
評価:★★★★[4/5](F=1)
字幕版の3Dを初体験!
この立体映像に改めて再認識させられたことがあった。
今までは映像が飛び出す!というイメージの3Dであったが
確かに本作も映像自体はところどころ飛び出しては来たが
今回、字幕が付くことで字幕自体の位置(ココで言う位置は前後のこと)が
スクリーンの定位置であり、その字幕位置の恩恵により
本編の映像は、意外にも奥行き感を増したように感じられた。
飛び出し!びっくり映像は、もうすでに
何本かの作品により慣れっこになって来ていたので
そんなには驚くようなシーンはないんですが
その、奥行きという感覚は、意外にも意識したことがなかったのです。
でも、ときどき、映像の方が明るくて
字幕が透けてしまう場面があり、その時だけは
ちょっとまだ、完全ではないな!という印象を受けましたね。
◇
古いけれど手入れの行き届いた一軒家に暮らす老人カール・フレドリクセン。
開発の波が押し寄せる中、頑なに家を守り抜いてきた。
そこは、いまは亡き最愛の妻エリーとの素敵な思い出に満たされた、
かけがえのない場所だった。しかし、ついにカールは家を立ち退き、
施設に入らなければならなくなる。
そして迎えた立ち退きの日の朝、なんとカールは無数の風船を使って
家ごと大空へと舞いあがるのだった。それは、
エリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール”への大冒険の始まり。
ところがその時、少年ラッセルが空飛ぶ家の玄関に。
驚いたカールは渋々ながらもラッセルを招き入れ、
一緒に旅をするハメになるのだが…。
<allcinema>
◇
最愛の妻エリーとの最初の出会いは少年時代の冒険ごっこだった。
同じく冒険に憧れる男の子のような女の子エリー。
いつしかふたりは冒険が縁で結婚をし、いつかはふたりで
憧れの地「パラダイス・ウォール」に行きそこで暮らすことを誓う。
幸せだったふたりの生活。だがある日、エリーは流産したことから
二度と子供が作れない体となってしまう(と、イメージしたのです)
そして年月が経ち、お互い歳を取り、体も不自由に。
ある日、エリーとのアルバムを見ていた時
エリーの夢を叶えてあげること自体を忘れていた自分に気付いた。
ピクニックで怪我をしてから寝た切り同然になったエリー。
そしてまもなく息を引き取ってしまった。
暗くなった教会で、ひとり佇むカールがそこに居た。
冒頭の少年時代こそエリーとの出会いでのセリフがありましたが
そこから、カールがひとりぼっちになるまではサイレント映画。
追想するココまでが、可也の仕上がりであったと思う。
静かに流れるエリーの人生を観ているワタシはウルウル状態でした。
どちらかといえば、ココまでが傑作で、それ以降は
別に冒険活劇などなくても、ただ単に風船で家を飛ばし
憧れの地に近づこうするだけで、簡単に終わらせても良かった気がした。
おまけ)
・老人ホームへの切符は市の職員が通知に来るんですね。
そして当日はホームの代行(運転手)が荷物の運搬のように訪問に来る。
エリーが生きていたなら、立ち退きもホームへも一緒に入ったでしょう。
・あの、4点杖は世界共通なんでしょう。
さすがにテニスボールは、くっ付いてませんけどね。
・衣服の質感が素晴らしかった!。まるで本物の人形劇みたいである。
カールとエリーのキーホルダーが欲しくなってしまった。
----------------------------------------------------------
監督:ピート・ドクター
脚本:ピート・ドクター/ボブ・ピーターソン
撮影:―
音楽:マイケル・ジアッキノ
声の出演:エドワード・アズナー/ジョーダン・ナガイ/ボブ・ピーターソン
『カールじいさんの空飛ぶ家』
字幕版の3Dを初体験!
この立体映像に改めて再認識させられたことがあった。
今までは映像が飛び出す!というイメージの3Dであったが
確かに本作も映像自体はところどころ飛び出しては来たが
今回、字幕が付くことで字幕自体の位置(ココで言う位置は前後のこと)が
スクリーンの定位置であり、その字幕位置の恩恵により
本編の映像は、意外にも奥行き感を増したように感じられた。
飛び出し!びっくり映像は、もうすでに
何本かの作品により慣れっこになって来ていたので
そんなには驚くようなシーンはないんですが
その、奥行きという感覚は、意外にも意識したことがなかったのです。
でも、ときどき、映像の方が明るくて
字幕が透けてしまう場面があり、その時だけは
ちょっとまだ、完全ではないな!という印象を受けましたね。
◇
古いけれど手入れの行き届いた一軒家に暮らす老人カール・フレドリクセン。
開発の波が押し寄せる中、頑なに家を守り抜いてきた。
そこは、いまは亡き最愛の妻エリーとの素敵な思い出に満たされた、
かけがえのない場所だった。しかし、ついにカールは家を立ち退き、
施設に入らなければならなくなる。
そして迎えた立ち退きの日の朝、なんとカールは無数の風船を使って
家ごと大空へと舞いあがるのだった。それは、
エリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール”への大冒険の始まり。
ところがその時、少年ラッセルが空飛ぶ家の玄関に。
驚いたカールは渋々ながらもラッセルを招き入れ、
一緒に旅をするハメになるのだが…。
<allcinema>
◇
最愛の妻エリーとの最初の出会いは少年時代の冒険ごっこだった。
同じく冒険に憧れる男の子のような女の子エリー。
いつしかふたりは冒険が縁で結婚をし、いつかはふたりで
憧れの地「パラダイス・ウォール」に行きそこで暮らすことを誓う。
幸せだったふたりの生活。だがある日、エリーは流産したことから
二度と子供が作れない体となってしまう(と、イメージしたのです)
そして年月が経ち、お互い歳を取り、体も不自由に。
ある日、エリーとのアルバムを見ていた時
エリーの夢を叶えてあげること自体を忘れていた自分に気付いた。
ピクニックで怪我をしてから寝た切り同然になったエリー。
そしてまもなく息を引き取ってしまった。
暗くなった教会で、ひとり佇むカールがそこに居た。
冒頭の少年時代こそエリーとの出会いでのセリフがありましたが
そこから、カールがひとりぼっちになるまではサイレント映画。
追想するココまでが、可也の仕上がりであったと思う。
静かに流れるエリーの人生を観ているワタシはウルウル状態でした。
どちらかといえば、ココまでが傑作で、それ以降は
別に冒険活劇などなくても、ただ単に風船で家を飛ばし
憧れの地に近づこうするだけで、簡単に終わらせても良かった気がした。
おまけ)
・老人ホームへの切符は市の職員が通知に来るんですね。
そして当日はホームの代行(運転手)が荷物の運搬のように訪問に来る。
エリーが生きていたなら、立ち退きもホームへも一緒に入ったでしょう。
・あの、4点杖は世界共通なんでしょう。
さすがにテニスボールは、くっ付いてませんけどね。
・衣服の質感が素晴らしかった!。まるで本物の人形劇みたいである。
カールとエリーのキーホルダーが欲しくなってしまった。
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監督:ピート・ドクター
脚本:ピート・ドクター/ボブ・ピーターソン
撮影:―
音楽:マイケル・ジアッキノ
声の出演:エドワード・アズナー/ジョーダン・ナガイ/ボブ・ピーターソン
『カールじいさんの空飛ぶ家』
序盤だけで十分な気がしました。
誘拐罪で逮捕・・ってなリアルな展開が拝めず、ガッカリでした(おいおい)
序盤だけで、ほんとうの良かったですよね^^;
上映時間20分という短編映画にするか、
ピクサー映画独特の冒頭のおまけ映像的扱いでよかったかも。
>誘拐罪で逮捕・・ってなリアルな展開が拝めず、ガッカリでした(おいおい)
アドベンチャー映画から社会派サスペンスに移行したほうがワタシは好きです。
犬ネタに、もしかしてスベッている?とも感じました(笑)
TBありがとうございました。
しばらくブログ放置していたので、お返しが遅れてしまいました(汗)
空飛ぶ…より、引きずる?みたいな家でしたが(苦笑)
冒頭の2人のシークエンスはウルウルでしたね。
ある程度の年齢者限定でしょうか?(爆)
冒頭の15分間はほんとうによかった!
こういうのを見ると連れ合いは大事にしなくちゃ!って気持ちになります(苦笑)
あの風船は綺麗でしたね。
家は無理だとしても車なら一度試してみたいかも(爆)
まぁまぁでした。
敢えて3Dを外した気持ちが分かる気がします。
この作品は2Dの方が明るくて画面が大きく見えますからね^^
今年もよろしくお願いします。