「北山台杉」の原型と呼ばれる「伏条台杉」、、、上桂川源流域で古くから根付いており、下枝が枯れず深い積雪に耐える強靱な粘りを持ちます。(^。^)
樹齢600年、胸高周囲10m、樹高50mにもなる巨木群は、圧倒的な存在感を示しています。(^-^)
数ある伏条台杉群の中で「平安杉」と名付けられている古木は、その名の通り、樹齢1200年という平安時代から生き続けているそうです。(^_^)
此処に、「伏条台杉」とは、横に伸ばした枝が雪の重みで垂れ下がって地面に着き、根を出した枝が幹となり新しい株として成長して繁殖していく特徴があります。(^。^)
1本の木から枝を頻繁に切って利用したことから基部の部分だけが肥大化して、やぐら(台)のようになったことから「伏条台杉」と呼ばれているそうです。(^-^)
片波川の源流地域は、古くから皇室ゆかりの御料地として守られてきたと伝わる原生的な自然環境が残る地域で、この貴重な伏条台杉群は、平成11年に京都府天然記念物に指定されました。(^。^)
また、自然度の高い貴重な植生を残すこの地域一帯は、京都府自然環境保全地域の第1号に指定され、大切に守られています。( ^_^)/~~~
「泰然と平安杉の聳え立つ
下黒田にて振り仰ぐ空」
by 祖谷馬関