西本願寺は、浄土真宗本願寺派の総本山で、唐門や御影堂など国宝、重要文化財が数多くあります。
浄土真宗宗祖・親鸞の末娘「覚信尼」により1272年、京都大谷に造られた「大谷廟堂」が本願寺の起源とされています。(^。^)
1592年、顕如上人に豊臣秀吉から現在の地が与えられ本願寺が再建され、1602年には、徳川家康により教如上人に東本願寺の地が与えられました。
西本願寺は、世界文化遺産「古都京都の文化財」に指定されています。(^-^)
御影堂前の大イチョウは、江戸時代中期、1788年の「天明の大火」の際に水を吹いて御影堂を守ったと伝えられ、別名「水吹き銀杏」と呼ばれており、京都市の天然記念物に指定されています。m(._.)m
境内には、金閣・銀閣で並ぶ京都三大楼閣のひとつ「飛雲閣」が優雅な佇まいを見せています。(^。^)
飛雲閣は、境内の東南隅にある名勝「滴翠園」の池に建つ三層柿葺の楼閣建築で、初層は入母屋造に唐破風と千鳥破風を左右に、二層は寄棟造に三方には小さな軒唐破風を配し、三層は寄棟造と実に変化に富んだ屋根になっています。(^-^)
一層は主室の「招賢殿」と「八景の間」、「舟入の間」、さらに後に増築された茶室「憶昔」(いくじゃく)、二層は三十六歌仙が描かれた「歌仙の間」、三層は「摘星楼」と呼ばれています。( ^_^)/~~~
「本願寺火伏せの飛沫大銀杏
星摘む楼の飛雲閣在り」
by 祖谷馬関