東大寺の二月堂において、3月1日より2週間にわたって行われます。
行中の3月12日深夜には、「お水取り」、すなわち、若狭井という井戸から観音様にお供えする「お香水」を汲み上げる儀式が行われ、行を勤める練行衆の道明かりとして、夜毎、大きな松明に火がともされるのです。
このため「修二会」は、「お水取り」・「お松明」とも呼ばれるようになったそうです。(^-^)
修二会を勤める練行衆は、11名の僧侶から成り、3月1日から14日までの間、二月堂において、修二会の本行をお勤めになります。(^_^)
お水取りと言えば、松尾芭蕉の名句「水取りや氷の僧の沓の音」を思い起こしますが、さだまさしさんのナンバー「修二会」の歌詞に、本歌取りのようなフレーズが登場します。(^-^)
♬ 此処は女人結界、君は格子の外におり、息を殺して聞く南無観世音、籠りの僧の沓の音 ♬
来月はお水取り、、、大松明から放たれる火の粉の乱舞が終わる頃には、近畿にも春が訪れると言われています。( ^_^)/~~~
「二月堂凍れる夜の水取りや
君と見上る炎か闇か」
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by 祖谷馬関