燗酒の旨い季節になりました。(^。^)
過日、初めての居酒屋にチャレンジしました!、、、五十路を超えて、けっこう勇気が要るもんです。(^_^)
常連でいっぱいの馬蹄型カウンター、それにテーブルが少々、、、小さな居酒屋です。(^。^)
品書きは、魚が中心で、刺身盛りはもちろん、握りや巻き寿司もあり、地酒として、埼玉の「琵琶のささ浪」、それに、山形の「米沢カッパ」がラインナップ、、、どれも辛口の純米酒です。(^_^)
初顔合わせの大将ですが、「大将、米沢カッパ超辛口、燗できる?」なーんて馬関が訊いたら、、、
こちらをチラ見した大将から「純米酒なんで冷やが良いかと」、、、
馬関は、さらに「燗酒できないの?」、、、
大将、あきらめて「温燗なら、出来ますよ」 ( ^_^)/~~~
なーんだ、温燗できるなら、素直に言ってよ、、、燗酒が好きなんだから、「温燗」で、自由に飲ませてね。(^。^)
さて、米沢カッパ超辛口、、、温燗でも確かに辛い!、、、ただ、しばらくすると、後味がほんのり甘く、のどにへばり付く感じ!(≧∇≦)
二杯目の「琵琶のささ浪」は、さらりとして、味わいに欠ける酒でしたが、辛さだけは訴えて来たなぁ!(^_^)
地酒の評価は散々ですが、肴は良かった!
まず、突き出し代わりに頼んだ「じゃこおろし」がサイコー!(^-^)
大根おろしの山に、しらすがてんこ盛り。
あ、正確には、これ、「しらすおろし」でしたね。m(._.)m
そのあと、「鯵のなめろう」ときたら、大将の包丁捌きに見入るばかり、、、
なんと、立派な鯵を三枚に下ろすところから、カウンターから至近距離での調理実演!
三枚下ろしの肉厚な身をスライスして、ネギやゴマなどの薬味を加えて、出刃庖丁で叩く叩く、、、段々と「鯵のなめろう」らしくなり、オニオンスライスを下地に盛り付けて、我がカウンターに運ばれました。(^。^)
謹んでいただきましたところ、これが絶品の味!、燗酒にも合うぅぅ!🍶
閑話休題
居酒屋巡りの名著で名高い作家、太田和彦さんが「居酒屋の流儀」という著作で、好みのお通しを挙げておられます。
・ジャコと大根おろし
・残ったダシ昆布を酒醤油でサッと煮たもの
・おいしいきゅうりぬか漬5切れ
・若布(わかめ)とミョーガの三杯酢
・浅蜊(あさり)と針ショーガの煮びたし
・残ったダシ昆布を酒醤油でサッと煮たもの
・おいしいきゅうりぬか漬5切れ
・若布(わかめ)とミョーガの三杯酢
・浅蜊(あさり)と針ショーガの煮びたし
なかなか渋いですね、さすがに通だ!
太田名人も推薦する「じゃこおろし」、、、今夜、巡り会えた幸せに乾杯の一句。
「秋麿しひやおろし又じゃこおろし」 祖谷馬関