評価:★★★☆【3.5点】
名匠ポール・グリーングラスだから当然期待値上がってしまう。
しかし、終わってみればシリーズ中、最も普通な作品だった。
◇
全ての記憶を取り戻したジェイソン・ボーンが消息を絶ってから
何年もの月日が経ったある日、元同僚のニッキーは
ギリシャに潜伏している彼との接触を試みる。
ニッキーはハッカーグループと手を組み、
CIAのサーバーから極秘情報を盗み出していた。
その中には“トレッドストーン計画”の全貌と
それに関わったボーンの父親の情報も含まれていた。
しかしCIA長官のデューイはニッキーの足取りを追跡し、
ギリシャに凄腕暗殺者アセットを送り込む。
そんな中、野心を秘めたCAIの若手エージェント、
ヘザー・リーは、強引なデューイとは距離を置き、
ボーンを再びCIAに引き戻そうと画策するのだったが…。
<allcinema>
◇
もちろん、これもポール・グリーングラスだからであって
必然的に期待するのも仕方のないことだ。
過去作『ボーン・スプレマシー』から始まり『ユナイテッド93』
『ボーン・アルティメイタム』『グリーンゾーン』ときて
あの傑作映画『キャプテン・フィリップス』なのだから当然だ。
そういう期待値を持ちながらの鑑賞だったので
今回の作品の出来には、監督の力量に対しチョイ期待外れ。
企画、製作過程の中でとことん練り倒すといった時間がなかったのかも。
ある意味やっつけ仕事みたいな。。。(知らんけど)
得意のカーチェイスを独自の感性で描く徹底したリアリズムは
今回も十分堪能させてもらいましたが、
やはりこれもなにかもの足らず、それまで新手の手法で
驚きを提供してくれていたワクワク感がなく作品全体通しても、である。
【今週のツッコミ】
・シリーズ通して内容を覚えているわけではないんだけど
これって完全に『ボーン・レガシー』の内容は関係ないってやつ?
主演もジェレミー・レナーだったしね。
・除雪車もビックリのハイパワー・SWAT車両の弱点は屋根だった。
・顔の半分が流血状態なのに普通に街中に溶け込もうとする
ボーンの神経が分からない。
ニッキ―にしろヘザーにしろ、「顔にケチャップ付いてるよ」と言ったげて。
・劇中、何度も“スノーデン並みの…”が出てくるたびに
ジョセフ・ゴードン=レビットの次回作が観たくなる。
・ヒロインに今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアリシア・ヴィキャンデル。
国家レベルの数々のスパイ映画に引っ張りだこなんだが
ワタシ的には『エクス・マキナ』のロボット役の美しさが素晴らしく
オカマちゃんの妻役オスカーよりも印象的(←それ観てねーじゃん)
・そういえば『ボーン・アルティメイタム』でニッキーはとっくに
お亡くなりになっていたと大きな勘違いしてた^^;
あのころはショートヘアーで可愛らしかったのにね。
・BOSS叔父さんも随分お年を召されてましたなー。
ワタシがキャスティング・ディレクターなら
悪徳長官には是非ともチャールズ・ダンスを配置したい(笑)
--------------------------------------------------------
監督:ポール・グリーングラス
脚本:ポール・グリーングラス/クリストファー・ラウズ
音楽:ジョン・パウエル/デヴィッド・バックリー
出演:マット・デイモン/ジュリア・スタイルズ/アリシア・ヴィキャンデル/
ヴァンサン・カッセル/トミー・リー・ジョーンズ/
『ジェイソン・ボーン』
名匠ポール・グリーングラスだから当然期待値上がってしまう。
しかし、終わってみればシリーズ中、最も普通な作品だった。
◇
全ての記憶を取り戻したジェイソン・ボーンが消息を絶ってから
何年もの月日が経ったある日、元同僚のニッキーは
ギリシャに潜伏している彼との接触を試みる。
ニッキーはハッカーグループと手を組み、
CIAのサーバーから極秘情報を盗み出していた。
その中には“トレッドストーン計画”の全貌と
それに関わったボーンの父親の情報も含まれていた。
しかしCIA長官のデューイはニッキーの足取りを追跡し、
ギリシャに凄腕暗殺者アセットを送り込む。
そんな中、野心を秘めたCAIの若手エージェント、
ヘザー・リーは、強引なデューイとは距離を置き、
ボーンを再びCIAに引き戻そうと画策するのだったが…。
<allcinema>
◇
もちろん、これもポール・グリーングラスだからであって
必然的に期待するのも仕方のないことだ。
過去作『ボーン・スプレマシー』から始まり『ユナイテッド93』
『ボーン・アルティメイタム』『グリーンゾーン』ときて
あの傑作映画『キャプテン・フィリップス』なのだから当然だ。
そういう期待値を持ちながらの鑑賞だったので
今回の作品の出来には、監督の力量に対しチョイ期待外れ。
企画、製作過程の中でとことん練り倒すといった時間がなかったのかも。
ある意味やっつけ仕事みたいな。。。(知らんけど)
得意のカーチェイスを独自の感性で描く徹底したリアリズムは
今回も十分堪能させてもらいましたが、
やはりこれもなにかもの足らず、それまで新手の手法で
驚きを提供してくれていたワクワク感がなく作品全体通しても、である。
【今週のツッコミ】
・シリーズ通して内容を覚えているわけではないんだけど
これって完全に『ボーン・レガシー』の内容は関係ないってやつ?
主演もジェレミー・レナーだったしね。
・除雪車もビックリのハイパワー・SWAT車両の弱点は屋根だった。
・顔の半分が流血状態なのに普通に街中に溶け込もうとする
ボーンの神経が分からない。
ニッキ―にしろヘザーにしろ、「顔にケチャップ付いてるよ」と言ったげて。
・劇中、何度も“スノーデン並みの…”が出てくるたびに
ジョセフ・ゴードン=レビットの次回作が観たくなる。
・ヒロインに今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアリシア・ヴィキャンデル。
国家レベルの数々のスパイ映画に引っ張りだこなんだが
ワタシ的には『エクス・マキナ』のロボット役の美しさが素晴らしく
オカマちゃんの妻役オスカーよりも印象的(←それ観てねーじゃん)
・そういえば『ボーン・アルティメイタム』でニッキーはとっくに
お亡くなりになっていたと大きな勘違いしてた^^;
あのころはショートヘアーで可愛らしかったのにね。
・BOSS叔父さんも随分お年を召されてましたなー。
ワタシがキャスティング・ディレクターなら
悪徳長官には是非ともチャールズ・ダンスを配置したい(笑)
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監督:ポール・グリーングラス
脚本:ポール・グリーングラス/クリストファー・ラウズ
音楽:ジョン・パウエル/デヴィッド・バックリー
出演:マット・デイモン/ジュリア・スタイルズ/アリシア・ヴィキャンデル/
ヴァンサン・カッセル/トミー・リー・ジョーンズ/
『ジェイソン・ボーン』
そういえば最後のほうでボーン、撃たれた?んですよね??
でもいつでもピンピンしてた~(爆
でも体感的に好みでした~(汗
お腹に銃弾受けたのに「アイタタタ!」程度だったので
一瞬、防弾チョッキ着てたん?でしたが
生身でしたね(爆)
ワタシ的に今回は内容が薄かった気がしてもうひとつノレなかったわ^^;
アクションはよかったけど、ボーンに期待するのはもっと知的な逃走劇だったりするのでちょっと残念でした。
今回は脚本がダメだったのかな。
おっしゃる通り!知的な逃走劇なんですね。
今回はどうみても力技で、過去のイメージと全然違うんですよ。
脚本ダメでしたねー。
pu-koさんが言われてる、マット本人が脚本書けばいいに一票投じます(笑)
いやぁ~~、いつも悪口ばっかり言ってますが
彼の変わらなさに拍手です。
あの肉体をつくるって、さすがハリウッドスター様。
内容はまあ、あれでしたが、
あのカーチェイスはスクリーンで観るべきものですよね。
ベガス!壊し過ぎだけど、面白かったです。
言われるようにあのころとほとんど変わっていない強靭な肉体は
流石で一人ライザップなんでしょうかね~(笑)
今回のカーチェイスで半端ない数の車を破壊したとか
まるで70年代のカーアクション並みで
ポール・グリーングラス監督路線と微妙にちがうような気がしましたが
面白ければそれでいいですよね(笑)
映画館の席は、こんかても通路寄りでしたか ?
内容は期待するほどではなかったけど
こうして新たな展開に何としても持って行こうとする努力は良いですね(笑)
映画館の席は出入り口と反対の通路よりでした。
こちらはエンドロールで立ち上がる客が多いですから(笑)
レビュー書くのをやめようかとも思ったのですが書いてしまいました。
さてジェイソン・ボーンにも少々飽きてしまった感じですね。
マットとアリシアのキャスティングは良かったです。
「グリーンゾーン」は中々ナイスなドラマでした。
ワタシなんか地元弐番館上映作品など数年前のモノもさりげなくレビュー書いちゃってます。
今回もう一つ突き抜けたモノがなかっただけに残念でした。
『グリーンゾーン』はよかったですよね!
マットは第一線で活躍する兵士がホント似合います(笑)