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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

あの頃のクリスマスツリー

昨日に続いてクリスマスの話題ですが、昔、中学生の頃から、日曜の夜な夜な聴いていた深夜ラジオ「ぬかるみの世界」での想い出話。(^。^)

このラジオ番組のパーソナリティーは、当時、若手落語家として売れっ子だった笑福亭鶴瓶さんと放送作家の新野新さんでした。(^-^)

日曜深夜にも関わらず、若者世代に大人気のオバケ番組でしたが、確かに中高生だった馬関のハートに響くオモロイ話が盛りだくさんでした。(^_^)

その中でも、鶴瓶さんの幼少期のお話、、、それもクリスマスに因んだ想い出話が今も心に残っています。(^。^)

(鶴瓶さん)
「僕らの小学生の頃なんか、クリスマスっちゅうても、特別なことするわけやなかったんやけど、サンタクロースがプレゼントをくれることは半信半疑でおったな。友だちが朝起きたら枕元にプラモデルが届いてたとか言うてね。その友だちの家は金持ちで、遊びに行ったら玄関先に大きなクリスマスツリーがあってね。僕は、プレゼントよりもそのクリスマスツリーに憧れて、家に帰ってから、オカンに、うちもクリスマスツリー買ってくれ!ってゴネてネダッてね。そしたら、オカンが、五段くらいあるタンスの引き出しを上から順に開けていってね。上の方は小さい幅で引き出して、下に行くほど大きな幅にしていくねん。ほんでから、引き出しの中のシャツやらタオルやらを出して、引き出しの縁にベロンとぶら下げてね。中にはオカンの赤い毛糸のパンツやら、オトンのラクダ色のパッチがあったりして色とりどりなんやけど。そんなタンスの作品をつくり上げて、オカンが言うには、これがうちのクリスマスツリーや!、ってね!、、、僕は、泣きながら、こんなんクリスマスツリーちゃうわ、って言うて、オカンの顔見たら、オカンも泣いとったんやわ。僕も、子供心にオカンを困らせたなと反省したような想い出があるんですわ。ねぇ、新野先生!」

ってな具合でしたが、今なお、クリスマスツリーと聞くと、この話を思い出すのは何故でしょうね?(°▽°)

「赤パンもポインセチアの花の色」 祖谷馬関

(注)ポインセチアは冬の季語。トウダイ草科の常緑低木。クリスマスが近くなると鉢物が花屋に出回り目をひく。十一~十二月頃に茎の上部の苞葉が赤やピンク、乳白色に変色して美しい。黄緑色の小さな花が苞葉の中心に咲くが目立たない。

コメント一覧

iyabakan2020
goohanasaku様
コメントありがとうございます。
昭和の旧き良き時代の話ですが、庶民は皆、一様に貧しい生活だったと思います。
長屋暮らしでは、お裾分けや醤油などの貸し借りも日常の風景でした。(^。^)
それにしても、ぬかるみの世界は、うだうだと取り留めもない話が、鶴瓶・新野お二人独特の感性で繰り広げられる、奥の深いラジオ番組でしたね。(°▽°)
goohanasaku
今晩は〜。

鶴瓶さんのそのお話〜、すごく心に響きましたわ〜💓

クリスマスツリーは、今では、あたり前だったりしますが、
鶴瓶さんの子供の頃とかは、お家に飾られているのは、
裕福なお家くらいだったかも(?)しれませんね・・・。

鶴瓶さんも泣いていたけれど、お母さんも泣いていたって言うところが、
なんとも言えませんね・・・。

ティーガーデン
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