えんかん 磐田演劇鑑賞会

観劇へのお誘い   "文化のシャワーに洗われる心"

文化座『てけれっつのぱ』

2012年07月22日 | 事務局から

磐田演劇鑑賞会 第193回例会
文化座『てけれっつのぱ』

 

7月24日(火)午後6時半開演

磐田市民文化会館(午後6時開場)

 

作品紹介
時は明治14(1881)年、商人や船乗りが往き来し活気溢れる小樽の町なかに、煮売り、代書、髪結、俥などを商う小さな店「きし屋」があった。

そこに肩寄せ合って生きているのは、年齢もバラバラ、と言って家族でもない、いわくありげな三人の女とその仲間達だった。
彼女たちはなぜ結びつき、ここ北の果て小樽にたどり着いたのか? そしてやくざから立ち退きを迫られている「きし屋」の運命は?


明治維新そして文明開化。

価値観が大きく変動する時代であった。旗本の嫁でありながら没落し、芸者となった一人の女がいた。
その女を妾とした薩摩出身の官吏とその妻。女を助ける主人思いの女中。そして女を思慕し見守りつづける俥曳きや謎の混血娘……。

様々な人生が激動のなか流転する。

その運命に流される者もいれば、立ち向かい、抗い、力強く生きようとする者もいる。


江戸の名残をとどめる文明開化の東京と、開拓まもない北海道は小樽で、愛憎と人情に満ちた悲喜劇が繰り広げられる。

 


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