
評価:★★★☆【3,5点】
イタリア製西部劇、俗にいうマカロニ・ウエスタンよりノワールだ。
◇
1870年代アメリカ。
デンマークから新天地を求めてアメリカへとやって来た元兵士のジョン。
7年が経ち、事業もようやく軌道に乗ってきたところで、
祖国から妻子を呼び寄せる。
駅で感動の再会を果たした3人は、さっそく駅馬車で家へと向かう。
ところが運悪く、
その馬車には刑務所帰りのならず者2人が乗り合わせていた。
ジョンは2人に突き落とされ、妻子を殺されてしまう。
ジョンは必死に馬車の後を追い、2人を射殺し復讐を遂げる。
しかし殺された犯人の兄が、辺り一帯を牛耳る大悪党、
デラルー大佐だったことから、
ジョンの行く手にはさらなる試練が待ち受けていた。
<allcinema>
◇
西部劇はこうでなくっちゃ!(笑)
今まで観てきた数々の作品をすべて忘れて、もういちど初心に帰る。
そういうことが出来るのは、量産されていない今だからこそだと思う。
そして、アメリカを舞台にしていながら異国の製作であること。
前出のイタリアが生んだマカロニ・ウエスタンも
セルジオ・レオーネ監督の3作品は別格として
それまでのハリウッド・ウエスタンと違い、より残酷で暗く
ヒーローもどちらかというとアンチ型が多くほぼアウトロー寄りだ。
また、なんといってもガンさばきの早撃ちがコンマ何秒!とかいう
謳い文句がチラシに載っていたりして、もはや曲芸師的扱いだったものだ。
フランコ・ネロ、ジュリアーノ・ジェンマ辺りからそうなったのかも^^;
さて本作、久しぶりにシンプルで直球勝負の西部劇に
思わず、鳥肌が立ってしまった。
ストーリーは王道中の王道ってことで、そこがまた格式高く映るから面白い。
ウッドフローリングの上を拍車付きブーツで歩くときのコツコツ音が心地よく
これぞ西部劇!というものだ(笑)
【今週のツッコミ】
・デンマーク人のマッツさん、寡黙なところは西部劇の主人公にピッタリ。
それにしても、理不尽な扱いを受けるという意味では『偽りなき者 』
これに次ぐモノとなるのかな。未見だから分からない(早く観たいわ)
・村を牛耳る大悪党とその子分が割と紳士的ではあるが故やや物足らない。
本来こういうのが、よりリアルなんでしょうね。
・エヴァ・グリーンがもっと活躍するものだと思ってたから
そこはチョット残念だった。
・あと2か月で16歳の雑貨屋の息子が痛々しかった。
結局、付いて行っちゃったのね。
・「女は生きてるから」馬で運ぶ姿はどうみても生きてないよね。
・老婆と歩けない男だったから、おまけでもう一人殺したって。。。
・劇中に活躍したウインチェスター銃ですがコルトがほとんど使われないのが
逆にいえば一層リアリズムを追及した結果だったかも。
対峙しながら撃ち合うシーンがなく、ほとんど隠れての狙い撃ちだから
仕方ないか(笑)
-------------------------------------------------------------
監督:クリスチャン・レヴリング
脚本:アナス・トマス・イェンセン/クリスチャン・レヴリング
音楽:カスパー・ウィンディング
出演:マッツ・ミケルセン/エヴァ・グリーン/ジェフリー・ディーン・モーガン/
『悪党に粛清を』
イタリア製西部劇、俗にいうマカロニ・ウエスタンよりノワールだ。
◇
1870年代アメリカ。
デンマークから新天地を求めてアメリカへとやって来た元兵士のジョン。
7年が経ち、事業もようやく軌道に乗ってきたところで、
祖国から妻子を呼び寄せる。
駅で感動の再会を果たした3人は、さっそく駅馬車で家へと向かう。
ところが運悪く、
その馬車には刑務所帰りのならず者2人が乗り合わせていた。
ジョンは2人に突き落とされ、妻子を殺されてしまう。
ジョンは必死に馬車の後を追い、2人を射殺し復讐を遂げる。
しかし殺された犯人の兄が、辺り一帯を牛耳る大悪党、
デラルー大佐だったことから、
ジョンの行く手にはさらなる試練が待ち受けていた。
<allcinema>
◇
西部劇はこうでなくっちゃ!(笑)
今まで観てきた数々の作品をすべて忘れて、もういちど初心に帰る。
そういうことが出来るのは、量産されていない今だからこそだと思う。
そして、アメリカを舞台にしていながら異国の製作であること。
前出のイタリアが生んだマカロニ・ウエスタンも
セルジオ・レオーネ監督の3作品は別格として
それまでのハリウッド・ウエスタンと違い、より残酷で暗く
ヒーローもどちらかというとアンチ型が多くほぼアウトロー寄りだ。
また、なんといってもガンさばきの早撃ちがコンマ何秒!とかいう
謳い文句がチラシに載っていたりして、もはや曲芸師的扱いだったものだ。
フランコ・ネロ、ジュリアーノ・ジェンマ辺りからそうなったのかも^^;
さて本作、久しぶりにシンプルで直球勝負の西部劇に
思わず、鳥肌が立ってしまった。
ストーリーは王道中の王道ってことで、そこがまた格式高く映るから面白い。
ウッドフローリングの上を拍車付きブーツで歩くときのコツコツ音が心地よく
これぞ西部劇!というものだ(笑)
【今週のツッコミ】
・デンマーク人のマッツさん、寡黙なところは西部劇の主人公にピッタリ。
それにしても、理不尽な扱いを受けるという意味では『偽りなき者 』
これに次ぐモノとなるのかな。未見だから分からない(早く観たいわ)
・村を牛耳る大悪党とその子分が割と紳士的ではあるが故やや物足らない。
本来こういうのが、よりリアルなんでしょうね。
・エヴァ・グリーンがもっと活躍するものだと思ってたから
そこはチョット残念だった。
・あと2か月で16歳の雑貨屋の息子が痛々しかった。
結局、付いて行っちゃったのね。
・「女は生きてるから」馬で運ぶ姿はどうみても生きてないよね。
・老婆と歩けない男だったから、おまけでもう一人殺したって。。。
・劇中に活躍したウインチェスター銃ですがコルトがほとんど使われないのが
逆にいえば一層リアリズムを追及した結果だったかも。
対峙しながら撃ち合うシーンがなく、ほとんど隠れての狙い撃ちだから
仕方ないか(笑)
-------------------------------------------------------------
監督:クリスチャン・レヴリング
脚本:アナス・トマス・イェンセン/クリスチャン・レヴリング
音楽:カスパー・ウィンディング
出演:マッツ・ミケルセン/エヴァ・グリーン/ジェフリー・ディーン・モーガン/
『悪党に粛清を』
>大悪党とその子分が割と紳士的ではあるが故やや物足らない。
これまたそうそう!
カントナの最後もあっけなくて、暴れん坊の名が泣きますよね(笑)
口がきけない分、人を見るときの眼力の強烈さは流石でしたよね!
クールでセクシーでフュリオサより危なかったかも(爆)
カントナって元南軍の大佐のことでしたかね^^;
あの無法者のボスですよね。
それまでの行為に比べ、余りのあっけなさに半ケツにして
チューリップを立てたらマッツさんの完全勝利ですよね(爆)
元フランス代表サッカー選手のエリック・カントナのことです。
大佐の子分の一人で、最後エヴァ様をお下がりに貰おうとしてたヤツです。
なんて言っても、私はサッカーは全然なので
俳優になってからのカントナしか知らないんですけどね(笑)
エリック・カントナの画像検索したら最初に出てきたのがサッカー選手時代のものばかり。
元アスリートが俳優に転身するって、日本じゃバラエティタレントくらいですもんね。
大したものです。
>最後エヴァ様をお下がりに貰おうとしてたヤツです。
その一文でやっと分かりました(笑)
髭面の熊男みたいなやつでしたね(爆)
そういや、撮影秘話でマッツさんがカントナとの共演を
可なり喜んでいたとか。
彼に殴られるシーンにかかわらず絡みがあったことを生涯の宝とまで言ってましたよ(笑)