いよいよ仕上げ削りです。
7’9” #2/3 7’ #2/3 の2本です。
デプスゲージは、ミツトヨ製のインチ計です。
うしろに映っているのは、愛艇のマッドリバーのモナーク。
たぶん日本で1台しかないと思っています。
カナディアン・シングルパドル・ラダー付き・一人艇
アメリカ~大阪港~秀岳荘~俺んち 2ヵ月がかりでした。
ここ何年も乗っていません。
デプスゲージはインチ計でネットからテーパーをパクるのには
この上なく便利です。算数が苦手なもんで。
ハゲ頭、老眼鏡ばれてしまいました。
トップの後とバットの前 フェルール付近の設定は
いつもてこずります。
7’6”なら45”のところですんなり設定できますが
今回のようにハンパな長さだとねじの締め加減で
わずかに変わってしまうので時間がかかります。
日曜日だし、選挙だし、月末だし、晴れてるし
マラソンもやっているから明日削るか・・・・。
朝、ブログ見て驚きました。
変なカウンターをつけているのですけど、
それが異常な数値を示しておりました。
なんじゃ、これって感じで、壊れた。ミス。何で。
考えながらリンク先の皆さんのブログを見たら
あーぁ、これだ「渓流で逢いましょう」で竹竿日記が
ブックマークに追加。
多分、犯人はこれでしょう。他に物的証拠がありません。
ありがとうございました。1日だけでも見てくれる方が
増えてとってもうれしいです。
今日は、スクラッピング。
竹の表皮はがし(削り)です。
上がたて(たち)カンナ、古道具屋さんで安いカンナを買って
ドリルで穴を開け無理やり刃を突っ込みました。
刃だけ使って削るよりきれいに水平に削れます。
下はフォームのねじを回して幅を調整するのに使う
ガッチヤァーって言うかレンチです。大きいので便利です。
また、奥様に拝み頼みまして撮っていただきました。
和カンナですから三方締めクランプは前にして
うしろへ向かって削ります。
削り前と後です。白いところをもう一度削って終了です。
竹の繊維が見えるようになりました。
この繊維がロッドの価値を決めます。
私は下手くそですからとちゅうで切れたりなくなったり
しますが、うまい人は途切れません。
このあと接着後の接着剤落としで表面を削るので
ますます繊維が途切れてしまいます。
今日1日用事がなければ作業を続けて明日から
仕上げ削りになりますが、土日ですので無理かも。
ひょっとして、お客さんが来るかも(また妄想か)
期待に胸膨らまして待ちましょう。来てチョ。
写真5枚載せれました。努力の甲斐がありました。
今日から作業再会です。
札幌は100万都市ですが、竹竿製作道具・部品等を売っている
お店はないに等しいです。ですから私は全部通販です。
今回登場のバインダーは約¥40.000もします。
当然、自作しました。カタログの写真見て
確か¥2.000くらいでできたと思います。
オレンジ色のビニールのエンドレスコードが竹棒を回して
糸を巻いていきます。
最初右回転で巻き、終わったら左回転に変えていきます。
巻き終えたら、焼きの作業に入ります。
竹の余分な水分を抜き、竹の繊維を炭素化して釣竿としての
硬度を出す為です。
男とおんなじで固くしまらないと使い物にはなりません。
今は電気式オーブンを買って使っていますが、最初は煉瓦で
ペチカ風の釜を作ってカセットコンロ3台を熱源にして焼いていました。
私の作り方で、完成時より長い竹を熱処理したり、
(オーブンからはみ出る)、
温度設定できるオーブンでも焼きむらが出来たりで
結構トライ&エラーの繰り返しました。
今回4本を焼きました。約3時間かかりました。
いっぺんに6本焼いたこともありますが
ずーと竹を回したりひっくり返したりで大騒ぎ。
仕上げ削りのあともう一度焼き作業をします。
次回は、スクラッピングで竹の表皮を削ります。
たち(たて)カンナを使います。
これも自作です。
コウ、ご期待、ナンチャッテ、ジャンジャン。
このブログは写真何枚入れられるのでしょう。
5枚入れたら更新できず変になっちゃった。
限度があるんですかねぇー。
わからん。