子を見ながら地上の生き物で且つ人間でよかったと思いました。
迫力ありましたよ~!。
海洋堂さんの展示場、日本一暑い町四万十にありますのでよろしければ☆。
夏休み明けましたね。ワタシは今日有給取ってたのでまだ休みです(笑)
お~!NHKスペシャルご覧になってた!
ということは今度劇場公開される映画はその放送を丸ごと流すみたいなので劇場に行かなくてもいいですね^^
Youtubeでダイオウイカ見ましたが、イマイチよく分りません^^;
CGで鯨とのバトルコレ興味あります。
日本一暑い四万十町って今年一気に有名になりましたよね(笑)
相当な大きさの展示場というのはウィキで調べました。
今度、一度チャンスがあれば観に行きたいです。
「週末+レイト」スタイルの鑑賞が定着して参りました(⌒~⌒ι)
本作、後で考えるとロン・パールマンのキャラが一番美味しかったように思います。
何だかでも、怪獣に「2噛み」「3噛み」ぐらいはされてたと思うんですが・・アレで無事なのは理解できない(=^_^=)
ここのところ金曜日公開が多いので金曜レイト、土曜レイトで日曜はフリーになりますね。
エンドクレジットで重要なおまけ映像があるよ!と聞いていたので観てましたが
普通ならこの出来では即行帰ってました(笑)
たしかにもぐもぐやってましたよね^^;
口の中で相当逃げ回っていたのか、あの怪獣ってもしや魚類系だったのかな(笑)
ぜったいパスって思ってら、
いや、これ、むちゃくちゃオタク映画ですよね。
まあ、CGなんで、itukaさんのおっしゃるミニチア撮影のオタクさはないかもですが。。。(-_-;)
でも、カイジュウってだけでも笑える。
マジンガーZや鉄人にときどき見えてくるのもよかったです。
凜子ちゃん、がんばってましたね。
もう少し、綺麗に撮ってあげれなかったのか??
オタク監督にはカイジュウやロボットのほうが
美しく見えるんでしょうね(笑)
そうですよ~、これはオタク監督がオタクのためにオタク映画を作ってしまったというやつです(笑)
しかも製作費回収できてないのに、次回作に着手しようという気の早さにお口アングリです(爆)
ワタシは怪獣はこの年齢になってしまうと、もうどうでもよくて
精巧に作られたミニチュアの街並みだけでいいのよ(笑)
マジンガーZは昔から苦手^^;
鉄人28号は大好きでした(そのちがいはどこなのか自分でも判らない)。
凛子さんは次回作の方が妖艶に撮られてますね。
例の「47RONIN」(笑)
この監督さん思いっきり童心に帰って楽しんでいたみたい(笑)