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評価:★★★★★【5点】
インド映画を侮ってはいけません(←それはワタシ)^^;
◇
誰よりもレスリングを愛するマハヴィルだったが、
生活のために金メダルの夢を諦め、引退を決意する。
そしてその夢は、まだ見ぬ息子へと託されるのだった。
ところが授かった子どもは4人とも女の子だった。
こうして再び夢を諦めたマハヴィルだったが、十数年後、
長女ギータと次女バビータが男の子とケンカして圧倒したことを知り、
自分の格闘DNAが娘たちに受け継がれていると確信する。
そしてギータとバビータを金メダリストにするべく、
嫌がる2人を相手にスパルタ特訓を開始するのだったが…。
<allcinema>
◇
当初、スルーするはずだったこの作品を観ることになったのは
まぎれもなく巷の評価の高さからだった。
結論から言って、これはいい!観て正解!!!(笑)
レスリングバカの父に強制的にレスリングを押し付けられた娘たちが
徐々に頭角を現し、次第にレスリングと父に対する思いが変わっていき
最後は大きな舞台で最高の栄誉を得るところまでイッキに見せる。
この作品の内容を甘く見ていたワタシは後半に入ってからは
手に汗握り、涙腺が緩みっぱなしという状態だ。
絶好調なギータも国際連盟が主催する専属コーチに変わってから
結果が出せない状態がつづき、俗にいうスランプであり
その時に一時疎遠だった父に助けを求めるくだりも起伏ある物語として
効果を出している。
これは、よく練られた脚本と演出のうまさに加え製作者の熱い想いが
純粋に作品に現れたんだな~と思えて仕方ない。
ワタシ的にインド映画に対する一方的な拒絶反応は
実話に限り(←限るんかい)これでひとまず緩和されそうだ^^;
【今週のツッコミ】
・レスリング未経験の女優たちを一から教え込んだスタッフはもちろん
数ある試合シーンを当人らが吹き替えなしで演じきったところも、
後から感動がこみあげてくる。
・にしても、あそこまで(シロウト目線ですが)試合が様になると
参考資料を目にしないかぎり、経験者からオーディションした?となり
それくらいレスリングの迫力は凄かった。
(ちなみに野球ならスローイングだけで容易に判断できます)
・最後のバックドロップ(正式な技名なのか?)の逆転勝利は
出来過ぎ感はあるけど超スロー映像が余りに美しく余韻が半端ない。
・ロシアの選手や他の選手はこういう場合、試合を行える経験者を
オーディションで集めたんだろうと思う。
・幼少期のギータに最も感情移入していたので青年期に移り変わった途端
もしかしたらここまでかな?と不安になったが、それは思い過ごしだった。
・青年期ギータになり、父の本当の思いが明かされる。これも感動。
・国際大会専属コーチと父の指導が真逆でどちらが真の指導者なのか
娘ギータの試合結果で判断できるからこれも見どころだった。
・結果を出したギータの記者会見で横に専属コーチがいるのに
「この結果を…(指導してくれた)父に捧げます」この言葉に
専属コーチが恥をかくわけですね。
・閉じ込められ脱出できない!でも聞き覚えある国歌が聴こえてきたよ!
・冒頭、主人公のマッチョぶりにシートから落ちそうになった。
全盛期のシルベスター・スタローンより出来上がってるぞ。
・30キロ近い体重の増減をこなしたアーミル・カーンは
キャラクターになりきるリアル志向の俳優ということなんですね。
--------------------------------------------------------------------------------
監督:ニテーシュ・ティワーリ
脚本:ニテーシュ・ティワーリ/ピユーシュ・グプタ/シュレヤス・ジャイン/ニキル・メロトゥラ
音楽:プリータム
出演:アーミル・カーン/ファーティマー・サナー・シャイク/サニャー・マルホートラ
『ダンガル きっと、つよくなる』
インド映画を侮ってはいけません(←それはワタシ)^^;
◇
誰よりもレスリングを愛するマハヴィルだったが、
生活のために金メダルの夢を諦め、引退を決意する。
そしてその夢は、まだ見ぬ息子へと託されるのだった。
ところが授かった子どもは4人とも女の子だった。
こうして再び夢を諦めたマハヴィルだったが、十数年後、
長女ギータと次女バビータが男の子とケンカして圧倒したことを知り、
自分の格闘DNAが娘たちに受け継がれていると確信する。
そしてギータとバビータを金メダリストにするべく、
嫌がる2人を相手にスパルタ特訓を開始するのだったが…。
<allcinema>
◇
当初、スルーするはずだったこの作品を観ることになったのは
まぎれもなく巷の評価の高さからだった。
結論から言って、これはいい!観て正解!!!(笑)
レスリングバカの父に強制的にレスリングを押し付けられた娘たちが
徐々に頭角を現し、次第にレスリングと父に対する思いが変わっていき
最後は大きな舞台で最高の栄誉を得るところまでイッキに見せる。
この作品の内容を甘く見ていたワタシは後半に入ってからは
手に汗握り、涙腺が緩みっぱなしという状態だ。
絶好調なギータも国際連盟が主催する専属コーチに変わってから
結果が出せない状態がつづき、俗にいうスランプであり
その時に一時疎遠だった父に助けを求めるくだりも起伏ある物語として
効果を出している。
これは、よく練られた脚本と演出のうまさに加え製作者の熱い想いが
純粋に作品に現れたんだな~と思えて仕方ない。
ワタシ的にインド映画に対する一方的な拒絶反応は
実話に限り(←限るんかい)これでひとまず緩和されそうだ^^;
【今週のツッコミ】
・レスリング未経験の女優たちを一から教え込んだスタッフはもちろん
数ある試合シーンを当人らが吹き替えなしで演じきったところも、
後から感動がこみあげてくる。
・にしても、あそこまで(シロウト目線ですが)試合が様になると
参考資料を目にしないかぎり、経験者からオーディションした?となり
それくらいレスリングの迫力は凄かった。
(ちなみに野球ならスローイングだけで容易に判断できます)
・最後のバックドロップ(正式な技名なのか?)の逆転勝利は
出来過ぎ感はあるけど超スロー映像が余りに美しく余韻が半端ない。
・ロシアの選手や他の選手はこういう場合、試合を行える経験者を
オーディションで集めたんだろうと思う。
・幼少期のギータに最も感情移入していたので青年期に移り変わった途端
もしかしたらここまでかな?と不安になったが、それは思い過ごしだった。
・青年期ギータになり、父の本当の思いが明かされる。これも感動。
・国際大会専属コーチと父の指導が真逆でどちらが真の指導者なのか
娘ギータの試合結果で判断できるからこれも見どころだった。
・結果を出したギータの記者会見で横に専属コーチがいるのに
「この結果を…(指導してくれた)父に捧げます」この言葉に
専属コーチが恥をかくわけですね。
・閉じ込められ脱出できない!でも聞き覚えある国歌が聴こえてきたよ!
・冒頭、主人公のマッチョぶりにシートから落ちそうになった。
全盛期のシルベスター・スタローンより出来上がってるぞ。
・30キロ近い体重の増減をこなしたアーミル・カーンは
キャラクターになりきるリアル志向の俳優ということなんですね。
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監督:ニテーシュ・ティワーリ
脚本:ニテーシュ・ティワーリ/ピユーシュ・グプタ/シュレヤス・ジャイン/ニキル・メロトゥラ
音楽:プリータム
出演:アーミル・カーン/ファーティマー・サナー・シャイク/サニャー・マルホートラ
『ダンガル きっと、つよくなる』
インドではきっとラストで映画館でみんなで踊っているんでしょう(笑)
ラスト、なんかすっきりして、楽しくなって、踊りたい気分でしたもの。
今はすっかり元どうりだそうですが、
あのマッチョな体はすごい。
とにかく面白くって、笑って、
ストーリーにがっつり取り込まれる。
今まで観たインド映画の中で一番でした。
って、これ大きな勘違いでした。
最初太って、それから、筋肉付けて元に戻したんですね。最初に中年を撮影して、あとから若いころを撮影。
役者さんて、やっぱすごいです。
インドのは独特な旋律ですよね。
根がラテン系なのでオーラスのダンスでハッピーエンドを現したいのかもしれませんが
ワタシはあのダンスでなぜか引いてしまうんですよ^^;
なのでこの映画はそこを封印してくれたのでホッとしました(笑)
そうそう!最初に激太りさせ中年演じて、そこからライザップなんですよね(笑)
「ボディスーツでもいいんだよ」と言われたけど本人は演技に嘘っぽさが出るから嫌だったみたいです。