昭和63年、旧府知事公舎敷地に建設され、演劇や音楽活動の場として利用されていますが、この一角に「区民誇りの木」であり、京都府の天然記念物である「エノキ」の巨木があります。(^-^)
すぐ北隣には「金剛能楽堂」があり、その境の壁際に聳える大樹は、天然記念物指定時には、まだ京都府公館が建設されていなかったので、指定名称は「旧府知事公舎のエノキ」になった模様です。(^_^)
公館には、日本庭園「京都府公館庭園」が併設されており、作庭されたのは僧侶でもある「枡野俊明」氏で、同庭園内にある茶室は「中村昌生」氏によるもの。(^。^)
前身の「京都府知事公舎」が中立売御門前に完成したのは大正9年、和洋折衷の近代的な建築だったそうですが、公舎としての使用頻度が減少し現在の府公館に建替えられました。( ; _ ; )/~~~
今は、敷地内に残るエノキの大木が、連綿とした知事公舎の歴史を物語るばかりです。( ^_^)/~~~
「御所拝し能楽堂の演聴きて
民を守りしエノキの大樹」
by 祖谷馬関