
評価★★★☆【3.5点】
夜空を彩る無数のイナゴに台湾のランタン祭り思い出す。
◆
イスラ・ヌブラル島の大噴火から4年。
オーウェンは人里離れた山奥でクレアと
14歳になったメイジーと3人で暮らしていた。
ある日、オーウェンは我が子を連れたブルーと再会する。
ところがその矢先、ブルーの子どもが何者かに誘拐されてしまう。
怒り狂うブルーに、必ず子どもを取り戻すと約束するオーウェン。
そんな中、イナゴの大発生による農作物被害を調査していた
エリー・サトラー博士は、バイオテクノロジー分野の
巨大企業バイオシンが関係していると疑念を抱き、
かつてのパートナー、
アラン・グラント博士に助言を求めるのだったが…。
<allcinema>
◆
このシリーズの最終章、だよね。
たぶん最終となる本作は舞台設定を都会に移動させたことで
見方によっては『ジュマンジ』のような体で体現できてしまう。
個人的には、本作の前にもう一本繋ぎとして製作した方が
もっとスムーズにドラマに没入できる気がしたが、まあいいや。
要はすべてに於いて唐突感があり、恐竜たちとの共存生活?
もうそこまで年月が経っていたのね。みたいな。
前作のラストで我々の住む世界に放たれた恐竜たちとはいえ
冒頭のテロップによる説明は、おそらく映画1本分に匹敵する感じ。
どうなんでしょうね。
前シリーズの出演者総動員で同窓会的な流れはドラマのなかで
チョイとばかり無理があったのではないか。
恐竜にしても最強伝説だったTレックスの存在自体を脅かす
新たな恐竜の出現やクローン少女など目新しさはそこそこあるけど
結局のところ風呂敷を広げ過ぎて最終的な落としどころが曖昧で
新薬が発見されるであろう希望だけに頼ってしまい
若干の物足りなさが残る完結編となりました。
◆
【今週のツッコミ】
・クローン少女を題材にしたスピンオフをお願いします。
・または、「ブルーの恩返し」みたいなハートフルドラマ希望。
・巨大イナゴ軍団に囲まれるところヒッチコックの『鳥』のよう。
・巨大企業バイオシンのCEOの人望のなさが気の毒すぎる。
普通、部下たちにこれほど裏切られるトップはめずらしい。
・傭兵のオネーさんが意外と萌えキャラだった。
・1993年の第一作の衝撃はやはりずば抜けていたな~。
当時、グラント博士の涙はワタシの涙でもあったのです。
------------------------------------------------------------------------------
監督:コリン・トレヴォロウ
脚本:エミリー・カーマイケル、コリン・トレヴォロウ
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ローラ・ダーン
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
夜空を彩る無数のイナゴに台湾のランタン祭り思い出す。
◆
イスラ・ヌブラル島の大噴火から4年。
オーウェンは人里離れた山奥でクレアと
14歳になったメイジーと3人で暮らしていた。
ある日、オーウェンは我が子を連れたブルーと再会する。
ところがその矢先、ブルーの子どもが何者かに誘拐されてしまう。
怒り狂うブルーに、必ず子どもを取り戻すと約束するオーウェン。
そんな中、イナゴの大発生による農作物被害を調査していた
エリー・サトラー博士は、バイオテクノロジー分野の
巨大企業バイオシンが関係していると疑念を抱き、
かつてのパートナー、
アラン・グラント博士に助言を求めるのだったが…。
<allcinema>
◆
このシリーズの最終章、だよね。
たぶん最終となる本作は舞台設定を都会に移動させたことで
見方によっては『ジュマンジ』のような体で体現できてしまう。
個人的には、本作の前にもう一本繋ぎとして製作した方が
もっとスムーズにドラマに没入できる気がしたが、まあいいや。
要はすべてに於いて唐突感があり、恐竜たちとの共存生活?
もうそこまで年月が経っていたのね。みたいな。
前作のラストで我々の住む世界に放たれた恐竜たちとはいえ
冒頭のテロップによる説明は、おそらく映画1本分に匹敵する感じ。
どうなんでしょうね。
前シリーズの出演者総動員で同窓会的な流れはドラマのなかで
チョイとばかり無理があったのではないか。
恐竜にしても最強伝説だったTレックスの存在自体を脅かす
新たな恐竜の出現やクローン少女など目新しさはそこそこあるけど
結局のところ風呂敷を広げ過ぎて最終的な落としどころが曖昧で
新薬が発見されるであろう希望だけに頼ってしまい
若干の物足りなさが残る完結編となりました。
◆
【今週のツッコミ】
・クローン少女を題材にしたスピンオフをお願いします。
・または、「ブルーの恩返し」みたいなハートフルドラマ希望。
・巨大イナゴ軍団に囲まれるところヒッチコックの『鳥』のよう。
・巨大企業バイオシンのCEOの人望のなさが気の毒すぎる。
普通、部下たちにこれほど裏切られるトップはめずらしい。
・傭兵のオネーさんが意外と萌えキャラだった。
・1993年の第一作の衝撃はやはりずば抜けていたな~。
当時、グラント博士の涙はワタシの涙でもあったのです。
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監督:コリン・トレヴォロウ
脚本:エミリー・カーマイケル、コリン・トレヴォロウ
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ローラ・ダーン
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
傭兵のオネーサンって、あの国籍不明の白い服の人?
あの人意味あり気だったのに、前半で消えちゃいましたね。
最終的には広大なドロミテ山脈の中に恐竜を住まわせるったって、空を飛ぶ翼竜や海の中の恐竜は
どうやって保護区に留めておけるというのでしょうね!?
とにかく部下からの信頼度ゼロというのがコントネタみたいでした。
ワタシの一押しのオネーさんは黒人パイロットの方です。
ラストで自家用飛行機買ってた人です。
国籍不明の白い服の人は途中で退場されたようで彼女の立ち位置がイマイチわからなかったです。
>空を飛ぶ翼竜や海の中の恐竜
まさにそれ!
おっしゃるように陸はいいけど空と海は境界線無いですからね。どうするんだろう。
このシリーズをあまり真剣に観てこなかったので、
終始「ふーん」という感じでしたが、
日本にあのサイズの恐竜たちが跋扈していたら、もうウルトラマンの出番ですな。
その後の作品、いや、他の恐竜映画も含めて徐々に高揚感はなくなりました。
本作品は最終章ということでしたが、その割にもうひとつ盛り上がらなかったのが残念でした。
いっそのこと、他社とコラボしてハルク辺り出せばいいのに。
今頃やっと観に行ったんですが、実は今回はもういいかなぁ~って気分でした。でも、観てよかったです。
ただただ、冒険活劇として楽しんだってことで満足しました。
それにしても、あれだけ巨大生物がいたら、
怪獣の後始末じゃないけど、生かすのはもちろん、その死骸もけっこうたいへんだろうなぁ~~。
あっ、ブルーの恩返し!1票。
サブタイトルの新たな支配者という理由だけ考えるとまだまだこの先も続編が作れそうですが
さすがにそこまでいくと解決策考えるのが大変でしょうね。
>怪獣の後始末
お!これこそ我がに日本の特撮映画が大コケしたのでハリウッドでリメイクしてほしいです。
ブルーの恩返しに女性票1票ありがとうございました(笑)