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天気の子

2019年07月20日 17時04分39秒 | 映画 た行
評価★★★★【4点】




新海誠だから観ないわけにいかない。



天候が不順で雨が降り続く夏の東京。
離島の実家を家出した高校生の森嶋帆高は、
なかなかバイト先を見つけられず、
東京の厳しさに打ちのめされかけていた。
そんなとき、小さな編集プロダクションを経営する
須賀圭介に拾われ、住み込みで働くことに。
さっそく事務所で働く女子大生の夏美とともに、
怪しげなオカルト雑誌のための取材を任された帆高。
やがて彼は、弟とふたりで暮らす明るい少女、
天野陽菜と出会う。
彼女にはある不思議な能力があった。
なんと彼女は、祈るだけで雨空を青空に変えることが
できるのだったが…。
<allcinema>



ハリウッド映画のように一つのヒーロー像として
描いてないところが好印象。
たまたま手に入れた特殊能力により“100%晴れ女”として
この世に君臨するわけだが、少年と出会わなければ
その能力も世間に知られることもなかったわけだ。

異常気象による雨続きの東京と言う設定は
ある意味、今現在の梅雨入り真っ盛りの日本と重なり
タイムリーな気がするし、その異常気象に対し
祈るだけで晴天にしてしまう能力は全国からオファー殺到だ。

しかし、得るものがあれば失うものがあるという名言に沿い
ヒロイン自身も知らなかったことが判明してしまう。

ここから少年がヒロインを救おうと一心不乱に突き進んでいく。

どうなんでしょう、『君の名は』ほど吸引力はないが
新海誠監督らしいドラマと映像表現は十分堪能できた感じだ。



【今週のツッコミ】

・チャカ(拳銃でいいやん)よりも刃物系の方が日本人にとって
 恐怖に映ると思うのだが。。。

・できるなら、新海誠作品全般をハリウッドで実写化してほしい。
 
・夏美の声を担当した本田翼がなかなかよかったよ。
 これで『空母いぶき』の汚名返上だな(おい)

・ずっと年上だと思っていたら、実は年下と知った時の反応って
 愛しくなるのかな。逆にさらに年上だったら引いたりして^^;

・っていうか年齢なんて関係なし!。それはただの数字だから。
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監督:新海誠
脚本:新海誠
音楽:RADWIMPS
出演:醍醐虎汰朗/森七菜/本田翼

『天気の子』

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2 コメント

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Unknown (mariyon)
2019-07-31 09:50:54
この長梅雨の時期に公開って
ピッタリでしたよね。さすがは深海監督(笑)
あのラスト、けっこう好きです。
東京だけがそのまま雨のなかって言うの。

ただ、主人公2人の背景が、特に少年のほうのが
まったく描かれていないのは、どうなんでしょうか?
そして、何も知らなままに自分の能力を使って
それがゆえに人柱になると言うのは、
日本のホラー映画のような気も。
なんとなく納得できないもやもや残りました。
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mariyonさんへ (ituka)
2019-07-31 21:48:28
ラストはそうなってほしい!と思っていたからホッとしました。
っていうか、どんなラストだったか思い出していたのです^^;
特殊能力を得る過程があまりにあっけないのは愛嬌ですね。
あとはそれをどう使うかという面で、意外に庶民的だったのが微笑ましいです。
X-MENのようなヒーローと違うところは日本的ですよね(笑)
しかし、代償がきつかったですね。最後は解決するけど^^
返信する

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