大阪の、とある立飲み屋で、東京産の日本酒をいただきました。🍶
銘柄は「澤乃井」、、、純米酒で大辛口とありました。(^。^)
温燗でいただくと、キレのある辛口ですが、サラッとしていて引っかかりがない、優等生な味わいでした。(^_^)
ネットでは、「どんな肴にも合う食中酒」と評されていましたが、まさに、そんな感覚でしたね。( ^_^)/~~~
蔵元は、「小澤酒造株式会社」、所在地は東京都青梅市だそうです。
創業は、な、なんと、元禄15年(1702年)!、、、三百有余年の老舗蔵元です。(^。^)
江戸っ子は、呑むにも喰うにも、せっかちで向こう見ず、、、酒と肴は切符良く早く出さないと罵声が飛ぶとか、、、(≧∇≦)
そう考えると、食文化の一環として、澤乃井のような淡麗な酒が出回るのも分かる。🍶
冷やでも燗でも、とにかく早く出して、どんな肴にも合う食中酒?、が良い良い!(^-^)
翻って、大阪の酒は甘く重い、と言われます。m(._.)m
元禄の頃、上方と呼ばれた関西の地酒は、差し詰め、京伏見に灘五郷、それに池田の呉春や能勢の秋鹿でしょうか。( ; _ ; )/~~~
上方から江戸へ、多くの銘酒が「下り」ました。(^_^)
この「下る酒」とは逆に、当時は品質が悪く不味い酒は「下らない酒」と言われたそうです。(≧∇≦)
澤乃井は旨かった、、、これは事実です。
江戸の蔵元も大したもの、ということですね。( ^_^)/~~~
独り酒、手酌酒、、、演歌は聴かずに、下らない、いや上る銘酒を心から楽しみたい一句。
「澤乃井や江戸の下らぬ冬の燗」 祖谷馬関