梅に鶯、と言われますが、季節はすでに桜満開、、、うちの近くの鶯は、例年、梅の季節には鳴かずに、お水取りの終わる三月半ばから、ぼちぼち練習を始め、桜前線と共に一人前に麗しき歌声を響かせます。(^-^)
鶯は、古来、「春告鳥」と呼ばれていますね。趣深い呼び名です。(^_^)
一方、江戸時代・天保期の人情本(為永春水作)のタイトルにも「春告鳥」が使われています。(^。^)
あらすじは次のとおり。
日本橋徳町(石町)の富商「福富屋」の若隠居・鳥雅と深川芸者・小浜、吉原玉屋の花魁・薄雲、小間使・お民との色模様を主題に、鳥雅とお民が結ばれるまでを描いたもの。(^-^)
人情本、しかも、男女の色恋沙汰に「春告鳥」はいただけないですよねぇ?、と思いきや、現代の歌謡曲にも「春告鳥」が、、、!(◎_◎;)
こちらは、洛中は衣笠の古寺(等持院?)を舞台に、しっとりと恋の終わりが歌われています。( ; _ ; )/~~~